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10年連続プラスの自動車生産、今年度はとうとうマイナスか
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190427-00010000-newswitch-bus_all
ニュースイッチ 4/27(土) 8:42配信
日産が人員削減する米国キャントン工場(ミシシッピ州)
日系8社の18年度は微増も米中で見通し暗い
乗用車メーカー8社が25日発表した2018年度の生産・販売・輸出実績によると、8社合計の世界生産台数は前年度比0・1%増の2873万1705台となった。前年度超えは10年連続で、日産自動車とマツダとSUBARU(スバル)を除く5社がプラスとなった。中国や東南アジアで新型車の販売が堅調だった。ただ足元では米国での需要変化や中国の景気減速が顕著になっており、19年度は生産・販売に影響が出る可能性がある。
国内生産は日産とスバル以外の6社が増加となり、ホンダと三菱自動車は2ケタ増を確保した。トヨタ自動車は19年1月に販売した北米向け新型「カローラ」が堅調に推移し、同0・4%増の321万2906台と3年連続で前年度越え。一方、スバルの国内生産は同12・0%減の61万6987台。完成車検査の不正問題による操業条件の変更や不具合のあった部品の供給制約などの影響があった。
海外生産はトヨタと日産、ホンダ、マツダを除く4社が前年を上回った。スズキはミャンマーの新工場稼働が寄与し、同0・7%増の238万3319台と過去最高を更新。ダイハツ工業もインドネシアやマレーシアでの生産が過去最高に達し、同35・3%増となった。
一方、日産は米国市場でセダンの販売不振が響き、同5・4%減の446万107台。ホンダはメキシコ拠点の浸水の影響で北米地域の生産が落ち込み同0・7%減の442万5784台となった。
18年度は日産とスバル以外のメーカーがふんばったが…
世界最大の自動車市場・中国。中国汽車工業協会によると2018年の中国の新車販売台数は、前年比2・8%減の2808万600台と28年ぶりに前年比でマイナス。米中貿易摩擦が購入意欲の減退を招いている。「特に民族系が打撃を受けている」(日本メーカー幹部)ほか、貿易摩擦の影響を受けやすい米国メーカーのダメージが大きい状況だ。販売量に変調が起きる中、日系メーカーも気を引き締める。
シェアトップの日産。内田誠専務執行役員は「(量ばかり議論してきたことに)反省している。競争に勝つ強い企業が結局、販売台数を得る。ブランド力や競争力のあるコアモデルを伸ばすことが重要だ」と指摘。今後は人気車種に狙いを定めて拡充する方針だ。トヨタ自動車の吉田守孝副社長も「中国の中でも需要と競争力がある領域でやっていく。台数うんぬんではなく、質にこだわる」話す。
一方の米国。18年の新車販売は前年比横ばいに留まり、市場停滞で販売競争が激化しインセンティブ(販売奨励金)に上昇圧力がかかっている。日産は米市場でインセンティブやフリート(大口顧客)に依存した販売戦略をとった結果、ブランド力が毀損(きそん)し収益力が低下している。販売増をテコにした成長は難しくなり、19年は各社とも収益性向上が重要な経営テーマで、生産が上向く可能性は低い。
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