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喫茶店が相次ぐ倒産のナゼ 過去最多ペースに増税追い打ち
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/261851
2019/09/14 日刊ゲンダイ
スタバはいたるところ(C)日刊ゲンダイ
「ホッと一息」つける場所がなくなっている。喫茶店がバタバタ倒産しているのだ。
東京商工リサーチによると、今年1〜8月の喫茶店の倒産件数は42件。前年同期比で35.4%も増加し、このペースは過去20年で最多の倒産件数を記録した2011年(70件)に匹敵する勢いだという。
「倒産が増加している背景には、さまざまな要因があります。ひとつは、ファストフード店やコンビニで安価でおいしいコーヒーを飲めるようになったことです。缶コーヒーも進化を続けてきました。ファミリーレストランのドリンクバー(飲み放題)のコーヒーもクオリティーを上げ、1杯当たりの値段が高い喫茶店より手ごろに楽しめるようになったことも大きいでしょう」(東京商工リサーチ情報本部の後藤賢治氏)
スターバックスなど大手コーヒーチェーンが乱立する中、いわゆる街の喫茶店は、経営体力の乏しい個人・零細規模が7割以上を占めている。
そうした「ほそぼそ」という経営状況に追い打ちをかけるのが、10月からスタートする消費増税だ。
「販売不振や人手不足による人件費の上昇に加え、喫茶店は基本的に店内飲食なので、増税に伴う軽減税率の恩恵を受けられません。テークアウトは8%ですが、店内飲食は10%かかる。その2%の差が倒産を増やすことになるかもしれません」(後藤賢治氏)
■生き残るヒントは?
個人経営の喫茶店が少なくなっているとはいえ、長く続いている店もある。生き残るヒントは何なのか。経済ジャーナリストの秋場大輔氏がこう言う。
「ずっと残っている喫茶店は、『うちはこういうお店だ』と言える店です。店の個性やポリシーを大事にしているところは、長く続いている印象があります。新興の喫茶店の中には、コーヒー豆の販売などの物販に力を入れたり、利益率の高いこだわりのフードメニューを提供したりしているところもあります。コーヒーの味にこだわるよりも、『場所貸し』に特化しているところもある。ネット環境やゆったりしたスペースを提供して、滞在時間に応じて1杯の値段を変えるなど、工夫しているのです」
14日から来週16日まで3連休。喫茶店で息抜きしてみてはいかが。
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— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) 2019年9月14日
【「喫茶店」倒産ラッシュのナゼ】過去最多ペース42件に増税追い打ち 生き残るヒントは「物販」「こだわりフード」「場所貸し」 「ホッと一息」つける場所がなくなっている 東京商工リサーチによると、今年1〜8月の喫茶店の倒産件数は42件。前年同期比で35.4%も増加し...(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/uD0qE9bAY2
— KK (@Trapelus) 2019年9月14日
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