谷口たかひささんという方のブログ記事です。

「ポルトガル、ノルウェー、コスタリカが再生可能エネルギー100%に到達、
水力発電がカギか‐気候危機44」　（本当に価値のあるものは？　2020/1/25）
https://hontounikachinoarumonowa.com/2020/01/25/%e3%83%9d%e3%83%ab%e3%83%88%e3%82%ac%e3%83%ab%e3%80%81%e3%83%8e%e3%83%ab%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%83%bc%e3%80%81%e3%82%b3%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%aa%e3%82%ab%e3%81%8c%e5%86%8d%e7%94%9f%e5%8f%af%e8%83%bd/

再生可能エネルギー100%を達成した国は水力発電の占める割合が多いという指摘です。
ポルトガルが56%、ノルウェーが96%、コスタリカが74%です。

やはり再生可能エネルギーの主役は、風力でも太陽光でもなく水力発電なのです。

雨と山の多い日本では水力発電、それも巨大な貯水池・ダムが不要な小水力発電が
最も適しているとたびたび主張してきましたが、日本も本気で取り組めば、数年のうちに
電力需要の半分以上は水力でまかなえるでしょう。

技術の問題ではなくヤル気の問題です。

エネルギー資源を輸入に頼ることは、資源を握っている国に首根っこをつかまれる、
活殺権を握られるのと同じことです。

外国の言いなりになるのが嫌で、エネルギー供給自立のために、
各国とも再生可能エネルギーの導入を急速に進めているのです。

日本は全く逆です。

政治家も官僚も企業もウランや石油メジャーにべったり、たらふく甘い汁を吸っている。

エネルギー資源を握っている国にとっては、日本のエネルギー自給などとんでもない、
輸入資源に深く依存させ、言うことを聞かなければ供給を止めるぞと脅し、
日本を思うように操り続けたいのです。

日本の真の自立を妨害する売国奴を一掃しない限り、再生可能エネルギーの普及も、
エネルギー自給も全く進まないでしょう。

そのうち日本はエネルギー技術では最も遅れた後進国になるでしょう。

（関連情報）

「コスタリカの再生可能エネルギー、4年連続で国内電力の98％以上を供給」
（AFP　2018/12/22）
https://www.afpbb.com/articles/-/3203578

「小水力発電に注目　100万キロワット原発12基分はまだ未開発　（農林中金総合研究所）」
（拙稿　2014/9/12）
http://www.asyura2.com/14/genpatu40/msg/287.html

「＜原発のない国へ　すぐそばの未来・番外編＞明治の水力発電所と生きる街　（東京新聞）」
（拙稿　2019/4/19）
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/410.html

「廃れていた小水力発電所、復活相次ぐ　背景は　（毎日新聞)」　(拙稿　2019/3/20)
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/229.html
　

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