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日産vsルノーは第2R激化 4.8株主総会へ“委任状争奪戦”情報
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/249215
2019/03/11 日刊ゲンダイ
ゴーン被告のこの姿に注目が集まり…(日産の西川社長=央と仏ルノーのスナール会長=右)/(C)日刊ゲンダイ
日産自動車のゴーン前会長が保釈されたのは先週6日のこと。テレビのワイドショーや報道番組は、連日のようにゴーン被告の“作業着姿”を伝えた。
「ゴーン被告の変装に話題が集中したことで、日産の経営にまつわる話がほとんど伝えられなくなっています。ただ市場では、ゴーン被告の保釈によって、日産と仏ルノーの関係が微妙に変化しているという指摘もささやかれ始めています」(株式評論家の倉多慎之助氏)
日産は今も取締役に残るゴーン被告が「取締役会」に出席するのを恐れていると伝わる。
役員会の場で、西川広人社長に対し、「役員報酬の先送りにサインしたはずだ」と暴露する可能性もあるからだ。
■臨時株主総会は大荒れか
そうなったら、西川社長は取締役会で“共犯者”の烙印を押されかねない。
「ルノーは、西川氏の立場が日産社内で悪くなれば、三菱自動車を含む3社のアライアンスで今以上に主導権を握りやすくなります。だから、保釈後のゴーン前会長が日産経営陣を批判することは歓迎でしょう」(市場関係者)
一方、日産はゴーン被告の悪行をさらに追及し、「悪いのはゴーン被告1人」を強調するに違いない。
「実は、水面下で4月8日開催の臨時株主総会に向け、委任状争奪戦が起きているという情報が流れています。焦点は日産の会長ポストです。ゴーン前会長の逮捕以降、日産とルノーは次期会長のイスを争って火花を散らし続けています。現状は、どちらも譲ろうとしていません。このままだと、臨時株主総会まで結論が出ず、委任状争奪戦になるでしょう」(経済ジャーナリストの井上学氏)
日産の株価が高値止まりしている点も不気味だ。昨年11月のゴーン被告逮捕後から株価は下落し、同12月には昨年来安値の836円をつけた。ところが、それ以降は上昇傾向に転じている。
「さまざまな思惑を持つ日米の投資ファンドが積極的に買い集めている可能性があります。いずれ起こるであろう委任状争奪戦を見据え、影響力を行使する狙いでしょう」(倉多慎之助氏)
4月8日の臨時株主総会は、ゴーン被告、ケリー氏の両取締役の解任とルノーのスナール会長の取締役選任が目的だ。とはいえ、株主から「日産の会長職はどうするか」といった質問が飛べば、西川社長は口を開くしかない。
「取締役の選任は過半数の賛成で成立します。ルノーは日産株を約43%保有しているので、常識的にはルノーの言い分が通ります。ただ、過半数に達していないのも事実です。争奪戦となれば何が起きるか分かりません。ルノーの焦りも理解できます」(前出の市場関係者)
8日の臨時株主総会が終わっても、6月下旬には定時株主総会が控える。そこで熾烈な委任状争奪戦が繰り広げられるかもしれない。
ゴーン保釈を受け、日産VSルノーは激しさを増しながら第2ラウンドへ突入した。
水面下で進行?【日産】【ルノー】委任状争奪戦 ゴーン保釈で第2ラウンドへ突入 4月8日の臨時株主総会は大荒れか(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/59RsAvZ1No
— KK (@Trapelus) 2019年3月11日
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