関電会長の金品受領06〜10年 説明に矛盾、再度会見へ 2019/9/28 21:00 (JST) ©一般社団法人共同通信社 関西電力役員らが関電高浜原発が立地する福井県高浜町の元助役森山栄治氏(今年3月に90歳で死亡)から金品を受領していた問題で、八木誠会長(69)が28日、大阪府内で共同通信の取材に応じ、自らが受領した時期について、2006〜10年だと明らかにした。 27日の記者会見で、八木会長を含む20人が11年2月〜18年2月に約3億2千万円相当を受け取ったとした岩根茂樹社長(66)の説明と矛盾する内容。八木会長は説明が不十分だったと認め、近く改めて記者会見を開く方針を示した。また社内調査報告書の開示を検討する姿勢を見せた。 https://this.kiji.is/550648556669142113?c=110564226228225532 3億円提供の会社 売上6倍に、関電幹部ら金品授受 9月28日(土)17時18分 TBS 関西電力の経営幹部ら20人が原発が立地する福井県高浜町の元助役からあわせて3億2000万円分の金品を受け取っていた問題。元助役に3億円を提供した建設会社は、原発関連工事の受注により売上高を5年間でおよそ6倍伸ばしていたことがわかりました。 関電は、2018年までの7年間に八木誠会長や岩根茂樹社長を含む役員ら20人が、原発がある高浜町の森山栄治元助役からあわせて3億2000万円分の金品を受け取っていたことを明らかにしました。関係者によりますと、金沢国税局の調査で、森山元助役には地元の建設会社「吉田開発」から受注の手数料としておよそ3億円の資金が渡っていたということです。 民間の信用調査会社などによりますと、吉田開発は高浜原発などの関連工事を請け負っていて、2013年の売り上げは3億5000万円でしたが、去年の売り上げは21億8000万円とおよそ6倍に増やしていたことがわかりました。 「(森山元助役は)吉田開発の役員をされていたから、吉田開発が仕事を取らないと自分の取り分がないから(関電に)吉田開発を使ってくれと」(高浜町の住民) この問題を受けて経済産業省は28日、電気事業法に基づき、関電に対し、ほかの類似事案がないかを調査するよう命じました。関電は、できるだけ早い時期に報告書を提出することを決めましたが、報告の期限や問題があった7年間からどこまでさかのぼるかなどについては決まっていないということです。 また、金品を受け取っていた20人は、原子力事業に関する部署の幹部らが多く、今年6月まで原子力本部長だった豊松元副社長が最も多かったということです。(28日17:02) https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0928/tbs_190928_0931143136.html
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