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福島はイチゴの季節、食べて大丈夫?
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2019/12/11(水) 19:52:37 めげ猫「タマ」の日記
福島のローカルTV局・TUFが福島のイチゴの収穫が始まったと報じていました(1)。食べて良いか心配なので、(=^・^=)なりに調べると
・主要な産地は汚染されている。
・主要な産地では放射能が飛び交っている。
・主要な産地では葬式が増えているが、主要な産地ではない相馬・南相馬市では増えていない。
・全域が避難区域となった飯舘村や大熊町も産地である。
との特徴を見出しました。
福島はくだもの王国を自称しています(2)。イチゴをくだものとするなら(3)、福島は6月のサクランボに始まり、モモ、ナシ、リンゴ、そして12月から翌年5月までのイチゴ(4)と、福島は年間を通してくだものが楽しめます。
福島のローカルTV局・TUFが福島のイチゴの収穫が始まったと報じていました(1)。
福島のイチゴの出荷開始を報じる福島のローカルTV局・TUF
※(1)をキャプチャー
図―1 イチゴの収穫開始を報じる福島のローカルTV局・TUF
美味しそうです。無論、福島県は福島産イチゴは「安全」だと主張しています(5)。でも「フクシマ」、やはり心配です。そこで(=^・^=)なりに調べてみることにしました。
以下に福島県のイチゴの生産量を示します。
伊達市がトップの福島のイチゴ生産
※(6)より作成
図―2 福島のイチゴの生産量
図に示す通り、伊達市、福島市、いわき市がトップスリーです。他に2017年3月末まで避難指示が出ていた福島県飯舘村(7)(8)、今年4月に避難指示が解除されたばかりの大熊町(7)(9)でも栽培されています。以下に示します。
事故から8年9ヶ月以上が過ぎて汚染されている福島
※1(10)のデータを元に(11)に示す手法で12月1日に換算
※2 旧避難区域は(7)による。
図―3 福島のイチゴ産地と相馬・南相馬市
図に示しように福島のイチゴ産地では国が除染が必要とする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた地域(12)が広がっています。福島のイチゴは10シーズン連続で、汚染された地で栽培されています。
以下に福島の2017年11月から1年間のセシウム降下量を示します。
放射能が舞い散る福島
※1 計算方法および元データは(13)による。
※2 旧避難区域は(7)による。
図―4 福島のセシウム降下量
図に示す様に福島では各地にセシウムが舞散っています。11月には洪水が起こり、泥土が流れ出しました(14)(15)。泥土からは国の基準(クリアランスレベル)の1キログラム当たり100ベクレル(16)の40倍近い同3,960ベクレルのセシウムが見つかっています(17)。ハウスに流れ込み、汚染をしたかもしれません。
以下に福島のイチゴ主要産地の3市(福島市、伊達市、いわき市)の葬式数を示します。
事故後に葬式が増えた福島
※1(17)を各年1から10月の10ヶ月間で集計
※2 震災犠牲者は(18)により、行方不明を含み、関連死を含まず
図―5 福島のイチゴ主要産地3市合計の葬式数の推移
図に示す様2009年から10年にかけてはあまり増えていないのですが、10年から11年にかけては急に増えています。その後も元に戻ることなく増え続けています。数値を記載すると
事故前(2010年1月から9月)6,203人
今年(2019年1月から9月) 7,183人
で14%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら28兆分の1でした。
表―1 偶然に起こる確率の計算結果
※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(19)による。
有意差検定表
福島県にあるひらた中央病院は、福島産米や野菜について避けるか否かのアンケート結果を発表しています。以下に示します。
表―2 福島産を許容すかのアンケート結果
※ (21)を集計
郡山・三春で許容される福島産米
表に示す様に相馬・南相馬市では715人中4分3を超える530人が福島産野菜を避けています。同じように福島産イチゴも避けているはずです。相馬・南相馬市の葬式数は
事故前(2010年1月から10月)1,076人
今年(2019年1月から10月) 1,10人
で、少し増えてはいますが統計的な差はありません。
福島のイチゴの収穫が始まりました(1)。食べて良いか心配なので、(=^・^=)なりに調べると
・主要な産地は汚染されている。
・主要な産地では放射能が飛び交っている。
・主要な産地では葬式が増えているが、主要な産地ではない相馬・南相馬市では増えていない。
・全域が避難区域となった飯舘村や大熊町も産地である。
との特徴を見出しました。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
安倍出戻り総理は福島産を避ける行為を「風評被害」と呼びます(22)。でも、汚染され葬式が増えた地の産品を避けるのは普通だと思います。少なくとも、福島の皆様はそのようです。
福島のイチゴの出荷が始まりました(1)。福島のイチゴはおいしいとの事です(23)。福島県は福島産イチゴは「安全」だと主張しています(5)。でも、福島県相馬市のスーパーのチラシには福島産イチゴはありません。
※(24)を引用
図―6 福島産イチゴが無い福島県相馬市のスーパーのチラシ
(=^・^=)も福島県相馬市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-3108.html
(1)クリスマス前にいちご収穫大忙し 伊達市 回視聴•2019/12/09 TUFchannel
(2)くだもの図鑑 – くだもの消費拡大委員会
(3)いちごやメロンは野菜なの? 果物コラム
(4)ふくしまの農林水産物パンフレット⇒6 ふくしまの農林水産物カレンダー@ (1,056KB)
(5)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(6)作物統計調査1> 市町村別データ>平成18年産市町村別データ>年次>2006年中の9−5⇒ 野菜(果実的野菜) ⇒福島県
(7)避難区域の変遷について−解説− - 福島県ホームページ
(8)福島・飯舘村でビジネス再生を成し遂げた、いちご農家の「意地」 | BUSINESS INSIDER JAPAN
(9)いちご栽培施設から出荷開始 - 大熊町公式ホームページ
(10)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成30年9月6日〜11月15日測定) 平成31年03月08日 (KMZ KMZ, CSV ZIP)」
(11)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2018年)
(12)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(13)めげ猫「タマ」の日記 放射能が舞い散る福島(2018)
(14)1階水没、道路は急流に 阿武隈川が氾濫した福島・伊達市 - 産経ニュース
(15)めげ猫「タマ」の日記 福島・阿武隈川氾濫、流れ出た泥には放射能
(16)日本のクリアランス制度 (11-03-04-10) - ATOMICA -⇒表2 発電用原子炉施設等を対象とする放射能濃度の基準
(17)放射線監視室 - 福島県ホーム⇒令和元年台風19号に伴う環境放射能モニタリング結果について(最終報) [PDFファイル/1.12MB]
(18)福島県の推計人口(令和元年11月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(19)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(月1回更新) - 福島県ホームページ
(20)めげ猫「タマ」の日記 福島Q&A Q18.統計的な差ってなんですか?
(21)研究報告|ひらた中央病院 | 医療法人 誠励会 | 福島県 医療 介護 リハビリ
(22)安倍晋三首相、風評被害払拭に努力 福島県猪苗代町商工会と面会 - 産経ニュース
(23)松葉園 - 丁寧に育てたおいしいいちご[福島県伊達市]
(24)Webチラシ情報 フレスコキクチ中の相馬店
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