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金価格高騰で「純金積立」が人気に 「まだ上がる」と考える根拠は
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190829-00000005-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 8/29(木) 16:00配信 女性セブン2019年9月5日号
過去10年の金価格の推移と主な出来事
ここ最近、米中貿易戦争を背景に、じわじわと買われてきたのが、安全資産とされる「金(ゴールド)」だ。田中貴金属工業広報の小柴恭平さんが話す。
「今年5月以降、米中貿易摩擦の激化やアメリカの経済指標の悪化による米株安やドル安を背景に上昇し、7月に金の税込み小売価格は5000円の大台を突破。金に注目が集まったことで、『純金積立』を新たに始めたお客さまが、今年5月以降で約2倍になりました。特に、比較的経済的に余裕がある40〜50代の女性に人気です」
この8月の世界的なドル安・株安を受けて、金価格は8月16日時点で、約40年ぶりの水準となる5638円(1グラム当たり、田中貴金属工業発表税込小売価格・以下同)をつけた。10年前の2009年の年間平均価格は2951円なので、10年間で2倍近く上がっている。
金の第一人者で、経済評論家の豊島逸夫さんが説明する。
「米中貿易戦争で世界的な不安が広がっていることもありますが、世界的に金利が安くなったことが大きい。世界中が超低金利に陥ったことで、相対的に金が選ばれやすくなり、『安全資産』『有事の金』として需要が高まりました。金は、元本保証ではないし、利息も付きませんが、紙幣や株、債券のように紙くずになったり、金の現物が無価値になることは絶対にない。これが人気の理由です」(豊島さん・以下同)
とはいえ、ここまで価格が高騰すると、さすがに今後は値が下がって損してしまうのではないか心配だ。
中国人とインド人が買いまくっている
「確かに、足元では異常に値上がりしているため、このまま一直線に上がり続けることはないでしょう。しかし、10年、20年といった長い目で見れば、金価格はまだまだ上がる可能性が高い。
その理由として、1つは金の埋蔵量。陸上の金鉱脈は徐々に枯渇しつつあるため、今後は海底の金鉱脈を採掘するしかありません。しかし、海底の採掘にはコストがかかる。最低でも、金価格が今の10倍ほどにならないと採算が合いません。
このように供給が限られる一方で、2つ目の理由としては、中国とインドという2つの大国の需要が大きいことが挙げられます。中国とインド、計26億人もの人口を抱える大国が世界の金生産量の6割以上を買い占めています。これだけ需給が逼迫していることが目に見えている以上、長い目で見れば、金価格は下がるはずがありません」
ではいったいどこまで上がるのか。豊島さんの見方だ。
「2020年には6000円を超えるとみています。10年、20年の長期で見れば、過去10年間がそうだったように、2倍近い上昇になっても不思議ではありません」
ただし、いつ下がって、どのタイミングで上がるかはプロでも見極められない。そこで豊島さんがおすすめするのが、まとめ買いではなく、コツコツと「純金積立」を続けることだという。
田中貴金属工業や三菱マテリアルなどが行っている「純金積立」は、月3000円から(ネット証券は1000円から)と少ない元手で始められる。金もこれまで紹介してきた長期投資と同様、毎月一定額を買いつけることで、長期的には平均購入価格を押し下げてリスクを低減できる。
「よく言われる『有事の金』とは、有事に慌てて買いに走ることではなく、平時にコツコツためて有事に備えるということ。プロでさえ相場が読めないからこそ、普段から積み立てるべきなんです。
本来、金は短期的な利益を狙うものではなく、保険感覚で長期でためるもの。株や国債などの『主役』に対して、金は『脇役』。金への運用配分は、せいぜい財産の10%程度にとどめておくべきです」
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