今後、よほど回復しない限り、生き残りのための早期のリストラは必須だった

愚かな批判に負けて、仮に内部留保が不足する事態に陥っていたら、

生き残れずに、外資に吸収される可能性もある

★日産、世界で1万人超削減 業績回復へ生産体制見直し／msnニュース

これ、昔からずっと同じことの繰り返し。座間工場を閉鎖し、オーストラリア工場を閉鎖し、武蔵村山工場を閉鎖し…。1966年にプリンス自動車を吸収合併した時の国内シェアは40％。トヨタより多かった。つまりトップだったと言うこと。それが今や日本国内シェアは5位に陥落。どれだけの日産党が離れていったか。

自動車づくりの姿勢もブレてばかり。1980年代初頭、丸いデザインにしたものの売れないからカクカクデザインにしたり、直6とV6一緒に新開発して売れずに大損したり、売れていたプリメーラを「ぶよぶよデザイン」にして、売れずに失速して自然消滅させたり、売れていたものを自ら売れなくするなど、ここの経営者はボンクラばかりだ。

電気自動車に巨額の資金を投入してリーフを出したものの、バッテリーに冷却装置をつけると金かかるなどとゴーンがぎょろ目で暴言しまくって開発者は委縮し、脅迫に屈して冷却装置つけなかったためにバッテリーの劣化問題が深刻化し、50kmしか走らなくなって中古車価格はリーマンショック並みに暴落。また顧客を怒らせてしまい、自ら売れなくしたのである。

よく似た自動車メーカーにアメリカのクライスラーがあるが、あそこも何度も経営危機を経験したのちに倒産し、フィアットの支配下に入っている。今から助けを求めた方がいいぞ。

需要が増えない状態で、劇的な経営改善は無理です。配当を大盤振る舞いした日産も正念場でしょう。

スマホも高級品が買えない新興国市場インドでは香港生まれの新OSを使った低価格の新スマホが6000万台売れたらしいです。

世界市場の需要飽和と低価格志向の流れは市場の予想を超えています。バブル崩壊は消費者の態度から始まるのです。

ただし、技術は切り売りされ、株価上昇の恩恵は外資に行き

そのツケは、雇用と国内に押し付けられるということだ

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-07-24/PV5P4A6VDKHS01?srnd=cojp-v2
プライベート・エクイティ、小売業界で60万人の雇用奪う−調査