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米議会公聴会 イランの”脅威”説明求める声相次ぐ/nhk
2019年5月16日 9時07分トランプ大統領
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190516/k10011917711000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_006
アメリカのトランプ政権がイランの脅威が高まっているとして中東に原子力空母を派遣するなど緊張が高まる中、アメリカ議会の公聴会では、議員からイランの脅威に関する詳細な説明を求める声が相次ぎました。
トランプ政権はイランがアメリカに対する攻撃の準備を進めているとして中東に原子力空母などを派遣したほか、イランの隣国イラクに駐在する大使館などの一部の職員に国外に退避するよう指示を出すなどイランをめぐる情勢が緊迫しています。
こうした中、15日、アメリカ議会上院の外交委員会で開かれた公聴会で、民主党のメネンデス議員は「トランプ政権は一連の行動を決めた理由やイランやイラクで何を計画しているのか、議会に対し何の情報も提供していない」と述べ、トランプ政権からの情報提供に強い不満を表明しました。
また、共和党のロムニー議員も「トランプ政権がわれわれに直接説明することを望む」と述べるなど、出席した議員からはイランをめぐる情勢についてトランプ政権に詳細な説明を求める声が相次ぎました。
イランの脅威をめぐっては、中東に駐留するイギリス軍の高官が「脅威が高まっているとは見ていない」と発言するなど、同盟国との間で認識の違いも露呈していて、アメリカのメディアからはトランプ政権が一方的に脅威をあおっているとの懐疑的な見方も出ています。
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