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福島産、食べて応援、あの世行き、(事故9年目)
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2020/03/29(日) 19:42:40 めげ猫「タマ」の日記
福島産を許容する方が約67%の福島県郡山市・三春町の葬式(死者数)は
事故前1年(2010年3〜12年2月)2,940人
事故9年目(2019年3〜20年2月)3,321人
で13%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら約680万分の1でした。一方で福島産を許容する方は約7%の福島県相馬・南相馬市の葬式(死者数)は
事故前1年 1,294人
事故9年目 1,307人
で、少し増えていますが、統計的な差はありません。(=^・^=)は
「福島産、食べて応援、あの世行(事故9年目)」
って思ってしまいました。
福島は事故によって汚染されました。
事故10年目も汚染されている福島
※1 (1)にて作成
※2 避難地域は(3)による。
図―1 福島県郡山市・三春町、相馬・南相馬市、いわき市
図に示す通り、福島では国が除染が必要だとする国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトに(3)に近い0.2マイクロシーベルトを超えた地域が広がっています。事故10年目ですが、福島は汚染されたままです。福島産を食べて良いか心配です。
これについて、安倍出戻り総理(4)、福島県(5)、東京電力(6)は、福島(産)は「安全」であり、避ける行為を「風評被害」と呼んでいます。でも、信じて良いか不安です。この方達は、事故前は原発を「安全」だと言っていました。でも、大爆発です。
出戻る前の安倍総理は質問主意書の回答で「我が国において、非常用ディーゼル発電機のトラブルにより原子炉が停止した事例はなく、また、必要な電源が確保できずに冷却機能が失われた事例はない」「原子炉施設の安全を図る上で重要な設備については、法令に基づく審査、検査等を厳正に行っている」「地震、津波等の自然災害への対策を含めた原子炉の安全の確保に万全を期している」「経済産業省としては、原子炉の冷却ができない事態が生じないように安全の確保に万全を期している」とし、今後も原子力の安全確保に万全をつくすことを回答しました(7)。その後に福島原発事故が起き、およそ原子力の安全確保に万全をつくしていない事が、事故報告書(8)(9)で明らかになりなした。
福島県は2011年2月25日に福島第一原発3号機は「安全」と発表しました(10)。でも、2週間後には大事故です。
当然ながら、東京電力も事故前は自社の原発は「安全」だと主張していました(11)。
彼らの主張を信じて良いか分かりません。そこで、(=^・^=)なりに調べて見ることにしました。福島県内で福島産を許容する所と、しない所を比較し、差が無ければ福島産は「安全」、差があれば「安全」とは言えないです。
福島県にあるひらた中央病院は、福島産米や野菜について避けるか否かのアンケート結果を発表しています。以下に示します。
表―1 福島産を許容すかのアンケート結果
※(12)を集計
郡山・三春で許容される福島産米
福島県は福島を7つの生活圏に区分しています(13)。県中地域に属する郡山市・三春町、相双地域に属する相馬・南相馬市をひとまとめにして比較してみることにしました。表に示す通り、郡山市・三春町では福島産米や野菜を約67%の方が許容しています。一方で相馬・南相馬市では7%です。同じ福島県内でも地域によって福島産に対して温度差があります。
以下に各年3月から翌年2月までの1年間の郡山市・三春町の合計の葬式数を示します。
事故後に葬式が増えた郡山市・三春町
※1(14)を各年度で集計
※2 震災犠牲者は(15)により、行方不明を含み、関連死を含まず
図―2 郡山市・三春町の葬式の推移
図に示す通り事故後に葬式が増えています。福島産を許容する方が約67%の福島県郡山市・三春町の葬式(死者数)は
事故前1年(2010年3〜12年2月)2,940人
事故9年目(2019年3〜20年2月)3,321人
で13%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら約680万分の1でした。
福島産を許容する方が約67%の福島県郡山市・三春町の葬式(死者数)は
。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。
表―2 偶然に起こる確率の計算結果
※計算方法は(=^・^=)の過去の記事(16)による。
有意差検定表
以下に各年3月から翌年2月までの1年間の相馬市・南相馬市の合計の葬式数を示します。
事故後も殆ど増えていない相馬・南相馬市の葬式
※1(14)を各年度で集計
※2 震災犠牲者は(15)により、行方不明を含み、関連死を含まず
図―3 相馬・南相馬市の葬式の推移
福島産を許容する方は約7%の福島県相馬・南相馬市の葬式(死者数)は
事故前1年 1,294人
事故9年目 1,307人
で、少し増えていますが、統計的な差はありません。
以下に各年3月から翌年2月までの1年間ののいわき市の合計の葬式数を示します。
事故後にそこそこ増えたいわき市の葬式
※1(14)を各年度で集計
※2 震災犠牲者は(15)により、行方不明を含み、関連死を含まず
図―4 いわき市の葬式の推移
表―1に示す通りいわき市の福島産米や米を共に許容する方の割合は37%ですが、同市の葬式(死者数)は
事故前1年 4,007人
事故9年目 4,222人
で5%増えています。郡山市と相馬市・南相馬市の中間でしょうか?
以下に表―1および図―2〜4から作成した、葬式(死者数)の増加率と福島産米や野菜を共に許容する方の割合をまとめました。
福島産を許容する地域程に増える葬式
※(12)(14)を集計
図―5 葬式(死者数)の増加率と福島産米や野菜の許容割合
図に示す様に福島産を許容する程に葬式(死者数)が増えています。以下に相関図を示します。
一直線に並ぶ葬式増加率と福島産許容率の相関「
※(12)(14)を集計
図―6 葬式(死者数)の増加率と福島産米の許容割合の相関
図に示す様に1直線です。(=^・^=)は、
「福島産、食べて応援、あの世行(事故9年目)」
って思ってしまいました。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
こんなデータが出て来ると(=^・^=)は不安なので
「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」
を決めています。でも、これって(=^・^=)だけではないようです。
福島を代表する農畜産物に牛肉があります(15)。福島県郡山市の肉牛飼育頭数は5,424頭で福島県随一です(16)。同市の牛肉は釆女(うねめ)牛というブランド牛です(17)。福島県は福島産牛肉は安全だと主張しています(18)。でも、福島県郡山市のスーパーのチラシには福島産牛肉はありません。
※(19)を引用
図―7 福島産牛肉が無い福島県郡山市のスーパーのチラシ
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-3215.html
(1)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会⇒福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(令和元年8月29日〜11月2日測定)PDF
(2)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(3)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(4)平成30年3月10日 福島県訪問 | 平成30年 | 総理の一日 | 総理大臣 | 首相官邸ホームページ
(5)福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ
(6)風評被害に対する行動計画の策定について|プレスリリース|東京電力ホールディングス株式会社
(7)衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
(8)東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会
(9)国会事故調 | 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会のホームページ
(10)福島第一原子力発電所3号機におけるプルサーマル実施に係る安全確認 - 福島県ホームページ
(11)原子力安全・品質保証会議|東京電力
(12)研究報告|ひらた中央病院 | 医療法人 誠励会 | 福島県 医療 介護 リハビリ
(13)福島県の概況 - 福島県ホームページ
(14)福島県の推計人口(令和2年3月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(15)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(16)届出情報の統計-目的別索引-牛の個体識別情報検索サービス⇒【令和元年10月31日公表】 (毎年10月31日頃更新)⇒飼養頭数 牛の種別 市区町村別 令和元年9月末時点⇒Excelの"交雑種(肉専用種×乳用種)と黒毛和種の合計
(17)釆女(うねめ)牛を育てる会|こおりやまの物産品・特産品
(18)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(19)イトーヨーカドー 郡山店
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