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「その不調は夏バテではなく『夏季うつ』かも エアコンによる『急激な温度差』に要注意」
(東洋経済 2019/8/19)
大野 萌子 : 日本メンタルアップ支援機構 代表理事
https://toyokeizai.net/articles/-/297343
こんにちは。生きやすい人間関係を創る「メンタルアップマネージャ 」の大野萌子です。
35度を超える猛暑日も多い今年の夏、すっかり暑さに参ってしまっている方も多いと思います。暑さが長引くと疲労も蓄積し、いわゆる「夏バテ」といわれる体調不良を引き起こしがちです。暑さのせいとひとくくりにしてしまいがちですが、実は、これと似た症状で「夏季うつ」というものがあります。
季節性感情障害と呼ばれるもので、夏の時期に現れる症状です。とくに原因が見当たらないのに不安感に襲われる、気持ちが沈むという気持ちの状態とともに、食欲の減退と不眠(眠れない、眠りが浅い)の特徴がみられます。
食欲不振や不眠が、夏バテと混同してしまいがちなところなのですが、それに加えて、訳もなく憂鬱な気分が続く、不安感がだんだん強くなるといったような精神的な不調を伴うのが特徴です。明確な理由が思い当たらないにもかかわらず、気分が優れない状態が続いているかどうかが、夏バテとの違いを見分けるポイントになります。
■ 「夏季うつ」を引き起こしやすい人
1. 温度差が両極端な場所を行き来することが多い人
ストレスの原因は、心身にかかる「変化」です。ですから、日々の生活の中での環境変化もストレスの一因になります。とくに酷暑の続く近年では、大きな温度差による変化が、過度なストレスの要因になります。例えば、寒い電車から、猛暑の外を歩き、その後、クーラーのガンガンに効いたオフィスで過ごした後に、また外回りに出るといった具合に1日に、何度も温度の急激な変化のある方は注意です。
2. 冷たいものや水分をより多くとってしまう人
熱中症予防にも水分を取ることは必須ですが、口当たりのよいものや水分でお腹がいっぱいになってしまうと、食事が偏り、知らず知らずのうちに必要な栄養素が取れなくなっている場合があります。これにより、気持ちをコントロールするホルモンの一種である「セロトニン」の合成に必要な必須アミノ酸が足りていないことがあります。
3.女性
季節性感情障害は、男性に比べて女性のほうが3倍なりやすいといわれています。女性ホルモンの変動に加え、光や温度などの外的刺激に敏感なことが原因として挙げられています。
■ 「夏季うつ」にならないための対策
生活環境の中で繰り返される激しい温度の変化は、心身に負担をかけます。
職業や生活形態で致し方のない方もいるとは思いますが、可能ならエアコンの設定温度などを配慮して、緩やかな変化を心がけましょう。さらに自宅でも、30度を超える外から帰宅し、いきなり部屋を19度設定にして必要以上に冷やすといったような極端なことをせずに、ぬるめのシャワーを浴びるなどして適温でも快適に過ごせるようにすることも大切です。
また、蒸し暑いと、どうしても食欲が落ちやすくなるとは思いますが、セロトニン合成に必要な必須アミノ酸のトリプトファンを取り込むために、乳製品、大豆製品などを積極的に取り入れましょう。
清涼飲料水ばかりでなく牛乳や豆乳もお勧めです。コーヒーなどを、ブラックでなくカフェラテなどに変えるだけでも効果が期待できます。この時期には、チーズ、枝豆、冷奴などもお勧めです。そのほかにも、しっかりと栄養素を取り込むために肉や魚もバランスよく取ることが大切です。
また、強い光もストレスの原因となりますので、部屋の中では、冷房効率を上げるためにもレースのカーテンを引くなどソフトな遮光も必要です。照りつける日差しの下では、サングラスなどを適宜使用されるのもよいでしょう。また最近は、窓の大きなカフェやレストランも多いので、太陽が高い時間帯には、強い光を避けるために窓際の席を選ばないなど、座る位置にも配慮するとよいかと思います。
環境の変化による身体の疲れは、休むことによってある程度回復が見込まれますが、心の疲れは気づきにくく、回復させるのが難しい傾向があります。大量の情報や変化、人とのしがらみで疲弊している心を休めるためには、誰とも関わらない「1人の時間」を持つことが必要です。さらに「無心に取り組めること」や「何を考えるでもなく、ぼーっとする時間」を確保することも効果的です。
身体と心は連動しています。身体への急激な変化は負担が大きく、積み重なると心にも影響を及ぼします。ですから、旅行先でマリンスポーツなど急に激しい運動をする、普段インドアなのに長時間日焼けするなど、この時期にやってしまいがちなことに注意し、適度に量や時間をコントロールすることが大切です。何ごとも緩やかな変化を意識して、まだまだ残暑も厳しい中、暑い夏を乗り切っていただければと願います。
------(引用ここまで)--------------------------------------
夏バテ、夏血栓、夏老けの次は夏うつだそうです。
そのうち、秋うつ、冬うつ、春うつと言い出すでしょう。
この記事は一般論としては正しいでしょうが、今、心身不調に陥っている人の多くは
放射能被ばくが原因ですから、ここに書いてある対策をしても大して効き目はないでしょう。
脳の内部被ばくによりうつ病が起きることはチェルノブイリ事故で多数報告されています。
チェルノブイリ周辺国や核実験場のあったカザフスタンの自殺率は世界でもトップクラスです。
放射能の脳に対する影響は非常に深刻です。
対処療法をしても効き目はあまり期待できません。
根本的な原因である被ばくをできるだけ避けることが何よりも大切です。
(関連情報)
「福島で自殺率が震災4年後から上昇 -- 衝撃が走っているが、被ばくが原因であり不思議はない」
(拙稿 2017/1/13)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/288.html
「脳の被ばくで深刻なうつ病・自殺が増加する 自殺した電通新入社員にも被ばくの影響が
あったのではないか」 (拙稿 2016/10/14)
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/604.html
「ひと夏で何歳も老ける「夏老け」 放射能被ばくによる老化が原因だろう」 (拙稿 2019/8/9)
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/777.html
「暑さで夏血栓、寒さで冬血栓 年がら年中血栓ができる最近の日本人 原因は放射能汚染
被ばく回避策が重要」 (拙稿 2018/8/8)
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/200.html
「春バテ、夏バテ、秋バテ、冬バテ 年がら年中バテている日本人
もちろん最大の原因は放射能被ばくだ」 (拙稿 2018/4/7)
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/607.html
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