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「練馬区が原発事故で汚染、指定廃棄物忘失 １年以上前に気付くも公表せず」
（東京新聞 2020/4/24）
https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/202004/CK2020042402000116.html
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練馬区は二十三日、東京電力福島第一原発事故で汚染され、倉庫で保管していた芝生の養生シートを忘失したと発表した。約一年以上前になくなっていたことに気づいたが、これまで公表していなかった。 （三輪喜人）
区によると、区立中村小で使用していた芝生の養生シート（縦十メートル、横三十二メートル、重さ三十キロ）のうち三枚が、原発事故で汚染されて指定廃棄物になった。放射性物質の濃度は二〇一一年十二月時点で、一キロ当たり八二六〇〜五万三四〇〇ベクレル。折り畳んでブルーシートで覆い、一二年二月から区役所地下一階の倉庫で保管していた。
一八年十二月に環境省の調査を受けたところ、シートが見当たらなかった。区は昨年五月、誤って捨てた可能性が高いとして、調査委員会を設け、国立環境研究所の主任研究員や弁護士、区の幹部三人の計五人の委員が、経緯や環境への影響を調べてきた。
今年三月にまとまった調査報告書は、庁舎からごみを処理する全ての方法を調べたが、処分先と所在は「確定することができない」と結論づけた。ただし、誤って廃棄され、焼却されていたとしても、放射性物質の濃度は時間とともに下がるため、「健康や環境への影響を与えるものではない」とした。
今回の問題が起きた原因としては、「区の危機意識の欠如が根本的な原因。民法上の善管注意義務を怠り、責任を果たさなかったことは非常に重大」と指摘した。区教育委員会学校施設課の牧山正和課長は「再発の防止に取り組む」と話した。
-----(引用ここまで)-------------------------------
>放射性物質の濃度は時間とともに下がるため、「健康や環境への影響を与えるものではない」
トンデモですね。
安全なレベルになるまで何十年、何百年とかかる放射性物質があるから危険なのです。
そもそも100ベクレル/kgを超える放射性廃棄物は、放射能マークのついた黄色いドラム缶に入れて
厳重保管しなければならないはずです。
こんなずさんな管理をしていれば行方不明になるのも当然です。
この記事ですが、なぜか東京新聞はウェブ上からただちに削除しました。
間違った内容なら訂正記事が出るはずです。
おそらく、不都合な真実なため圧力がかかったのでしょう。
こういうことをやっていると、ますますマスコミへの不信が強くなります。
（関連情報）
「東京都杉並区区立堀之内小学校で９万ベクレルのセシウムを検出」
（阿修羅・山口紳助 2011/12/13）
http://www.asyura2.com/11/genpatu19/msg/303.html
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