http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/263.html
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「都立水元公園(葛飾区)の放射能汚染は今」 (東京新聞 2019/11/13)
https://genpatsu.tokyo-np.co.jp/page/detail/1182
東京23区で最大規模を誇り、湖沼の景観が広がる都立水元公園(東京都葛飾区)。東京電力福島第一原発から200キロ以上離れるが、都内の公園では事故の影響が最も強く残る。首都圏で測定を続ける丹野心平さん(39)と森本祥江さん(58)とともに調べた。
調査は、都環境局職員の立ち会いのもと9月中旬に実施。都心近郊のホットスポットに近いとはいえ、正直なところ「大したことはないだろう」と思っていた。歩道の放射線量は、都心よりもわずかに高いかどうかというレベルだった。
しかし、いざ各地の土壌を採取して放射性セシウムの濃度を調べると、29地点のうち12地点で放射性廃棄物の基準(1キロ当たり8000ベクレル)を超えた。
濃度の高い地点は、雨水が集まりやすい少し低い場所が多かった。ただ、地形的な変化のない場所でも数千ベクレルあるのには驚かされた。濃度の割に放射線が低い地点も散見れるが、汚染土の分布が狭いためとみられる。(山川剛史)
----(引用ここまで)------------------------------------------
まず、8000ベクレル/kgという問題外に高い放射性廃棄物のデタラメ基準を、
まるでこれ未満なら安全であるかのように比較している東京新聞に強く抗議したいと思います。
福島原発事故前の土壌汚染はせいぜい数ベクレル/kg、チェルノブイリ事故の研究では
子供は50ベクレル/kgから危険が始まると言われています。
核施設では100ベクレル/kg以上の廃棄物は黄色いドラム缶に入れて厳重に管理しています。
8000ベクレル/kgという基準がトンデモであり、その安全性には全く科学的裏づけがないことを
認識すべきです。
反原発を掲げながら、こういうデタラメ基準の既成事実化に加担するのは絶対に許せません。
すぐに訂正記事を出すべきでしょう。
このあたりは東日本でも有数のホットスポットであり、データはほぼ予想通り、驚くことはありません。
事故後8年半、すでに短寿命核種は減衰しており、これからはゆっくりとしか線量は下がりません。
これほどひどい汚染があっても、東京都は何一つ対策をしません。
オリンピックと都民の健康といったいどちらが大切なのかと問いたい。
この地域は、とても健康で長生きできる環境ではなく、できれば避難移住をすべきです。
少なくとも、水元公園で子どもを遊ばせてはいけません。
(関連情報)
「東京・葛飾区水元公園の汚染が相変わらずものすごい 小池東京都知事は知らんぷり」
(拙稿 2019/6/29)
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/684.html
「スモルニコワ・バレンチナ先生 子供は50Bq/kgから危険がはじまる。大人は200Bq/kgから危険」
(阿修羅・ポリーテイアー 2011/12/8)
http://www.asyura2.com/11/genpatu19/msg/164.html
「東電・柏崎刈羽原発では100ベクレル/kg以下の廃棄物も厳重管理している」 (拙稿 2016/7/1)
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/127.html
「恐るべき空気汚染 東京・葛飾区で1ヶ月放置の窓を拭いたタオルからセシウム合算119Bq/kg検出」
(拙稿 2018/1/2)
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/295.html
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