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パナが中国家電博で見せた「本気度」、中国で負ければ未来はない
https://diamond.jp/articles/-/197786
2019.3.26 週刊ダイヤモンド編集部 土本匡孝:記者
中国家電博のプレスカンファレンスで講演する本間哲朗・アプライアンス社社長
「私の使命は中国事業を大きく成長させ、世界中のパナソニックをけん引すること」。
4月から新設される社内カンパニー「中国・北東アジア社」社長に就任する本間哲朗・アプライアンス社社長は力強く決意表明した。本間社長は次期パナ社長の有力候補であるが故に、この決意表明はパナの“必達ミッション”と言い換えてもいいだろう。
アジア最大規模の家電見本市「中国家電博覧会」が17日までの4日間、上海で開かれた。本間社長の発言は、開催日前日の13日に開かれたプレスカンファレンスの一幕のことだ。
世界的な家電の見本市といえば、毎年1月に米ラスベガスで開催される「CES」。だが、今年はパナの中国カンパニー新設が控えており、「気合が入るパナが何を出展し、現地トップが何を語るか」と中国家電博覧会にも注目が集まった。
中国家電博で展示されたパナソニックの温水洗浄便座「トワレ」
白物家電、美容家電などが並んだパナの展示スペースはパナ史上過去最大で、中国外企業の展示スペースとしても今回最大。例えば日本でも人気の美容家電「ナノケアドライヤー」は中国独自の温度設定機能を備えた新製品を展示した。尿から健康データを測定できる温水洗浄便座「トワレ」は、健康データが自動的に洗面台のデジタルミラーに表示される新機能を紹介した。
創業者・松下幸之助とケ小平副首相(当時)の縁もあって、パナの中国事業は1987年、スタートした。中高級家電としての一定の認知度はあるものの、中国・韓国の家電メーカーの存在感が大きく、中国での家電シェアは2%だという。
まずは家電・住宅設備で1兆円
冒頭のプレスカンファレンスに話を戻そう。
中国事業に関し、本間社長が強調したのは家電とくらし空間(住宅設備)の融合だ。実際に今回の家電博でも、家電単品ではなく、住宅設備と融合した展示の割合が大幅に増えた。
この融合は日本では「家電系と住宅設備系の販売ルートの社内バッティングがあり、実はうまくいっていない」とパナ関係者。だが、これから販売ルートを整えていく中国では成功する可能性を秘めている。
本間社長は、「世界で最も進んだ製品、サービスが根付く土壌がある」と中国を持ち上げる。中国でIoT家電などの手応えをつかみ、日本はもちろん、世界に広げるという戦略を描いているようだ。
「中国で勝てないとパナの将来はない」と津賀一宏パナ社長兼CEOは発破をかける。中国・北東アジア社が担当する家電や住宅設備の分野で現在の売上高は約7000億円だが、まずは3年後に1兆円到達を目指す。
(「週刊ダイヤモンド」編集部 土本匡孝)
【パナが中国家電博で見せた「本気度」、中国で負ければ未来はない】
— 週刊ダイヤモンド編集部 (@diamondweekly) 2019年3月26日
パナソニックが中国でIoT家電などの手応えをつかみ、日本はもちろん世界への戦略を描いているようです。https://t.co/K4F3RwVZa3
□パナが中国家電博で見せた「本気度」
— カイエン@日々感謝の気持ち、某実業家を応援中☀️ (@FaL5ons) 2019年3月25日
創業者・松下幸之助とケ小平副首相の縁もありパナの中国事業は87年始まる。中高級家電としての一定の認知度はあるものの中・韓家電メーカーの存在感が大きく中国での家電シェアは2%。
売上高は約7千億円だが3年後に1兆円到達を目指す https://t.co/id6QWdtr8v
パナが中国家電博で見せた「本気度」、中国で負ければ未来はないhttps://t.co/zTehlWSbHc
— PBLリサーチ(パベルジャパン株式会社) (@pabeljapan) 2019年3月26日
家電とくらし空間(住宅設備)の融合
今回の家電博でも、家電単品ではなく、住宅設備と融合した展示の割合が大幅に増えた。
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