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「国連演説少女の正体:聖女グレタは革命家に?」 (ザウルスでござる 2019/9/28)
https://blog.goo.ne.jp/zaurus13/e/ee401b6666b4861888da640b77e88d4f
16歳の少女が国連に乗り込んで演説をしたということよりも、10年前に破綻した “地球温暖化説というドグマ” を未だに振り回していることに驚かされた。
人間による化石燃料の使用が温室効果をもたらし、地球の温度を上げているという地球温暖化説は20世紀末になって特に国連などで問題視されだした。CO2排出削減目標を設定した1997年の京都議定書などがある。
しかし、2009年に起きたクライメイトゲート事件によって、地球温暖化説が実は一部の科学者たちによる “でっちあげ” であることが発覚して、急速に支持者を失った。“データの悪質な改ざん” が暴かれたのである。
「地球温暖化」狂騒曲 社会を壊す空騒ぎ
地球はもう温暖化していない (平凡社新書)
その結果、アメリカをはじめ多くの先進諸国でもCO2削減目標などはどうでもよくなったのだ。
しかし、それまでに地球温暖化説にすっかり乗せられて、国際社会でも 「ストップ地球温暖化!」 「CO2削減!」 「代替エネルギー推進!」等と、先頭を切って旗振りをしてきた “優等生ニッポン” は、ハシゴを外された格好になった。
しかし日本のマスコミは、海外でのこの地球温暖化説の破綻を日本国民にきちんと報道してこなかった。“不都合な事実” にほっかむりしたのである。おかげで、日本では “でっちあげの地球温暖化説” がそのまま “日本の常識” となって根付いているありさまである。
そして、海外ではもちろん地球温暖化説は科学としては破綻したが、未だにこのドグマにしがみついているカルト的な研究者もたくさんおり、カルト化した環境保護運動における “基本的なドグマ” として浸透していった。
地球温暖化説は実際の地球のグローバルな現実を反映してはいないのだが、その 公式的な理屈 によって小学生でもわかった気になるので、子供を環境保護主義者に染脳するのにずっと利用され続けている。
そして、特に環境保護主義の盛んなスウェーデンの16歳の少女グレタ・トゥンベリ もそうやって地球温暖化説を両親から吹き込まれたようなのだ。
父親は俳優、母親はオペラ歌手という、芸術と名声志向の家庭に生まれたこの少女は両親とはまったく対極の性格で、何とアスペルガー症候群であった。
両親は娘をステージに立つ人種に育てる夢は早々に捨てたにちがいない。スウェーデンでは珍しくないが、両親は熱心な環境保護論者で、ご多分にもれず娘にもそういう “教育” をしてきたようだ。
アスペルガー症候群の子供は、単純な理屈が好きである。さらにその理屈通りに運ばないと気が済まない。本来他人とのコミュニケーションが不得手なはずの彼女には、むしろ相手の気持ちや反応を考慮せず一方的に話したり、単純な原理原則に基づいて周囲の反応などお構いなしに一方的に行動できることが強みになることに、両親は気づいたに違いない。
人間関係では通例引っ込み思案になりがちなアスペルガー患者の弱点を、対社会的なレベルでむしろ “強み” に変えて娘を “プロデュース” する可能性に気づいたようだ。
彼女はその一種の精神障害のために、吹き込まれた地球温暖化説を一途に突き詰めて、「地球が危ない!」 「地球は危機に瀕している!」 と考えたらしい。そして、「学校に行っているどころじゃない! 地球の温暖化を止めるために生徒たちもみんなで行動を起こさなくちゃ!」 と考え、単身 「学校ストライキ」 を始めたのだそうだ。
金曜日ごとに学校を休み、「地球温暖化を止めるために学校ストライキ中」という立て看板をストックホルムの国会議事堂の入り口近くに立てて座り込んだのだそうだ。その初日が August 20, 2018 のことである。
そしてその当日、彼女の前をスウェーデン屈指の広告代理店のカリスマコンサルタントが “たまたま” 通りかかり、「ほお、面白い」 と思って自分のツイッターに載せたのだそうだ。それから、あれよあれよという間に彼女は “気候活動家” として世界中に知られるようになったというのである。
これほど短期間に一人の少女が世界中に知られ、1年も経たないうちに国連で演説までするようになったのは、“たまたま” PRマンに路上で見出されたからだという話をあなたはそのまま信じるだろうか?
ネット上でこの件に関してリサーチすると、以下のことがわかってきた。
このPRマン Rentzhog 氏は、実はその3か月以上も前の May 4, 2018 にこの少女 グレタ・トゥンべリにすでに会っていて、何と両親とも知り合いの間柄だったことが暴かれている。
しかも、少女の “学校ストライキ” の初日は、著名なオペラ歌手である母親の書いた、何と “気候変動についてのエッセー本” の出版日にちょうど重なっているのだ。そして、その出版をプロデュースしていたのが、他ならぬこの同じPRマン Rentzhog 氏 だったのである(スイスの週刊誌 Die Weltwoche による指摘)。いったいどこまで仕組まれているのか?
そして、同日の母親の本の出版に合わせて、娘のほうの 「学校ストライキ」 の写真を手回しよくすぐに送って自分の会社の宣伝用インスタグラムに掲載しているのだ。母娘で地球温暖化問題に取り組んでいることを巧みにアピールし、相乗効果を狙ったのである。
この “母娘のシンクロデビュー” によって、母親は地球温暖化の本も書くオペラ歌手として目論見通りに注目を浴び、娘の方も計算通りに、地球温暖化阻止に果敢に取り組む姿によって世間の注目を浴びることができたわけである。この母親とカリスマコンサルタントは少なくとも3か月前から少女をどう使うか一緒に細かく計画していたことが想像される。
“成功欲” と “名声欲” のために利用された “聖女グレタ”?
このPRマンには、仕事の業績アップと収入アップが得られ、オペラ歌手の母親は気候変動についての本の著者として世間の注目を浴び、しかも自分の娘が温暖化阻止の活動家としてデビューを果たすという結果が得られたのだ。これだけの成果を同時並行に成就するために、このカリスマコンサルタントは、娘のほう以上に母親と周到で綿密な計画を練ったに違いない。
今回のリサーチの結果を元にさらに考察を重ねると、スウェーデンの国会議事堂前での一人の少女の 「学校ストライキ」 という発端じたいからして相当怪しくなってくる。このやり手のPRマンの大胆なアイデアに端を発する可能性も排除できないように思えるのだ。
普通の女の子だったら尻込みするような突拍子もないアイデアでも、アスペルガー症候群の女の子だったら、理詰めで考えて合理的な方法なら迷うことなく選び取る可能性がある。
考えようによっては、この少女がアスペルガー症候群だったからこそ、思い通りに操れたのかもしれない。PRマンが少女のアスペルガー症候群の性格をうまい具合に利用したと言えるかもしれない。
もちろんコンサルタントがすべて仕切って命令するのではない。少女に代わって原稿をすべて書き上げるのではない。コンサルタントはさまざまな選択肢を提示するのだ。そして、顧客の好みに合わせてその選択肢を肉付けしつつ具体化していくのだ。こういうこともできる、こういうことはできない、こんなのはどうでしょうか、というふうに顧客を徐々に誘導するのはお手の物のはずだ。
また、この少女にはなぜか地球温暖化説専門の気候科学者 Kevin Anderson とも繋がりがあって、いろいろと少女の質問に答えたり、相談に乗ったりしているそうだ。この人物は 地球温暖化説の熱狂的な唱道者 として知られ、「地球温暖化を止めるために、“ラジカルな行動” がすぐにでも必要である」と常々主張しているトンデモ系の科学者なのである。
つまり 少女の “理論武装” を担当する参謀 がしっかり裏についているということだ。逆に言えば、自分の地球温暖化説を社会運動として展開してくれる理想的な若者を、この科学者は棚ボタで得たということだ。もちろん、彼は 「科学者としてただ質問に答えているだけですよ」 とぬけぬけと釈明するであろう。
こうした “サポートチーム” の人選、手配、コーディネーションこそは、やはりカリスマコンサルタントの周到な仕事の一環であるように思うのは勘ぐりすぎであろうか。
少女のマスコミデビューの August 20, 2018 から4か月足らずで、彼女は TED のステージに立って、スピーチをするまでになっている。
TED は “知的ヒーロー” の登竜門だ。カリスマコンサルタントによる段階的で着実な “売り込み” の成果を跡付けているように思える。
そもそも、このカリスマコンサルタントはいろいろな仕事を手掛けていて、2017年には、すでに地球温暖化にビジネスチャンスを見出し、“We Don't Have Time” というスタートアップを立ち上げている。この社名の意味は、言うまでもなく、地球温暖化は焦眉の急であるということだ。SNSを駆使して若い世代を誘導してグリーンビジネス、エコビジネスを先取りするのが仕事なのだ。つまり、彼には潜在的に巨大な産業をリードするのが使命なのである。
そして、グレタ・トゥンベリが地球温暖化を止めるために “学校ストライキ” を始める1年前から 「地球温暖化は焦眉の急」 という意味の “We Don't Have Time” というスタートアップを立ち上げていたのである。あまりにも段取りが良すぎないか?
さらに調べてみると、このPRマン Rentzhog 氏はスウェーデン人ではあるが、過去には何とあの「不都合な真実」 のアル・ゴア米副大統領の下(もと)で地球温暖化のPRマンとして活躍していた経歴の持ち主なのである。
こうした彼の経歴から考えると、彼がグレタ・トゥンベリという同じスウェーデン人である少女に路上で偶然出くわしたとはとても思えないであろう。むしろ、「学校ストライキ」 からして、すべてはこの男のシナリオ通りに展開しているかのようではないか?
彼が彼女に国会議事堂前の路上で “たまたま” 出くわしたとされる時点で、 このやり手の PRマンは “We Don't Have Time” というスタートアップのCEOを務めていたのだ。
そして、この男はたまたま出会ったことにしている少女に “We Don't Have Time” という 手書きのボード を作らせ、それを持たせて写真に撮り、自分のスタートアップの宣伝に使い回しているのだ。
この時点で、少女はまさかその “We Don't Have Time” が彼の会社の名前だとは知らないし、自分が写ったその写真が彼の会社の宣伝にそのまま使われることになるとは思っていなかったに違いない。おそらく 「地球温暖化は “We Don't Have Time” だよね」 と言われれば、「そうですね」 となり、「じゃ、ボードに書いてみたらどうかな?」 となってできたのがこの写真のボードであろう。
この写真は、抜け目ない大人によって、いかに純真な子供が金儲けや政治的目的のために思い通りに操作され、とことん利用されることになるかを物語っている。地球温暖化説には多種多様の莫大な利権が渦巻いている。この説を主張する “生身の人間のキャラクター” がいることは、この陣営にとっては絶大な利点となる。
男性よりも “女性” がいいのだ。しかも、大人でなくて “子供” であれば、さらにいいのだ。そして、もし何か “障害” があれば、完璧に近いキャラクターとなるのだ。今の時代、政治の世界では、“弱者” であればあるほど発言力があり、有利な立場に立てるのだ。
いたいけな少女に公然と反論してやり込めることほど難しいことはない。それをすれば、“大人げない未熟な人間” という烙印 が待っている。それを恐れてふつうのひとは黙るしかないのだ。
そういった定石があるからこそ、「チコちゃん」 というアニメキャラクターが計算づくで作り出されたのである。小さな女の子に 「ボーっと生きてんじゃねーよ!」 と叱りつけられたら、頭を掻きながらヘラヘラするしかないのを、“チコちゃん効果” と呼んでもいいだろう。
精神障害児の少女グレタ・トゥンベリ は、PRマンの目からすれば、理想的なキャラクターだったのだ。千載一遇の逸材だったのだ。あとはこれを上手にデビューさせ、“ダメなオトナ” を断罪する “青少年の代弁者” に仕立てることだったに違いない。
この写真はPRマン Rentzhog 氏が自社のカメラマンを使って撮影させた写真である。いたいけな少女に、地球温暖化を止めるための “孤独な戦い” を静かに始めさせ、それに人々が心を動かされ注目するように、まずは自分のツイッターやフェイスブックを使って巧妙に情報操作したのである。
早い話が、この男は “スピンドクター” である。理想的な生身のキャラクターを使って自分の夢の実現のために大衆操作をしているのだ。ツイッターやフェイスブックを駆使し、“We Don't Have Time” という “終末論的な不安” を掻き立て、実に巧妙に大衆心理を操って、特に青少年を扇動しているのだ。
“理想に燃えた非力な少女の孤独な戦い” をドラマチックに演出するために、国連の気候変動サミットに出席するのに飛行機を拒否し、二酸化炭素排出ゼロのヨットで移動するというアイデアもこの男の頭から出てきたものを、さりげなく少女に拾わせたものに違いない。さまざまな方法の選択肢を先回りして用意し、メリットを説明しながら少女に “自発的に” 選び取らせたに違いない。
“国連への遠征” は終わったが、
“聖女グレタを使った革命” はまだ始まったばかりである。
-------(引用ここまで)-------------------------------------
大変興味深い記事です。
このIngmar Rentzhogという男は、グレタのデビューの仕掛け人であり、
彼女を世に出すために周到に準備していたことがわかります。
しかし、彼はかつてアル・ゴアのPRもやっていたというのは驚きです。
彼が原子力産業お抱えのPR担当であることは間違いないでしょう。
発達障害にうまくつけこまれ、いいように利用されているグレタが不憫です。
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