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世界3大投資家ジム・ロジャーズが全財産を失って知った「失敗の教訓」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190221-00010000-php_s-bus_all
PHP Online 衆知 2/21(木) 11:54配信
ジム・ロジャーズ氏といえども大きな失敗を経験している。そこから学んだものとは?
<<世界3大投資家の一人に数えられるジム・ロジャーズ氏。今では投資家として揺るぎない世界的評価を得た同氏だが、そこに至るまでには全財産を失う憂き目にもあっている。
そんな逆境から氏は多くを学び、その後大投資家の称号を得るに至った。ジム・ロジャーズ氏が自身の「投資の鉄則」の一端が、著書『お金の流れで読む 日本と世界の未来』に記されている。本稿ではその一部を紹介する。>>
※本稿は『お金の流れで読む 日本と世界の未来 世界的投資家は予見する』(ジムロジャーズ著、大野和基訳 PHP新書)より一部抜粋・編集したものです。
「待つことができる」のは重要な才能の一つ
新聞やネットで関心を引く銘柄が見つかっても、私はすぐには手を出さない。さらなるリサーチを開始する。
私はこれまで手ひどい失敗をしたことが幾度となくあるが、失敗する時はいつもリサーチが不足していた。それを戒めに、リサーチは十分すぎるくらいに行う。
「これくらいの時間をかければ十分」と簡単に言うことはできない。投資先によって、リサーチの必要度合いは変わるからだ。もともと詳しい業界の株──たとえば私は砂糖については50年も投資をしているのでよくわかっているし、よく知っている国もある。
新しい産業、新しい会社、新しい国であれば、より深く、一からリサーチを行うが、それには高いコストとリスクが伴うので、自分がよく知っている業界や国に投資するのが一番だろう。
熟知している分野がない場合、投資はしない方がいい。銀行に金を入れておいて、自分が十分な知識を持つ分野が出てくるまで待つのが賢明だ。ひどいインフレが起きると痛みを被るが、それでも利息がつくものにお金を入れた方が、下手に投資して大損するよりよほどましというものだ。
実は「待てる」ことも、投資家に必要な資質の一つである。投資家に必要なのは、ほとんどの場合「何もしない」ことなのだ。いままで何度もそうやって多くの人にアドバイスをしてきた。
ある場所に商機が見えたら、それは正しい判断である。あとは買うだけだ。でも逆に言えば、確実に商機が見出せるまでは、何もしてはいけない。
たいていの人は、常に動き回っていなければいけないと思い込んでいる。常に株価を気にして、何か行動を起こさなくてはいけないと忙しくしている。でも、それは間違いだ。
また多くの人は──私を含めて──行動を急ぎすぎる。私はかつて、時代を先取りしすぎて失敗した経験が山のようにある。確実に商機が見えるまで、辛抱強く待たなければならない。世間の多くの人が、商機に気づくまで。
儲けの直後は、一番失敗しやすい時
特に、成功して儲けた時が要注意である。人はどうしても、もう一回大儲けしようと焦ってしまう。儲けた時こそ、ビーチにでも行って何もせずにいるのが一番だ。大成功すると、人はそれでのぼせ上がり、自分は賢い、金儲けをするのは簡単だと勘違いしてしまうのだ。
それでまた駆り立てられるように投資に励み、失敗してしまうのである。
人は失敗すると、他人を責める。ブローカーを責め、テレビで偉そうな助言をしていた人を責め、ネットのアドバイスを責める。
しかし、すべての失敗は自分のせいなのだ。十分なリサーチをしなかった自分が悪いのである。他人のせいにしてはいけない。
何度でも言うが、本当に投資家として成功したいのなら、他人の言うことに耳を貸してはいけない。自分が熟知しているものだけに投資をすればいい。スポーツであれ、車であれ、ファッションであれ、誰にでも熟知している分野はあるだろう。
このデザイナー、あるいはこのチェーンストアは、いつも私が好きなスタイルの服を作っている。だから成功するに違いない──。
そう予感することが、あなたにもないだろうか。私自身はファッションに疎いのでまったくわからないが、詳しい人はパッと感知するはずだ。このブランドは売れる、と。
そういう予感こそが投資の始まりになるのだ。売れる商品を作るから成功する、みなが買うものを出すから成功する。当たり前すぎて多くの人は気づかないが、投資はこういった予感から始まるのである。
ただ、何かに商機を見出したら、行動も伴わなければならない。行動というのは、入念なリサーチをして株を見つけ、買うことを指す。多くの人は、後から負け惜しみを言うのが得意だ。
「あの会社が成功することは、10年前からわかっていたよ」とか、「あの時100円で株を買っていれば、今頃20万円にはなっていただろうなぁ」とか。口で言うのは簡単だ。
でも「成功することはわかっていた」と言ってもいいのは、実際に100円で株を買い、20万円に殖やした人だけである。行動を起こさなければ、何の意味もない。
行動を起こした後は、寝ているだけでいい。その株が上がるのをのんびり待ち、売るべき時が来たら売る。
売るべき時機というのも、その業界を熟知していたら自然とわかるものである。何かが変わってきた、品質を捨てて生産性に重点を置き始めた、もう前ほどはいい商品が生まれていない、と感じたら売ればいいのだ。
業界を徹底的にリサーチしていればその変化を捉えられ、売るべき時がわかる。そして大事なのは、繰り返しになるが、成功してものぼせ上がらないようにすること。成功した時こそ、ビーチに寝そべってくつろぐべきなのだ。
資産を3倍にした5カ月後に全財産を失って気づいたこと
というのも、私自身が成功にのぼせ上がって大損した経験があるからである。
ウォール街でビジネスを始めてすぐ、私は大成功を収めた。周りの人がすべてを失っている時に、私は五カ月で資産を三倍にしたのだ。自分は頭がいいと思い込んでしまった。でも、それがいけなかったのだ。その五カ月後、私は全財産をすっかり失ってしまった。
経験がない時に短期間で大金を手にすると、そういう失敗を犯してしまう。自分がやっていることが正しいと錯覚してしまうのだ。
大失敗することで、自分は何もわかっちゃいないという現実を知ることができた。市場の方が私よりも賢かったことを学んだのだ。いい教訓になった。
ジム・ロジャーズ(訳:大野和基)
世界3大投資家の一人に数えられるジム・ロジャーズ氏。今では投資家として揺るぎない世界的評価を得た同氏だが、そこに至るまでには全財産を失う憂き目にもあっているようです。https://t.co/weeHab1q3b
— PHP衆知 公式 (๑˃̵ᴗ˂̵) (@PHP_shuchi) 2019年2月20日
☑️PHPオンライン衆知の本日の公開記事⬇️
— 太田智一🔌 (@otomokazu) 2019年2月20日
そして2本目は、世界3大投資家のジム・ロジャーズ氏が「失敗から学んだ教訓」。
ジム・ロジャーズ氏にも駆け出しのような時期があったわけです。身をもって知ることは大切なんですねえ。 https://t.co/kzrIHfDiMf
世界3大投資家ジム・ロジャーズが全財産を失って知った「失敗の教訓」(PHP Online 衆知) - Yahoo!ニュース https://t.co/mFLyq6BGIT
— tura0326 (@tura0326) 2019年2月21日
「確実に商機が見出せるまでは、何もしてはいけない。」
わかりみあふれるフレーズばかりで全部引用したいけど強いて引用するならこれだ
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