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抗議の自殺者続出 チベット化が進む香港の抗議デモ活動
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257784
2019/07/07 日刊ゲンダイ 手を合わせる人の列が絶えない(2人目の自殺現場の裁断)/(提供写真) 日本ではあまり知られていないが、香港の逃亡犯条例反対運動で自殺者が相次いでいる。3日には、ついに4人目の自殺者が出てしまった。28歳の女性が高層ビルから飛び下りたのだ。彼女は遺書に「選挙のない政府は市民に応えない。香港には革命が必要だ」と記し、香港に関する連日の憂鬱なニュースに触れることへの絶望がつづられていた。 6月15日に35歳の男性が最初に自殺してから、29日は21歳の女子大生が、30日には29歳の女性がそれぞれ抗議の投身自殺をしたばかり。彼女らは政府の犠牲者として扱われている。4日には、ネット上で自殺予告した男性を、数百人の香港市民が街中で探し回り保護するという騒動もあった。次々に起こる抗議の自殺は、僧侶が焼身自殺で抗議するしかないチベットと重なる。 絶望の裏返しは怒りとなって表れている。1日には大規模デモと連動し、マスクを着けた若者たちが香港立法会へ突入。強化ガラスを打ち破り、議場の内部を破壊し、抗議の文言の落書きを残した。 5年前の雨傘運動は、1人の犠牲者も出さなかったし、こうした過度な暴力行為もなかった。現在の香港は変わってしまったのだろうか。 「逃亡犯条例では中国政府が犯罪と認めれば、香港人は逮捕され、中国に送られることが可能となる。送られた中国本土でどんな仕打ちを受けるのかは目に見えている。平和的な雨傘運動では何も変わらなかった。市民の間では、これが“最後の戦い”という決意が広がっているのです」(デモ参加者) しかし、200万人のデモでさえ、行政長官のキャリー・ラムは条例の撤回や自身の辞任にも応じなかった。中国政府が彼女を後押ししているからだ。その上、警察はデモ参加者をSNS上の写真からでも特定して片っ端から捜査対象としている。今後、香港市民には、より過激な暴力か、自らを犠牲にしての抗議しか残されていないのか。さらなる悲劇は見たくない。 (ジャーナリスト・小川善照)
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