http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/602.html
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「処理水処分 東電が考え方の素案」 (NHK 2020/3/24)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20200324/6050009444.html
福島第一原子力発電所で増え続けているトリチウムなどの放射性物質を含む水について、東京電力は、海か大気中に放出して処分することが決まった場合、国の濃度の基準の40分の1を目安に薄めた上で、今後、30年程度かけて徐々に放出するなどとする素案をまとめました。
トリチウムなどの放射性物質を含む水の処分をめぐっては、国の小委員会が先月、基準以下に薄めて海か大気中に放出する方法が現実的だ、などとする報告書をまとめ、今後、政府が地元などから意見を聞いた上で決定することにしています。
これを前に、東京電力は、処分方法についての基本的な考え方の素案を公表しました。
それによりますと、どこまで薄めるかについては、海に放出する場合、国の基準の40分の1にあたる、1リットルあたり1500ベクレルという福島第一原発でくみ上げた地下水を放出する際の自主的な基準を目安に検討するとしています。
また、一度に大量に放出するのではなく、一般の原子力施設で放出されている量を参考に年間の放出量を決め、今後、廃炉作業が行われる30年程度の期間を使って徐々に放出するとしています。
そして、タンク内の水に残っているトリチウム以外の放射性物質については、再度、除去装置にかけて処理する試験を来年度から始め、どの程度減らせるかなどのデータを集めるということです。
東京電力は、この素案の内容を、来月、県内で開かれる処分方法について意見を聞く会で説明することにしています。
東京電力福島第一廃炉推進カンパニー廃炉推進室の松本純一室長は「今後、関係者から意見を聞くにあたり、参考になるよう、素案をまとめさせていただいた。これをもって処分方法を結論づけるのではなく、引き続き、意見を聞いていきたい」と話していました。
------(引用ここまで)-------------------------------------------
薄めても薄めなくても生体濃縮されるので同じです。
薄めるというのはマヤカシに過ぎません。
トリチウム以外の放射性物質の除去がきちんとできることを実証してから
海洋放出を決めるべきであって、順序が逆です。
汚染タンク増設の敷地はいくらでもあります。
まずは数十年保管できる本格的なタンクを建設してそこに保管し、
その間に浄化技術を開発すればよいだけです。
何も急ぐことはありません。
(関連情報)
「汚染水、浄化後も基準2万倍の放射性物質 福島第一原発」
(阿修羅・赤かぶ 2018/9/28)
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/362.html
「福島第一・汚染水タンク増設の敷地がないは大ウソ 広大な7、8号機建設予定地、
中間貯蔵施設予定地がある」
http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/220.html
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