http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/881.html
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「非稼働の研究用原子炉、冷却塔倒れる 台風影響か 茨城」 (朝日新聞 2019/9/9)
https://www.asahi.com/articles/ASM994DCFM99ULBJ00D.html
日本原子力研究開発機構は9日、台風15号の強風で、材料試験炉JMTR(茨城県大洗町、5万キロワット)の冷却塔(高さ16・5メートル)が倒壊した、と発表した。廃炉に向けて準備中で、2006年に運転を止めてから稼働していない。核燃料は約100メートル離れたプールに保管しており、外部に放射性物質は漏れていないという。
機構によると、9日午前7時40分ごろ、協力会社の社員が見回りをしていて、冷却塔が全壊しているのを確認した。午前6時時点では異常がなかった。冷却塔は木造で高さ16・5メートル、幅約30メートル、奥行き11・6メートル。原子炉を冷やすため使った水の熱を大気に放出する。放射性物質を含まない水を流す金属製の配管などがあり、倒壊で配管から30=40リットルの水漏れがあった。
また、設備の一部が隣にある換気施設に当たり、壁に穴が開いたという。周辺の高さ10メートルの場所で、午前7時に毎秒30・9メートルの最大風速を観測した。
JMTRは1968年に初臨界。老朽化のため改修工事を進めていたが、新規制基準を満たすのに必要な費用がかさむことから、再稼働を断念した。(川田俊男)
----(引用ここまで)--------------------------
写真を見ればわかりますが、これは冷却塔が倒れたというより、
建物が全壊したと言うべきです。
放射性物質を扱う建屋が、ちょっとした突風で全壊するようでは
どうしようもありません。
予算がないので本来必要な補修作業もできないことが原因でしょう。
こういった倒壊事故がこれから増えるでしょう。
(関連情報)
「強風で建屋の外壁剥がれる柏崎刈羽原発 (新潟日報)」 (拙稿 2018/1/24)
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/364.html
「ああ、またか 柏崎刈羽では火災・発煙事故が日常茶飯事 お咎め無しの異常
大事故は時間の問題だ」 (拙稿 2018/1/29)
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/376.html
「火災や通報100件近く 原子力機構の8拠点、老朽化で (共同)」 (拙稿 2019/2/25)
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/120.html
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