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注目されているインドとパキスタンの動向
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2019.06.10 櫻井ジャーナル
SCO(上海協力機構、上海合作組織)の首脳会談がキルギス共和国で6月14日から15日にかけて開かれる。中国、ロシア、カザフスタン、キルギスタン、タジキスタン、ウズベキスタンに加え、2017年にはインドとパキスタンがメンバー国になった。言うまでもなく、インドとパキスタンは歴史的に対立関係にあり、この2カ国が同時にSCOへ加盟した意味は小さくない。 インドとパキスタンは戦略的に重要な場所にあるのだが、その両国をロシアが結びつける可能性がある。すでにロシアはインドへ防空システムS-400を売却する契約を結んでいるが、その一方でパキスタンにパイプラインを建設しようとしている。イランのエネルギー資源を運ぶためだ。途中で分岐させ、ひとつはインドへと計画しているようだ。 現在、アメリカはインドを取り込もうと必死。アメリカとインドは軍事的に結びつき、ナレンドラ・モディ首相はイスラエルとの関係が深いと言われているが、そのインドはS-400を買おうとしている。 ロシアの働きかけが成功した場合、イラン、インド、パキスタン、中国の結びつきが強まり、この地域は安定、経済的な発展が見込める。 それに対し、アメリカは2018年5月に太平洋軍をインド・太平洋軍へ名称変更、太平洋の拠点は日本、インド洋の拠点はインド、ふたつをつなぐ役割をインドネシアが担うという構図を描いている。インドの東側にあるスリ・ランカでは今年4月に爆破事件があり、少なからぬ死傷者が出たが、その直後にダーイッシュ(IS、ISIS、ISIL、イスラム国とも表記)が「犯行声明」を出した。事実かどうか不明だが、この攻撃を利用してアメリカ軍が軍事力を強化する口実に使う可能性がある。 ディエゴ・ガルシア島も重要な役割を果たすことになるはずだが、ICJ(国際司法裁判所)はディエゴ・ガルシアを含む茶ゴス諸島をイギリスはモーリシャスへ返還するようにという韓国を出した。つまりイギリスは不法占拠している状態だが、そこを重要な軍事拠点としているのはアメリカだ。 |
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