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トップニュース2019年4月9日 / 16:01 / 27分前更新
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次期国土安全保障トップ、トランプ氏の無謀な要求が重圧
Reuters Staff
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[ワシントン 8日 ロイター] - トランプ米大統領は不法移民対策が進まないことに業を煮やし、移民対策を担当する国土安全保障省の長官をすげ替えた。次期トップはメキシコ国境からの移民流入阻止に向けて、合法的かどうか疑わしい対策を実行するよう求める大統領からの圧力にさらされそうだ。
国土安全保障省はキルスティン・ニールセン長官が7日に辞任し、後任として米税関・国境警備局のケビン・マカリーナン局長が長官代行を務めることになった。マカリーナン氏はトランプ政権下で4人目の国土安全保障省長官となる。
メキシコとの国境から米国に流入して拘束された移民は3月に推定10万人と、10年ぶりの高水準を記録。当局は移民流入阻止のため大胆な政策を進めているが、大統領選で移民対策を主要テーマに掲げたトランプ氏は当局者への不満を強めている。
移民政策の専門家によると、トランプ氏は最近、米国の国内法や国際的な合意、裁判所の判決などに抵触したり、議会の承認が必要な政策を求めている。5日には議会に亡命制度の廃止などを要求した。
事情に詳しい議会関係者の話では、トランプ氏によるニールセン氏解任は、ニールセン氏が難民の扱いや恩赦などで法律を守ろうとしたことが理由の一端だと見方が議会の一部にあるという。
またニールセン氏に近い筋は、トランプ氏は側近で移民問題強硬派のスティーブン・ミラー大統領補佐官の進言を受けてニールセン氏を解任したと述べた。
ニールセン氏はコメント要請に応じなかった。
メキシコとの国境から米国に流入する移民の数はまもなく年間で最も多い時期を迎える。ただ、マカリーナン氏の対応策は今のところはっきりしない。
米連邦地裁は8日、メキシコから米国に不法に入国して難民申請をしている人々をメキシコ側に移送して待機させる制度について、効力を一時差し止める命令を下した。
ワシントンの民間シンクタンク「ミグレーション・ポリシー・インスティテュート」のサラ・ピアース氏は「トランプ氏の不法移民政策の多くは実際には法律に適っていない。私も多くの人と同様に何が起きるか戸惑っているし、ニールセン氏もそうだったかもしれない」と述べた。
ニールセン氏は、何千組もの親子の引き離しや難民申請者のメキシコ側での待機などを引き起こした厳しい不法移民対策を指揮してきた。いずれの政策についても裁判を起こされている。
オバマ前政権で米市民権・移民局の首席法律顧問を務めたスティーブン・レゴムスキ氏は「トランプ政権で国土安全保障省の長官に就けば、誰であっても政府の考え方に抵抗するのは非常に難しい」と述べ、マカリーナン氏がトランプ氏やミラー氏の掲げる政策を進める上で自由度はほとんどないとの見方を示した。
またオバマ前政権で移民・関税執行局(ICE)の局長代行だったジョン・サンドウェグ氏は、トランプ政権は他の政策を犠牲にして移民の流入阻止に重点を置いており、こうした進め方がニールセン氏の身動きを取れなくしただけでなく、マカリーナン氏にとっても壁になりそうだと指摘した。
(Yeganeh Torbati記者、Jeff Mason記者)
https://jp.reuters.com/article/usa-fed-cain-idJPKCN1RL0B2
ワールド2019年4月9日 / 13:16 / 43分前更新
大統領が推す米FRB理事候補、批判にさらされていると訴え
Reuters Staff
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[サンフランシスコ 8日 ロイター] - トランプ米大統領が連邦準備理事会(FRB)理事に指名する考えを示した元ピザチェーン経営者のハーマン・ケイン氏は8日、フェイスブックに投稿した動画で、保守的であるという理由で批判にさらされていると訴えた。
トランプ大統領は、空席となっている2つのFRB理事のポストに保守系経済評論家のスティーブン・ムーア氏と、ケイン氏を指名する意向を示している。[nL3N21M4GN][nL3N21P0LS]
ケイン氏は約30分の動画で「共和党員として大統領選や上院選に出馬したという理由で、また、率直に物事を語る保守主義者であり、憲法や法律について積極的に発言するという理由で、私は攻撃されている」と訴えた。
トランプ大統領を支援する政治資金団体を立ち上げるなど、同大統領と極めて近い関係にあるケイン氏を巡っては、大統領がFRB理事に指名する考えを表明して以降、厳しい指摘が出ている。同氏は2012年の米大統領選に出馬したが、セクハラ疑惑が浮上して撤退した経緯があり、これを問題視する声もある。
ケイン氏は、自身とムーア氏についての「否定的で不公平、かつ、ばかげた」コメントがあると指摘。その上で、過去にカンザスシティー連邦準備銀行の幹部を務めた経験がFRB理事ポストに生かされると主張した。
また、ムーア氏はあるラジオのトークショーで、力強い経済状況が続いた場合、トランプ氏は「地滑り的勝利で再選」されると予想した。その上で、「FRBが経済におけるマネーサプライを縮小させていないことを確認する必要がある。私はこれについてやや神経質になっている」と語った。
別のラジオインタビューでは、FRBで成長を支援する役割を果たしたいと述べ、「トランプ氏が導入し、おそらく世界で最も良好な経済をもたらした経済政策に対応できるようにしたい」と語った。
ムーア、ケイン、両氏ともトランプ大統領の経済政策に支持を表明しており、ムーア氏は成長促進に向け利下げを支持する意向を示している。
ムーア氏は、ラジオトークショーのホスト、フランク・ベックマン氏に対し「トランプ氏が再選されれば経済の好調はあと3─5年続く可能性がある。われわれはこれらの政策を維持する」と語った。
*内容を追加しました。
https://jp.reuters.com/article/usa-fed-cain-idJPKCN1RL0B2
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