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(回答先: 英与党党首選、ジョンソン氏優勢揺るがず/日経デジ 投稿者 仁王像 日時 2019 年 7 月 23 日 20:19:16)
英 ジョンソン氏が首相就任へ〜イギリスの次の首相はどんな人?/nhk
2019年7月24日 4時26分英 EU離脱
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190724/k10012005911000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_005
イギリスで行われた与党・保守党の党首選挙で前の外相のボリス・ジョンソン氏が勝利し、24日、首相に就任します。ただ、EU=ヨーロッパ連合からの離脱の進め方をめぐりジョンソン氏に反発する複数の閣僚がすでに辞任の意向を表明していて、ジョンソン氏は首相に就任した直後から難しい対応を迫られることになります。
イギリスでは、23日、与党・保守党の党首選挙の結果が発表され、前の外相のボリス・ジョンソン氏が新しい党首に就任しました。
これを受けて、24日にはメイ首相がバッキンガム宮殿を訪れてエリザベス女王に辞任を申し出てその後、ジョンソン氏が女王からの任命を受けて首相に就任することになっています。
EUからの離脱についてジョンソン氏は、イギリスが離脱する期限の10月末にEUとの合意がない場合、そのまま離脱に踏み切ることも辞さない強硬な姿勢を示しています。
しかし、これに反発するハモンド財務相など複数の閣僚はすでに辞任の意向を表明しているほか、イギリス議会では、「合意なき離脱」を避けるべきだという議員が多数を占めています。
また、EUは離脱協定案の再交渉には応じないとしていて事態はこう着しています。
離脱の期限までおよそ3か月しかない中で、指導力を発揮し、離脱を成し遂げることができるのか、ジョンソン氏は首相に就任した直後から難しい対応を迫られることになります。
ジョンソン氏がイギリスの次の首相に就任することについて、ロンドンの市民からは期待や失望などさまざまな意見が聞かれました。
イギリス議会の近くで働いているという男性は「ジョンソン氏ならメイ首相よりも多くのことを成し遂げてくれるだろう。EUから離脱しても世界とよりよい関係を結んでくれるはずだ」と話し、ジョンソン氏の行動力に期待を寄せていました。
一方、市内に住む若い女性は「イギリス国民全体ではなく有権者全体の数パーセントが賛成票を入れただけなのにジョンソン氏が首相になるとは最悪だ。国はそのうち行き詰まり、離脱問題も立ちゆかなくなるだろう」と話し、ジョンソン氏が首相に就任することに失望していました。
また、別の男性は「誰が首相になっても大した違いはない。首相の顔が変わるだけだ」と冷静な見方を示しました。
イギリスのシンクタンク「欧州改革センター」の外交部門の責任者、イアン・ボンド氏は、ジョンソン氏について「カリスマ性のある政治家だが、細部にわたって難しい交渉ができるのか、メイ首相にはできなかったことを成し遂げることができるのかが問われている」と述べました。
そして、EUからの離脱をめぐり議会では合意なき離脱に反対する声が多数を占めている上、EUが離脱協定案の再交渉には応じないとする姿勢に変化はみられず、何らかの進展を勝ち得るのは非常に難しいという見方を示しました。
また、10月末の離脱の期限について「ジョンソン氏は『総選挙をするので、期限を延長してほしい』などと言いだすかもしれないが何が起こるのか、誰にもわからない」と述べました。
一方、日本との関係については大きく変わることはないという見方を示し、「保守党としては、日本が経済面でのパートナーとして最も重要な国のひとつだと認識している。ただ、離脱によって、イギリス国内でビジネスを行う日本企業からの信頼が失われているので、日本との関係を再構築していく必要がある」と述べました。
イギリスとの協議にあたるEU=ヨーロッパ連合のバルニエ首席交渉官は23日、ツイッターに「イギリスでの『離脱協定案』の批准と秩序だった離脱の実現に向けて、ジョンソン氏とともに建設的に取り組んでいくことを楽しみにしている」と投稿しました。
「離脱協定案」は離脱の条件を定めたもので、イギリスとEUは去年11月に合意していましたが、イギリス議会による否決が続いています。
バルニエ首席交渉官のコメントは「離脱協定案の批准」と言及することで、イギリス側が求める再交渉には応じない考えを改めて示しています。
イランのザリーフ外相は、ジョンソン氏がイギリスの次の首相に選ばれたことについてツイッターで祝福したうえで、「イランは対立を求めてない」と書き込み、タンカーの拿捕(だほ)を巡って悪化する両国の関係を、改善することに意欲を示しました。
対立のきっかけとなった、イギリス領ジブラルタル当局によるイランのタンカーの拿捕については、「アメリカの要請に基づいて行われた海賊行為だ。単純な話だ」と書き込み、拿捕がアメリカの要請のもと行われたと強調し、イギリスへの直接的な非難を避けています。
・イギリスの次の首相はどんな人?/nhk
2019年7月23日 23時44分英 EU離脱
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190723/k10012005551000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_011
イギリスの次の首相に就任することになったボリス・ジョンソン氏とはどのような人物なのでしょうか。
ジョンソン氏は1964年生まれの55歳。
イギリスの名門、イートン校やオックスフォード大学を卒業しました。
23歳のとき、ジョンソン氏はイギリスの新聞社で研修生として働きますが、記事の中で歴史学者の発言をねつ造したことが発覚し、解雇されます。
しかし、その後もジャーナリズムの世界で仕事を続け、1989年から5年間は別の新聞社の記者としてベルギーのブリュッセルに駐在し、EUの前身、EC=ヨーロッパ共同体について批判的な記事を数多く書きました。
2001年、ジョンソン氏はイギリス議会下院の選挙に保守党から立候補し、初当選します。
2008年からはロンドンの市長を2期にわたって務め、2012年のロンドンオリンピックでは、主催都市の顔として大会の成功に貢献しました。
2015年に来日した際にはラグビーのイベントでみずからプレーし、10歳の日本人の男の子とぶつかって転倒させてしまう映像が世界に配信されました。
その後、ジョンソン氏は活動の舞台を再びイギリス議会に移します。
2016年、イギリスがEUからの離脱を決めた国民投票では、離脱派の中心的な存在として運動をけん引し、その後、発足したメイ政権で、ジョンソン氏は外相に就任しました。
しかし、去年、メイ首相の離脱方針に反発して辞任してからは、離脱強硬派として同じ保守党の中でメイ首相を厳しく批判してきました。
ジョンソン氏はEUとの合意がまとまらなくても、10月末の期限にはEUを離脱すべきだと主張しています。
ジョンソン氏は議員になる前からテレビのトークショーなどに頻繁に出演し、持ち前のユーモアや奇抜な言動が長年にわたって世間の注目を集めてきました。
しかし、雑誌のコラムにイスラム教徒の女性が身につける「ブルカ」について、「郵便ポストか銀行強盗のようだ」と書くなど過激な発言が議員やメディアなどから繰り返し批判されていて、リーダーとしての資質を問う声も上がっています。
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