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Forbes JAPAN
Kenneth Rapoza 2019/09/08 09:00
これは統計データを見た上での筆者の私見だが、米国の農家は中国に対し、「勝手にしろ」と言ってやってもいいのではないのだろうか?
米国内で生まれた農家にとっての大きなチャンスが、急激に拡大している。農家はハンバーガーが好きだというだけの理由で、この機会を逃すべきではない。
KFC(ケンタッキーフライドチキン)は先ごろ、ジョージア州アトランタの1店舗で植物由来の代替肉を製造・販売するビヨンド・ミートがつくった「チキン」の新メニューを販売。その店舗には、周囲を取り囲む長蛇の列ができた。これまでKFCの店に、このような現象が起きたことはあっただろうか?
業界団体「Plant Based Foods Association(PBFA、植物由来食品協会)」によると、米国では植物由来の食品の売上高が、今年4月下旬までの約1年間に前年比で11%増加。市場規模は45億ドル(約4770億円)となった。食品小売市場の全体の成長率はこの間、2%だった。
米国市場における植物由来の食品の売上高は、2017年4月からの3年間では31%増加。市場は成長している。この市場が一夜にして中国市場に取って代わることはないだろうが、中国は国内市場向けの大豆の生産を増やしており、いずれにしても今後、米国からの輸入は減らすことになるとみられる。
さらに、中国は現在、米国の共和党寄りの各州に「貿易に関しては民主党政権の方がいい」と思わせることを狙い、実質的に輸入をストップしている。貿易戦争が本格化した昨夏まで、米国は世界最大の大豆輸出国だった(現在の1位は、それまで2位だったブラジル)。また、米国の大豆の輸出先は、少なくとも60%を中国が占めていた。
米国の農家が大豆の生産量を減らすか、動物性タンパク質の代替として消費することができるその他の作物の栽培に切り替えるのは、賢明なことだろう。大豆は供給過剰とドル高によってここ数年、1ブッシェル当たりの価格が10ドルを下回る状態が続いていた。
新たなトレンド
中国は米国の大豆農家にとって、最も重要な存在だった。だが、米国では今、オーガニック食品と「農場から食卓へ」のトレンド以来の大きな出来事が起きている。植物性タンパク質の人気の上昇だ。
PBFAによると、米国の植物由来の代替肉は現在、8億ドル規模の市場となっている。売上高は過去およそ1年間で10%増加した。植物由来の代替肉が米国で販売される「食肉」に占める割合はわずか2%だが、バーガーキングやKFCなどの企業が取り扱いを増やす見通しであることから、今後の増加が見込まれる。
従来の食肉の売上高が一定または減少している中で、高まる植物由来の食品の需要に応えようと新たな企業が設立されることも予想される。大量生産が実現し、そのサプライチェーンに組み込まれる農家が増えれば、代替肉は生鮮食品・冷凍食品のどちらにおいても、従来の食肉と価格で競争できるようになるだろう。
パーデュー・ファームズなど、古くから鶏肉の生産を手掛けてきた企業が代替肉の販売に乗り出す方針を明らかにしたケースもある。「植物由来の食品は成長の原動力だ」と指摘するPBFA関係者は、「私たちは今、転機を迎えようとしている」と語る。
植物性タンパク質の加工食品の市場は恐らく、米国の農家が家業としての農業を継続し、単一の取引先への依存度を大幅に下げながら生計を立てていくための次なる、そして最大の望みだ。米国の大豆農家が中国を越え、その先へと進むべき時が来た。
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うん、これで日本も大豆は買わなくてよくなるかな。
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