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定年後何年もつか…あなたの「預金寿命」の計算方法、教えます 寿命より早く底をつくと大変なことに
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/60026
2019.03.05 週刊現代 :現代ビジネス
定年後、再雇用も終えた。だが、悠々自適な余生を送れるほど現実は甘くない。20年後には、寿命より先に預金が底をつく未来が待ち受ける。人生は続くのにおカネがない地獄を回避するコツを学ぼう。
あと5年で預金がゼロに
「今、預金残高が500万円を切り、生活が立ち行かなくなる不安を感じています。
月約13万円の年金だけでは足りず、毎年100万円近くを預金から引き出しています。つまり、あと5年生きれば私の預金は底をつくのです」
東京都在住の堀江律夫氏(75歳・仮名)は老後の人生設計を甘く見たことを後悔していた。1年前に年上の妻を肺がんで亡くし、子ども夫婦も自分たちの暮らしで精一杯。
年に一度の楽しみだった高校の同窓会も、会費の1万円が惜しくて昨年は参加を見送った。
「家事も家計も妻にまかせっきりでした。今は17時以降に3割引きになるスーパーの弁当ばかりを食べています。80歳を超えたとしても、その先はどうやって生きていけばいいものか……」
日本人男性の平均寿命は約81歳だ。堀江氏も、ちょうど預金が底をつく80歳で寿命を迎えればなんの問題もない。
だが、堀江氏はこの平均寿命の81歳よりも長く生きる可能性が高い。75歳男性の平均余命(その年齢から生きる年数)は、約12年あるからだ。堀江氏が今の生活を続ければ、5年で預金がゼロになり、その先7年は預金なしで生きることになる。
人生まだ先は長いのに預金がない、という事態に陥らないためには、どれくらいのおカネを用意するべきなのか。
「1億円で安心老後」、「老後は夫婦で5000万円必要」など、雑誌や新聞の記事では老後のために莫大な資産を用意するべきと主張する見出しが躍る。
実際、生命保険文化センターのアンケートによると、老後にゆとりある生活をするためには月約35万円が必要で、60歳から85歳まで生きれば1億円を超えるおカネがかかってしまう。
だが、本当にこれだけのおカネを用意しなければならないのか。それを知るためには、今ある預金で何年生きられるかを計算する必要がある。
本誌はこれを「預金寿命」と名付け、その計算方法を下の表にまとめた。
さっそく、今のあなたの預金寿命を計算してみよう。必要なのは、夫婦の預金総額と、毎月の生活費の赤字(表の@)、特別費(表のA)だ。
再雇用が終了した夫(65歳)と専業主婦の妻(63歳)からなるA家を例に説明していく。家は持ち家で、子ども2人は独立している。
まず把握しなければいけないのは、夫婦の預金総額だ。A家の場合、夫婦合わせた預貯金は3000万円ある。内訳は、老後資金として用意していた1000万円と、退職金2000万円だ。
次に、月の生活費−月額の年金受給額(毎月の生活費の赤字)を把握しよう。一般的な老後の家計では、月の生活費が月額の年金受給額を上回るはずだ。'17年の家計調査報告によれば、高齢者世帯の家計は、毎月5万4519円の赤字である。
年金では絶対に足りない
毎月の赤字額を求めるために、はじめに月の生活費を計算する。夫婦2人分の食費や水道光熱費、通信費など、どれくらいのおカネが出ていくかを洗い出す。
ここから夫婦の年金受給額(A家の場合、厚生年金約22万円)を引けば、A家では、毎月約6万4000円が不足していることがわかる。年間で考えると、年金で賄いきれなかった生活費約77万円を、毎年預金から引き出していることになる。
だが、預金から出ていくおカネは月の生活費だけでは済まない。
医療費、介護やヘルパーの費用、老人ホームの入居金など、生活費以外にも想定すべき「特別費」をすべて足し合わせる必要がある。
A家の場合は、車の買い替えと家のリフォームも検討しており、「特別費」は1500万円になった。さらに、旅行代や子どもや孫への援助など、今後出費が見込まれるものがあれば、そこに足していくことになる。
さて、3つの数字がそろったところで、いよいよ預金寿命を求められる。まず、夫婦の預金総額から特別費の金額を引く。これを毎月の赤字額×12ヵ月で割るのだ。
A家の場合、算出された預金寿命は約20年。夫が85歳、妻が83歳より長く生きれば、預金寿命を超えてしまう。
もし、夫婦があと10年生きるとすれば、768万円がさらに必要だ。医療費や介護費もかさめば、預金は1000万円も不足する。
では、どうすれば今の預金のままで、より長く生きられるのか。
方法は3つ。日々の支出を減らすか、特別費の金額を抑えるか、収入を増やすかだ。
老後の生活でまず考えたいのは、生活費の抑制だ。消費生活アドバイザーの丸山晴美氏が語る。
「意外と減らないのが食費です。子どもが独立し、出来合いのものや外食が増えてしまうのです」
A家の〈家計の詳細〉を見てほしい。今2人で7万円かかっている食費は健康食品とサプリメントをやめることで6万円に減らせる。
また、通信費の1万2000円は固定電話の解約と携帯電話のプラン見直しにより8000円に削減できる。これだけで、1万4000円も月の生活費を節約できる。現役時代から収入が減ったのにやめられない浪費が、預金寿命を縮めていたのだ。
さらに、A家では先進医療や災害などの特約をのせた月4万円の保険料を払い続けている。
実はこれは無駄な出費だ。健康保険など公的制度で十分賄えるからだ。
特に大きいのが高額療養費制度だ。70歳未満の人は、月の医療費が最高でも概ね約9万円で済む。さらに70歳を超えると、一般的な年金生活者なら月5万7600円を超える医療費が戻ってくる。高齢になればなるほど公的な制度は手厚くなるのだ。
A家の場合、この保険はやめてしまっていい。
高く見積もってしまう人が多いのが特別費だ。A家の場合1500万円という試算だが、この金額も、もっと抑えられる。
医療費は、いま述べたとおり、長生きすれば手厚くなる。今の見積額200万円は最大限だと考えていいだろう。
「保険適用外の治療や差額ベッド代におカネをかけなければ、一度に何十万円もおカネが飛ぶことはない。医療費は70歳までで夫婦で100万〜200万円あれば十分です」(前出・丸山氏)
預金寿命が2倍に延びた
特別費の中で、一番大きいのは介護費だ。ただこれを減らすのは難しい。
「公的な補助金をもらって自宅で介護をするとしても、月平均で5万円前後かかります。介護期間は平均で5年なので、ひとりあたり300万円、夫婦で600万円は用意しておきたいです」(マイエフピー代表・横山氏)
しかし、老人ホーム入居費用は減らすことができる。
理想的なのは、初期費用がかからず、月々約14万円以下で済む特別養護老人ホーム(特養)の利用だ。とはいえ、特養は順番待ちで入れない可能性もある。一方、民間の有料老人ホームは、入居金が50万円から数千万円とピンキリだ。
実はここで、確実に特養に入る裏ワザがある。
「自立しているうちにケアハウスに入居すれば、特養に入れるまで待機できるところもある。ケアハウスは3食ついて月の負担は約7万円から。要介護認定を受けてからでは入れないので、早めに決断する必要があります」(ファイナンシャルプランナー・畠中雅子氏)
A家では、夫か妻のどちらかが亡くなったら、残されたほうはケアハウスに入ることにした。これによって、300万円と見込んでいた老人ホームの入居費用は100万円にまで減った。
自動車の買い替え費用は、自動車を売ればゼロにできる。A家でも自動車を手放すと決めた。
そもそも自動車は持っているだけで、自動車税や駐車場代、車検代など年間30万円を超える維持費がかかる。頻繁に遠出でもしない限り、タクシー移動のほうが安上がりだ。
持ち家のリフォーム代も無視できない。自宅に亡くなるまで住み続けるなら、バリアフリー化の工事が必要だ。その費用を負担するなら、いっそのこと地方移住するのも手である。
定年をきっかけに豊島区から前橋市に移住した伊達和也氏(70歳・仮名)はこう語る。
「当初、家のリフォームを考えていたのですが、600万円かかるため諦めました。前橋の物価は県庁所在地では那覇市に次ぐ安さで、生活コストは1割下がり、移住は大成功でした」
A家では、自動車の売却と老人ホーム入居費用の見通しがたったことで、Aの特別費はトータルで300万円減り、1200万円になった。また、不要な保険を解約したので、月の生活費もさらに1万2500円浮いた。これで表@の金額は3万7500円になる。
結果、約20年だった預金寿命は、約40年となんと2倍に延びた。これなら妻が仮に100歳まで生きたとしても安心だ。
それでも老後が不安な人は、収入を増やすという選択肢もある。
もし、まだ定年前であれば、退職金を年金として受け取れば月の収入を増やせる。だが、思わぬデメリットもある。
「収入が増えると健康保険や介護保険の保険料負担も増える。よって手取りでは、退職金2000万円を年金にすると一時金の時より130万円も損になります」(生活設計塾クルー・深田晶恵氏)
また、年金を繰り下げて収入を増やす手もあるが、もう間に合わないという人もいるだろう。
そんな時にやってはいけないのは、ゼロから投資を始めることだ。
「投資は長いスパンで考えるものです。投資経験がない人が、突然、大きな資金で運用を始めるのはおススメしません」(フィデリティ退職・投資教育研究所所長・野尻哲史氏)
細く長くがコツ
老後は起業や運用で無理にたくさん儲けようとせず、細く長く働くのが正解だ。
全国シルバー人材センター事業協会によると、「経理事務」「家事サービス」などから得意な仕事を選べる。
例えば駐車場の管理なら、実働6時間で5000〜6600円、除草なら5000〜8000円を稼ぐことができる。これなら夫婦で週1日ずつ働けば、生活費の不足分を補うことができ、預金寿命の不安もなくなる。
ここまでやっても、例えば介護で莫大なおカネが出ていき、預金寿命が急速に縮まることもある。万が一、財産が底をついた場合、頼れるのが生活保護だ。
「援助してくれる親族がおらず、財産もなく、収入が基準より少なければ審査に通ります。年金をもらっている場合、地域によって違いますが、月約9万円から約12万円の最低生活費に満たない分の差額がもらえます」(行政書士・天野浩史氏)
10年後、20年後に泣かないために、まず自分の預金寿命を計算し、かかるおカネを見つめなおすのが第一歩だ。
「週刊現代」2019年3月2日号より
定年後何年もつか…あなたの「預金寿命」の計算方法、教えます : https://t.co/8Lv9o7U9Os #現代ビジネス
— 現代ビジネス (@gendai_biz) 2019年3月4日
定年後何年もつか…あなたの「預金寿命」の計算方法、教えます 寿命より早く底をつくと大変なことに
— ☆リポゾー(^o^)/@『健康第一、そん次お金』と考える、将来の事が不安なアルトコイン投資家💹 (@hyro42072938) 2019年3月5日
定年後は、年に100万は減るだろうね…
(*´-`) https://t.co/L8GPECD4jd
タクシー、ヨロシク(@。@)
— タクドラ・ブラックモア (@black69more) 2019年3月5日
そもそも自動車は持っているだけで、自動車税や駐車場代、車検代など年間30万円を超える維持費がかかる。頻繁に遠出でもしない限り、タクシー移動のほうが安上がりだ。
定年後何年もつか…あなたの「預金寿命」の計算方法、教えますhttps://t.co/TJw9BMzTbE
"現役時代から収入が減ったのにやめられない浪費が、預金寿命を縮めていたのだ。" 定年後何年もつか…あなたの「預金寿命」の計算方法、教えます(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース https://t.co/KhYbmSWWWR @YahooNewsTopics
— Kotaro@40代でセミリタイア (@Kotaroux) 2019年3月5日
夫婦二人で退職金と貯金で三千万あり、年金
— Hero (@Jong_Hero) 2019年3月5日
を月額35万貰って足らないとは!?
加え一人暮らしで20万で足らないと言っている。
欲ボケしていないか!?
何に使うか知らないが、ゆとりある生活と欲を言ったらきりがないぞ!!
雑誌を売るために話を作り盛りすぎ!!https://t.co/GW1D0sTMSg
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