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ゴーン氏再逮捕、夫人「地獄のように怖かった」
https://diamond.jp/articles/-/199076
2019.4.8 The Wall Street Journal ダイヤモンド・オンライン
Photo:Reuters
【東京】4日午前5時50分ころ、保釈中のカルロス・ゴーン日産自動車前会長が滞在している東京のアパートでドアベルが鳴った。まだパジャマ姿だったゴーン被告はそれを耳にし、束の間の自由が終わろうとしていることを悟った。ゴーン被告の妻キャロルさんはこう明かす。
キャロルさんは、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで、「夫がベッドから飛び起きてドアを開けると、おそらく20人くらいの検察の係官らが立っていた」と語る。
キャロルさんにとっては、今にも泣き出したくなるような朝の始まりだった。弁護士や通訳に電話することも許されず、女性係官の見張りなしではトイレにも行かせてもらえなかった。パスポートと携帯電話は没収された。
それから数時間のうちに、夫は東京拘置所に戻された。保釈されてから1カ月後のことだ。
世界を代表する企業幹部と経済大国日本の司法制度。その双方の評判が試されている今回の事件では、4度目となるゴーン被告の逮捕でその対立が深まった。
検察はゴーン被告の会社資金流用疑惑を巡り、新たに4つ目の具体的な容疑を明らかにし、自分たちが描く「私利私欲のために自らの立場を乱用する強欲な企業幹部」というイメージをさらに強めた。
キャロルさんは日本の司法制度について、容疑者の権利を踏みにじり、一貫して無実を主張する夫が身の潔白を証明できないようにしていると危惧しているが、今回の逮捕でこうした懸念がさらに明確になったと話す。
「一部は痛ましく、ロボットのように機械的であり、地獄のように恐ろしかった」
ゴーン被告は4度目に逮捕されるまで、金融犯罪で起訴されていた。だが今回の逮捕容疑は、ゴーン被告にとって、これまでで最も深刻な脅威だ。外部の弁護士らはこう指摘する。日産に対する理論上の損害を超え、ゴーン被告が会社資金を流用して、自身や家族が直接的に利益を得ていた疑いがあるとされるためだ。元自民党衆院議員の早川忠孝弁護士は、検察側が追及していた容疑の中でも、これが本丸だろうと話す。
検察は、日産がオマーンの販売代理店「スヘイル・バウワン・オートモービルズ」(SBA)に支払った1500万ドル(約16億7000万円)のうち、500万ドルがゴーン氏が支配する会社へと流れていたと主張している。
検察は、ゴーン被告がこの資金をどう使ったかについては明らかにしていない。関係筋によると、日産の調査では、同社がSBAに支払った資金の一部がゴーン被告の家族のクルーザーや、被告の息子が一部所有する米国の投資ファンドに流れていた証拠が見つかった。
ゴーン被告のある代理人は今週、ゴーン氏も同氏の家族も日産の支払いにより利益を得ていないと述べている。キャロルさんは容疑について話すことを拒否した。
元東京地検特捜部検事で、これまで有名幹部の弁護を担当してきた高井康行弁護士は、今回の逮捕容疑はゴーン被告にとって極めて危険性が高いと指摘する。容疑は企業の不正の典型例に絡んでおり、十分な証拠が示されれば、有罪判決に至りやすいという。
キャロルさんによると、ゴーン被告は3日の報道を見て、4度目の逮捕が近いと察知していた。
検察の係官が訪れると、ゴーン被告はシャワーを浴びてから着替え、拘置所に持って行くものを小さなバッグに入れ始めた。キャロルさんは「夫は本や少しのチョコレートを持って行きたがったが、検察は許さなかった。心が狭いと感じた」と語る。
ゴーン被告が連行された後も、家宅捜索は続いた。検察は、ゴーン被告の保釈の条件となっていたリビングの監視カメラのレンズを覆い、ほぼすべての所持品を押収した。キャロルさんが拘置所の夫に宛てた書簡の束も持って行ったという。
ゴーン被告の拘束期間は、昨年11月19日の逮捕以降、すでに108日に上る。4度目の逮捕を受け、裁判所が認めれば、検察はさらに約3週間、東京拘置所で被告を取り調べることができる。その後は起訴するか、保釈する必要がある。
外部の弁護士らによると、ゴーン被告にさらなる容疑がかけられれば、公判が始まるまで拘置所を出られない可能性があるとみられている。
前出の高井弁護士は、ゴーン被告が3日に身の潔白をツイッターで主張したことについて、裁判所判事は快く思わないだろうと指摘。そのため、ゴーン被告が再び保釈を認めてもらうことは一段と難しくなったと述べている。
(The Wall Street Journal/Sean McLain and Megumi Fujikawa)
ゴーン氏再逮捕、夫人「地獄のように怖かった」
— ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 (@WSJJapan) 2019年4月5日
早朝でまだパジャマ姿だったゴーン被告は、自宅マンションのドアベルが鳴るのを耳にし、束の間の自由が終わろうとしていることを悟った #日産 #カルロス・ゴーンhttps://t.co/XUtNfcCiMq
ソルジェニーツイン『収容所群島』に描かれた旧ソ連の情景かよ。いくら近代法治国家を装っても日本の本質はアジア型強権国家? その牙を剥く対象は外人からやがて反体制派へ次に一般国民へと順次広がってゆく? / “ゴーン氏再逮捕、夫人「地獄のように怖かった」 - WSJ” https://t.co/mbPLPVEPEi
— tach (@tach_on_the_web) 2019年4月5日
キャロルさんは日本の司法制度について、容疑者の権利を踏みにじり、一貫して無実を主張する夫が身の潔白を証明できないようにしていると危惧しているが、今回の逮捕でこうした懸念がさらに明確になったと話す。「一部は痛ましく、ロボットのように機械的であり、地獄の…」 https://t.co/XE50CdqkrH
— ✨furuna。 (@3iwa) 2019年4月4日
弁護士に電話すらできないというのは、合法なのか???
— YellowMagic2018 (@YMagic2018) 2019年4月5日
少なくとも、道義的に問題があると思うが。
>ゴーン氏再逮捕、夫人「地獄のように怖かった」 https://t.co/ILbqpvAYVK @WSJJapanさんから
『世界を代表する企業幹部と経済大国日本の司法制度。その双方の評判が試されている今回の事件』
— 宮地 久子 (@miyachi_hisa) 2019年4月7日
検察の行動は、「監視カメラ」から逃れたって? それは有りなの?
◇ゴーン氏再逮捕、夫人「地獄のように怖かった」 - WSJ https://t.co/71Q2wmmF3m
「憲兵が来た!」4日午前5時50分ころ、保釈中のカルロス・ゴーン日産自動車前会長が滞在している東京のアパートでドアベルが鳴った。まだパジャマ姿だったゴーン被告はそれを耳にし、束の間の自由が終わろうとしていることを悟った。ゴーン被告の妻キャロルさんはこう明かす。https://t.co/smXEnzua6C
— 平和成憲党オフィシャル (@oyasumisenkan) 2019年4月8日
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