http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/529.html
Tweet |
(回答先: 女川2号機が正式合格 東北の原発初 規制委決定(ひびや地盤の問題は?) 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2020 年 2 月 27 日 11:49:06)
安全基準をクリアし、あとは地元合意があれば再稼働可能と言うが。之までを見ると問題が次々に現れ、本当にこれで全部なのか疑問に思える。地元合意が金で解決されぬ事を願うしかない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)
女川原発2号機 6年かけ審査 どこがポイント?
2020年2月26日 12時59分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200226/k10012301981000.html
東北電力が女川原発2号機について、再稼働の前提となる審査を申請してから、26日の審査書の取りまとめまで原子力規制委員会が審議にかけた時間はおよそ6年。東日本大震災で津波や地震の揺れの影響を受けた原発としてより慎重な議論が求められたことが背景の1つにあります。
●巨大な津波にどう備えるか
審査の最大のポイントは津波対策でした。
東日本大震災では高さ13メートルの巨大な津波が女川原発に押し寄せ、取水口から海水が入り、この影響で非常用発電機の一部が使えなくなりました。
こうしたことを踏まえ、東北電力は想定される津波の最大の高さを震災前の13.6メートルから倍近い23.1メートルに引き上げました。
女川原発は海抜およそ15メートルの高さの敷地に造られていたため、津波が敷地を乗り越えることはありませんでしたが、津波の想定を引き上げたことを受けて、東北電力は新たに長さおよそ800メートルに渡り、海抜29メートルの防潮堤を建設する計画を示しました。
しかし、巨大な防潮堤をつくるとその重みで地盤が沈み、高さが不足するなどのおそれが審査の中で指摘されました。
このため、東北電力は地盤が沈み込まないようコンクリートで地中を固めるなどして地盤を強化する対策を示しました。
ところが、今度は地盤を強化すると地下水の流れをせき止める現象が起きるため、敷地の地中に水がたまり、地震の際に液状化が起きるという別のリスクが指摘されたのです。
これに対して東北電力は地下水をくみ上げる「井戸」のような装置を補強するとともに、バックアップ用の装置も設置する計画を示し、最終的に審査を合格しました。
津波の対策のために関連する何重もの備えが必要になったのです。
●地震への備えは
また巨大地震への備えも審査のポイントでした。
女川原発は東日本大震災の震源に最も近い位置にある原発です。このため、最大規模の地震の揺れの想定については、耐震の基準として東日本大震災の余震として発生した宮城県沖のプレート内地震を参考にしました。
その結果、想定される最大の地震の揺れを震災前の580ガルから1000ガルに大幅に引き上げました。
また、地震をめぐっては建屋の強度も審査のテーマとなりました。
原子炉が入る建物、「原子炉建屋」の壁に幅1ミリ未満の小さなひびが合わせて1130個見つかったのです。
東日本大震災を含めた過去の地震の影響と見られています。
東北電力が解析したところ、地震が起きる以前に比べて壁の中の鉄筋コンクリートがたわみやすくなっていることが分かりました。
そのうえで、東北電力は地震の揺れを想定したシミュレーションと実験を行った結果、現状のままでも建物そのものの健全性に影響はないと評価し、報告しました。
規制委員会はこの報告について「今後、想定される地震に耐えられるように厳しく評価できている」などとして東北電力の評価を妥当と判断しました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)
▲上へ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素52掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素52掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。