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FBIが追いかける中国人ハッカーの素性 
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投稿者 うまき 日時 2019 年 1 月 26 日 10:20:29: ufjzQf6660gRM gqSC3IKr
 

FBIが追いかける中国人ハッカーの素性

吉野 次郎
日経ビジネス記者
2019年1月25日
3 59%

全864文字
 米国政府が先端技術の中国流出を防ぐべく、対策の強化に乗り出している。

 「WANTED(お尋ね者)」──。米連邦捜査局(FBI)は昨年末に、西部開拓時代から変わらぬキャッチコピーで新たな指名手配ポスターを公開した。お尋ね者は中国人ハッカー2人だ。


中国人ハッカー2人に関する情報提供を呼びかけたFBIのポスター(FBIのウェブサイトから)
 記者会見に臨んだクリストファー・レイFBI長官は、「中国当局は自国のハッカーに情報の窃取を依頼している」と危機感をあらわにした。

 今回指名手配されたズ・ホワ氏とザン・シロン氏とは何者か。2人は2006年ごろから中国の諜報機関、国家安全省からの依頼に基づき、航空宇宙や製造、石油・ガス、通信など、国力の向上につながる情報を盗み出していた疑いがもたれている。中国天津市のIT(情報技術)企業に勤めながら、米国政府が「ATP10」と呼ぶ中国のハッカー集団に属していたとされる。

 米国政府は14年に人民解放軍に所属する5人をサイバー攻撃の疑いで起訴して以来、中国人ハッカーへの警戒を強めている。米司法省は昨年10月にも中国・国家安全省の依頼を受けた複数の中国人ハッカーを起訴するなど、摘発の頻度も高まる。背景にあるのは激化する米中技術覇権争いだ。

 米国政府は3月1日を合意の期限とする米中貿易協議でも、中国によるサイバー攻撃や技術移転の強要、知財侵害などを議論の俎上に載せる。合意に達しなければ、対中関税を大幅に引き上げる構えをみせる。


18年12月1日の米中首脳会談でトランプ米大統領(左)は中国の習近平国家主席(右)に対して、貿易などの協議で合意しなければ対中関税を引き上げると詰め寄った(写真:新華社/アフロ)
 中国の産業スパイの摘発も相次ぐ。18年7月には自動運転技術を盗んだ疑いで、中国行きの飛行機に乗ろうとしていた米アップル元社員を空港で逮捕した。18年10月にはゼネラル・エレクトリック(GE)の航空事業部門から航空宇宙関連の機密情報を盗もうとしていた国家安全省の高官を訴追した。

 米国政府は中国を念頭に、AI(人工知能)や量子コンピューターなど14分野で輸出・投資規制の強化する方針だ。

 「技術覇権」の座は絶対に中国に渡さないとばかりに締め付けを強める米国と、ハッカーやスパイを動員して海外の先端技術の吸収を狙う中国。2大大国の争いに終わりは見えない。

昼 行燈

無印老人

例え米国政府に対して、中国側が米中貿易協議においてサイバー攻撃や技術移転の強要、知財侵害などをやめると合意しても、すぐには信用するべきではないでしょう。実際に、そのような行動が確実になされているのか、約束から何年経とうが、常に気を緩めずに検証しながら、少しでも疑わしい動きを察知すれば、直ちに関税引き上げを実行に移すことを、予め中国側に忠告しておくべきです。
中国人は、国際法すら遵守するつもりはないのに、自分たちの手足を縛ることになるアメリカとの合意なんて、守るはずがないでしょう。自分たちに都合が悪い取り決めは直ぐに忘れるのに、自分たちに有利な約束は、軍事力を背景にして、必ず実現するのです。
トランプ大統領は取り引きには長けているようだから、簡単に中国の口車に乗せられることはないと思いますがね。
2019/01/25 16:36:03返信いいね!


BADBOY

終わりは見えない、って、なんかマスコミはお気楽ですね。

2019/01/25 17:39:22返信いいね!
1件の返信を表示


K.Gotou

情報処理従事者

「新発想は、自由から」。自由だから新発想が湧いて出てくると思います。その自由を愛するアメリカ合衆国。一方、「全体の幸せは個の幸せ」と信じる中国共産党。全体の幸せのために個の自由を制限します。よって、新発想が生まれにくい環境となっています。
新発想が生まれにくければ全体の利益がなかなか積み増せないので、新発想を採り(摘み)に自由の地へ入り込みます。自由の地は自由だから柵を設けていないので、もぎ取り放題。本当は、幾ばくかのお金や収穫相当のモノ・コトを置いていく暗黙のルールがありますが、それが無かったり少なかったりしているのです。だから、自由の地の人達は怒り狂うわけです。
「じゃ、柵を設けようぜ!」と策をねり柵で取り囲みます。ですが、策を作ったおかげて、お金やモノ・コトが外から入りにくくなり、また、そのお陰で自由に陰りがでてきたのです。自分たちだけの自由を模索するようになりました。
「世界はお互い様」。極東の島国から声が聞こえてきます。鎖国を得て明治維新から昭和初期で大戦争で大敗戦後、自己反省して経済大国となった国です。その国の歴史から生まれた教訓でした。
その教訓がアメリカ合衆国と中国共産党に響くように、海原を超える大きな声を出さなければなりません。どうか、声が届くように、大きな声で。
2019/01/26 07:43:44
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00002/012500035/


   

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