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“第4の携帯電話会社”楽天・三木谷氏を特別扱いの安倍政権 プロはこう見る 経済ニュースの核心
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/250757
2019/03/29 日刊ゲンダイ 文字起こし 楽天の三木谷会長(C)日刊ゲンダイ 今や政商の域に達した楽天の三木谷浩史氏の面目躍如か。楽天が10月からサービスを開始する「第4の携帯電話会社」を安倍政権は特別扱いで優遇する検討に入った。NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの大手3社が9割ものシェアを握り、超過利潤にあぐらをかく携帯市場。新規参入により独占打破を狙う安倍政権にとって、楽天携帯は最大の刺客となりそうだ。 菅義偉官房長官の「携帯電話料金は4割値下げできる余地がある」との発言を受け、総務省は携帯電話の端末代と通信料の完全分離の検討を進めている。通信の長期契約を前提に端末を値引きする「セット販売」を禁止し、携帯電話料金の大幅な引き下げを実現するためだ。総務省は今国会に電気通信事業法の改正案を提出し、端末代と通信料の完全分離を義務付ける見通しだ。しかし、その際、例外を設け、新規参入の楽天モバイルネットワークなどのシェアが小さい事業者については厳格な完全分離を求めない方向にある。「競争を促し、携帯料金の引き下げを実現するためには、新規事業者には規制を緩める必要がある」(与党関係者)というわけだ。 既存の大手3社にとって例外措置は寝耳に水。楽天優遇策に反発が広がっているが、「楽天の三木谷さんのロビー活動は功を奏したようだ」と永田町では囁かれている。三木谷氏は「安倍総理を囲む会」の有力メンバーのひとりで、政権と極めて近い関係にあることは周知の事実となっているが、ここにきて「菅官房長官にすり寄っている」(永田町関係者)ともっぱらだ。 その三木谷氏は2月下旬、スペイン・バルセロナで開催された通信事業関連展示会「MWC19バルセロナ」で基調講演に登壇し、10月の携帯事業参入について、「我々は携帯電話事業のアポロ計画だ」とぶち上げた。 楽天の携帯事業参入は単なる第4の携帯会社ではなく、世界で初めて月面着陸を果たしたアポロ計画のような世界初のプロジェクトになるとの宣言だ。今や「陰の総理」と呼ばれる菅氏がバックにいれば、怖いものなしということか。 小林佳樹 金融ジャーナリスト。 銀行・証券・保険業界などの金融界を40年近く取材するベテラン記者。政界・官界・民間企業のトライアングルを取材の基盤にしている。神出鬼没が身上で、親密な政治家からは「服部半蔵」と呼ばれている。本人はアカデミックな「マクロ経済」を論じたいのだが、周囲から期待されているのはディープな「裏話」であることに悩んで40年が経過してしまった。アナリスト崩れである。
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