別の投稿記事に、「黄ベスト」とRIC に関するコメントを書いた。 http://www.asyura2.com/19/kokusai25/msg/197.html 直接民主制を要求する黄色いベスト運動 投稿者 お天道様はお見通し 日時 2019 年 1 月 12 日 上の記事への私のコメント http://www.asyura2.com/19/kokusai25/msg/197.html#c1 リンク先の動画には、街頭で治安部隊と対峙した元プロボクサーの映像と、その主張が出ている。 ================================================== マクロンが不人気なのは、そもそもマクロンの「選ばれ方」に原因がある。 マクロンの背後にいる欧州金融支配勢力が、メディアを使って、大々的な世論操作でマクロン当選へと強引に持って行ったからだ。マクロン与党の支持率は、当初からせいぜい18%くらいしかなく、それが今ではさらに落ち込んでいるようだ。それ以外の投票者は「マリーヌ・ルペンを当選させないためにはマクロンに入れろ!」というメディアによる大合唱に騙された。その結果としての「労働法改悪」(→解雇容易) であり「一層の格差社会化」だ。 自分たちの望まぬ大統領が、自分たちの望まぬ政治をゴリ押しするので、これは「議会制民主主義の仕組み」を変えねばならないというので、国民投票制(RIC) の要求運動になっている。 本投稿記事の写真に写っている横断幕に「憎悪に満ちた群衆はユニフォームを着る」と書かれている。(「ユニフォーム」とは「黄ベスト」のこと。 ) これはマクロンが「黄ベスト」(一般に「民衆」や「大衆」) に向ける自身の「憎悪」と「軽蔑」の言葉を逆手に取ったものだ。マクロンは、黄ベストを着てデモをする民衆には「憎悪」を抱くが、同時に民衆も自分に「憎悪」を向けていると感じている。 =========================================
なお、マクロンは人間として「未熟」であり、有権者から顰蹙を買う行為を繰り返している。 下にその画像を上げる。一つ目はつい最近サンマルタン島(フランス領) を訪問したときのもの。一緒に写っている黒人は、犯罪歴がある「ならず者」だ。そして黒人が示す指の形には、相手への単なる罵りのほかに「卑猥な意味」があるそうだ。 https://www.google.co.jp/search?q=macron+saint+martin+photo&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwiCrJKD3enfAhXBc94KHVXLDEIQ_AUIDigB&biw=1122&bih=574&dpr=1.5 もう一つの画像は、昨年夏の「音楽祭」の折りに、大統領官邸に黒人同性愛者の音楽グループを招いたことだ。「半裸の同性愛者」の黒人のバンドが、国際政治の場でもある(由緒ある)大統領官邸にふさわしいものか、子供の教育によいものか、強い批判の的になった。 https://www.youtube.com/watch?v=9IrEe7ERcOw Fete de la musique 2018 a l'Elysee 「黄ベスト」への憎悪と、「旧植民地人の『逸脱者』」への愛好とは、対を成しているように私には見える。 ------------------------------------------------------------------------
経済板に載った関連記事と、それへの私のコメント。 http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/476.html ゴーン長期勾留 黄色いベスト「外に出すな、もっと入れておけ」(田中龍作ジャーナル) 投稿者 赤かぶ 日時 2019 年 1 月 08 日 上の記事への私のコメント http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/476.html#c5 --------------------------------------------------------------------- なお、阿修羅では『日刊ゲンダイ』をはじめ、カルロス・ゴーン擁護の記事や主張が多いが、問題をはき違えるな!、司法制度の問題に還元するな!、と私は言いたい。強欲資本主義を擁護する理由がどこにある? ゴーン擁護者は「強欲資本主義」と「格差社会化」を容認しているだけではないか。少なくとも、何の疑問も抱いていないだろう。 ついでに言うと、フランスでは最近、ある著名人が10ヶ月半以上の勾留をようやく解かれて、四度目の保釈申請の後に多額の保釈金を払って保釈された。裁判は結審しておらず、未だ「疑わしき」の段階にある容疑者だ。 フランスでは「予審判事」というのが強大な権限(検察官と裁判官の両方の権能) を持っていて、容疑者は1年でも2年でも、それ以上の長期間でも勾留される。(4年まで可能という話もあるが、私は正確なことは調べていないので、明記できない。) 日本の制度が「特に過酷」であるわけではないから、グローバリストの嘘宣伝に騙されてはいけない。 カルロス・ゴーンは証拠隠滅(口裏合わせ) の可能性が濃厚だ。すでに日産所有のブラジルの住居からは、親族により書類が持ち出されたという報道もある。今後海外ルートの捜査が続くので、時間はかかるだろう。中東人も南米人も「正直」ではないのだよ。日本の常識は通用しない世界だ。
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