ベラルーシでは、１１年間で、０歳から１８歳までの人口が、３５．８％も減ってしまった。

＞　En 2011 nous avons au total 1 737 000 enfants. C’est 35,8% moins qu’en 2000. (La population enfantine est considérée chez nous de zéro à 18 ans.)

そして、事故後２５年目のベラルーシでは、健康な子ども、若者は、２７％しかいないことを知ってしまうからだ。

＞　Le　premier groupe est constitué d’enfants en bonne santé : selon le ministère ils représentent 27%.

セラフィールドは、ベラルーシと比べると、決して安全ではない。

コールダーホール内には、アスベストが使われていた。

線量が高いために、作業員が、２分間しか立ち入れない、燃料貯蔵プールがある。

そのプールからは、亀裂を通して、汚染水が漏れ出ている。

ベラルーシには、ニュータウンの構想について、復興のビジョンや精神的心がけを学びに行ったもようです。

セラフィールドにしたのは、例えば、大熊町・双葉町に中間貯蔵施設を抱える住民意識があるのでしょうね。

福島再生：子供たちのために
スラブチッチ市視察報告と提案
http://jsm.or.jp/jsm/images/mt/s14/s14_1_3.pdf

セルゲイ・ミールヌイ氏の講話�A
○福島の原発事故の規模はチェルノブイリの約数千分の1
○被害はローカルな影響だが、放射性物質の汚染より社会的影響が大きい
セルゲイ・ミールヌイ氏の講話�B
○放射能を知識が乏しいために作り話や噂が過剰な反応を生み、精神的な被害が健康被害を生んだ。低線量は危険でもないのに過剰な反応を生んだ。

そして大人たちは　〜日本・ベラルーシ友好訪問団2018報告会その�C
- よろず編集後記
http://chihoyorozu.hatenablog.com/entry/2019/01/23/174208

そして今年。夏に開催される「日・英友好訪問団 in 福島浜通り2019」の準備がもう始まっている。これまで３年間のベラルーシ訪問を踏まえ、今度はイギリスの大規模な中間貯蔵施設セラフィールドを視察し、周辺の町で1960年代からの取り組みについて学ぶという。

【復興の道標・不条理との闘い】「笑顔は困る」と中傷　被災者へゆがんだ視線
：復興の道標：福島民友新聞社 みんゆうNet
https://www.minyu-net.com/news/sinsai/michishirube/FM20170315-156483.php

高校生らが、自分の通学路のいわき、広野、南相馬、相馬、新地５市町でごみを拾っているが、これに対し「子どもを被ばくさせる殺人者」などと国内外から活動を批判、中傷するファクスやメール、電話が殺到した。

「泣き悲しんでいないと困る」との中傷もその一つだ。国の原子力政策への不信感などを背景に、東京電力福島第１原発周辺地域を「原発事故被害の悲劇の象徴の地」として固定しようとする外部からのゆがんだ思いが、県民を苦しめる。西本は「原発に賛成、反対とは関係なく、私たちがここで生活しているということを分かってほしい」と願う。

　こうした中傷の背景の一つには、国民の放射線への理解の乏しさもある。西本は若い世代への教育を重視する。昨年、県内の高校生らと共にチェルノブイリ原発事故で汚染被害を受けたベラルーシを訪問した。

第７回地域再生大賞｜詳報（西本由美子・ハッピーロードネット理事長）
https://www.47news.jp/localnews/chiikisaisei/taisho/2016/syoho2.html

−地域活性化には若い力、高校生、大学生が大事だ。どうやって参加を実現させたのか。

　西本　国道６号の沿線の市町村の高校生が市町村の境界を越えて参加している。最初の年、子どもたちがごみ拾いをしたいから先生に了解を取ってきてといわれ、私が了解を取りに校長先生に会うと、どこかの圧力団体が来たのか思われ完全にシャットアウトだった。子どもたちが生徒会の連絡網で各校に連絡し生徒会を通して動きが始まった。先生達は子どもたちだけでは危ないと、ついて来た。行政も、子どもたちがやっているからと、地元の企業などと来て、知らず知らずに３０００人ぐらいになった。

福島のフォールアウトの量はチェルノブイリの数倍という評価もあるようですね。
未回収の燃料がどれだけ回収できるかによってその評価も変わるでしょうが･･･
　

＞　福島県浜通りの高校生が、３１年前にチェルノブイリ原発事故での被災から復興を遂げているベラルーシ共和国を訪問。

http://happyroad.net/%E6%B4%BB%E5%8B%95%E5%AE%9F%E7%B8%BE/%E3%83%99%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B7%E8%A8%AA%E5%95%8F/

＞　1986年チェルノブイリ事故で放射能汚染の被害を受けたベラルーシの地域の現状を調査、取材するために日本とベラルーシの友好訪問団(主に福島県浜通りの中高生たち)を結成して現地を訪問し、交流を通じて放射線の現状を調査しました。

http://happyroad.net/2018/12/22/2018%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B7%E5%8F%8B%E5%A5%BD%E8%A8%AA%E5%95%8F%E5%9B%A3%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E5%A0%B1%E5%91%8A%E6%9B%B8%E3%82%92%E3%82%A2%E3%83%83/

>>07で引用した論文は、今ベラルーシで、医療活動に従事している、バンダジェフスカヤさんの手になるものだ。

http://www.vivre-apres-fukushima.fr/gm-documents/banda-mai-2012.pdf

同じような指摘は、ネステレンコ博士なども、行っている。

ベラルーシ公衆健康省のデータによれば、原発事故以前は、９０％の子どもが、ほとんど健康とされていたが、２０００年には、２０％弱が、健康とされ、特に放射能汚染がひどいホメリ州では、健康な子どもは、１０％以下であった。

＞　According to data from the Belarussian
Ministry of Public Health, just before
the catastrophe (in 1985), 90% of children
were considered “practically healthy.” By 2000
fewer than 20% were considered so, and in
the most contaminated Gomel Province, fewer
than 10% of children were well (Nesterenko,
2004).

日経記事によれば、セルゲイ・ミールヌイ氏は、チェルノブイリ原発事故で、除染作業のために動員された軍人だった。

セルゲイ・ミールヌイ氏は、現在、チェルノブイリツアーのガイドをしていて、福島原発事故に関して、どれ程の知識があるのか、疑問だ。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO00187190X20C16A4I00000/

ベラルーシ政府のデータによれば、１９８６年から１９８７年に、除染作業に従事した人々の疾病率は、同年齢の人々に比べて、有意に高く、また年間疾病率は、べラルーシ平均に比べて、８倍以上高かった。

＞　According to official data (Medical
Consequences, 2003) morbidity of Belarus
liquidators 1986–1987 was significantly higher
than for a similarly aged group. The annual disease
rate among this group of liquidators was
up to eight times higher than for the adult population
of Belarus as a whole (Antypova et al.,
1997).

ウクライナの除染作業員では、腫瘍による死亡率が、１９８７年の９．６％から、２００４年には、２５．２％に増加した。

除染作業員の死亡率は、ウクライナ平均の２．５倍だ。

＞　The rate of oncological illnesses in liquidators’
mortality increased from 9.6 to 25.2%
during the period from 1987 to 2004. For
Ukrainian adults in 2004 the rate was 9.9%
(Horishna, 2005).

チェルノブイリ原発周辺の空間線量は、平均で０．１５μＳｖ／ｈから、１．２５μＳｖ／ｈの間で、最高は、発電所の隣の建物で、１６μＳｖ／ｈ、有名な枯れた松の森で、７．５μＳｖ／ｈほどである。（強制移住地域内）

これに比べると、福島の線量が、いかに途方もない数値で、そこに人が住まわされていることは、殺人行為に等しい。

https://richardglover.co.uk/2017/12/chernobyl-and-pripyat/

妄想記事は、論評に値しない。

「泣き悲しんでいないと困る」との中傷を、何時、誰が言ったのか？

放射線被曝の実害を、心理的な原因やストレスに」すり替えて、誤魔化そうとしている。（チェルノブイリ原発事故のときも、使われた論法だ。）

＞　鳩山由紀夫氏ツイート　欧米では東京五輪は「放射能オリンピック」と命名されている　

http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/524.html

キャンペーンの呼びかけ人は、すべて専門家たちだ。

＞　インターナショナル・キャンペーン「東京2020 - 放射能オリンピック」

原子炉は、今もなお、危険な状態が続いており、さらなる放射性物質が拡散される事故が発生する可能性は常にあります。海洋、大気、土壌への放射能汚染も日に日に増しています。 発電所敷地内の屋外に保管されている膨大な量の放射性廃棄物は、再び地震が起きれば住民や環境に重大な危険をもたらすでしょう。今日も核災害は続いているのです。

私たちは、2020年に開かれる東京オリンピックに対し、このインターナショナル・キャンペーンを開始しました。試合に参加する選手や観客、特に放射性物質に脆弱な子供や妊娠中の女性が、この地域において放射性汚染物質による健康被害を受けるのではないかと懸念しています。

　日本政府は、東京オリンピックの費用に120億ユーロ以上の資金が必要になると公式に発表しています。一方で、同地域への帰還を拒む避難者への支援は断つと脅かしています。

一般市民に許容される原子力事故後の追加放射線量は、最大で年間1ミリシーベルトと国際的に規定されていますが、最近避難命令が解除された地域に戻った住民は、年間20ミリシーベルトのレベルの曝露に晒されています。山岳や森林では放射性微粒子が継続的に溜まってしまうため、大規模な除染作業を行った場所でも、悪天候のときはいつでも再汚染される可能性があります。

　私たちは、原子力産業の危険性を国民に教育することに焦点をあててキャンペーンを行います。日本の人々がこれまで、そして今日においても、どのような健康上の脅威に晒されているのかを説明します。正常運転中であっても原子力発電所は公衆衛生、特に幼児や胎児にとって脅威です。

　原子力産業の有害な遺産を安全かつ永久に保管できる場所はまだ地球上どこにも存在しないことは、事実です。

http://www.radioactive-olympics.org/information-in-japanese/artikel/5e92978ae9e751ecaeae66f737be0fb3/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%B3.html

http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/saigai/Mtk95-J.html

ベラルーシのはちゃんと過剰被曝に関して規定してるが
汚染が大変だって言ってる連中は過剰被曝量を論拠にしてないね。
そもそも脳みそがズレてるんだよ

＞チェルノブイリ原発周辺の空間線量

https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-47248881

この数値は事故後30年の時点だから、当時の汚染がどの程度か解るよね

赤い森は35マイクロシーベルト

そんなに低くない

>セルゲイ・ミールヌイ氏は、

ハッピーロードネットさんとウマが合ったんでしょうな。

【お知らせ】 シンポジウム「女性と原発」会場の変更 (沼野恭子研究室)
http://www.tufs.ac.jp/blog/ts/p/nukyoko/2012/03/post_88.html

今回招聘する Сергей Мирный セルゲイ・ミールヌイ（1959年生れ）は、1986年チェルノブイリ事故直後に爆心地付近で放射線測定部隊の指揮をとり、その後も原発事故の社会的影響を研究しているウクライナの作家である。自身の体験をもとに書いたドキュメンタリー小説が Сергей Мирный. Живая сила: Дневник ликвидатора. М.: Эксмо, 2010.（『生命力：リクヴィダートルの日記』）、シナリオが　Ликвидаторы: Чернобыльская комедия. М.: Эксмо, 2011.（『リクヴィダートルたち：チェルノブイリのコメディ』）だ。
「リクヴィダートル」とは「清算する人、一掃する人」のこと、つまり原発事故処理に携わった人を指している。

なおミールヌイ氏は、日本滞在中に福島を訪れ、福島大学で講演を行う。

複雑な現実が浮かびあがる方向——宮台真司×東浩紀 【前編】｜欲望される現実へ——チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド発刊記念対談｜宮台真司／東浩紀｜cakes（ケイクス）
https://cakes.mu/posts/2534

宮台　シロタさんと、その並びに出てくるセルゲイ・ミールヌイさん（作家・チェルノブイリ観光プランナー）が、イデオロギー的に正反対で、その対比がおもしろかったです。

東　　そうなんです。ミールヌイさんは事故後にゾーン内で除染や住民避難を担当した方。だから彼自身もかなりの量の放射線を浴びていて、被災者だといえますが、彼はこんどは「人体って意外と放射能に強いんだぜ」という主張の人です。彼の考えでは、チェルノブイリにしろ福島にしろ一番の問題は風評被害。それを克服するためにも観光地化してどんどんお金を儲けた方がいいと考えている。そんなミールヌイさんとさきほどのシロタさんは、まったくイデオロギー的に逆なんですね。

　でも、そんなふたりが最初は一緒にツアーを企画したというんです。いまは仲違いしているようですが、そういうことが起こるのが現実の複雑さです。福島だって当然そういうことはあるはずなんですよね。安全厨だ、危険厨だと切っているとこの部分が見えてこない。

　加えて、現地の人に会うと、思いのほか陽気だったり、悲壮感のかけらもないような笑えるエピソードがたくさん出てくるわけです。今回の本はそんな話を盛り込みながらも、結果的に多様な論点をうまく浮かび上がらせることができたので、いろんな立場の人が参考にできるはずだと思っています。

県内７方部 環境放射能測定結果（暫定値）令和元年8月15日 15時現在
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec_file/monitoring/7houbu.pdf
定時刻15:00
福島市0.13 郡山市0.07 白河市0.06 会津若松市0.05
南会津町0.04 南相馬市0.07 いわき市平0.06
単位：μGy/h≒μSv/ｈ（ﾏｲｸﾛｸﾞﾚｲ/時間≒ﾏｲｸﾛｼｰﾍﾞﾙﾄ/時間）

1.辛口ながら是々非々論？の御意見、

radiation in fukushima
http://www.asahi-net.or.jp/~pu4i-aok/cooldata2/politics/radiation.htm

チェルノブイリでは強制避難は135mSv/h、一時的避難は51mSv/y、ドイツも長期的な移住は100mSv/y。森永先生も日本の基準は 厳しすぎて住民がかわいそうだと言っている。 小佐古敏荘東大教授の抗議辞任は強制移住基準ではなく、除染基準の20mSv/yであったのだが、一般にはそう受け取られていない。

2.次、悲観的予想ながら生きる希望の力と生気に満ちた夢を信じる論の御意見、

プリピャチ物語　今も増え続ける死者たち
https://daysjapan.net/2016/02/20/%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%94%E3%83%A3%E3%83%81%E7%89%A9%E8%AA%9E%E3%80%80%E4%BB%8A%E3%82%82%E5%A2%97%E3%81%88%E7%B6%9A%E3%81%91%E3%82%8B%E6%AD%BB%E8%80%85%E3%81%9F%E3%81%A1/

プリピャチでは1986年4月26日未明（午前1時23分）の事故発生後、しばらくは原発で何が起こっているか隠された。夜が明けて、学校はいつもどおりに始まり、散歩や買い物をする人が多かった。避難が決まるのは翌日午前になってからで、12時に市民にアナウンスされた。人々は集められた1200台のバスと、近くのヤノフ駅からの列車、プリピャチ川の船、さらに自家用車で避難した。

取材の中で出会ったある少女は、生存率が数年と宣告されたが、やがて将来の夢を持った。生きる希望の力が、体を回復させた。私たちの体は不思議な力を蓄えている。その力を生かすには夢が必要だ。悪夢ではなく。生気に満ちた夢が。

福島市　　　　市立福島第二小学校　0.153　　　信夫山子供の森公園　0.211
郡山市　　　　市立大槻中学校　　　0.128　　　市立美術館　　　　　0.138
白河市　　　　表郷総合運動公園　　0.162　　　高山北公園　　　　　0.175
会津若松市　　福島県立博物館　　　0.095　　　大木の芝原公園　　　0.098
南会津町　　　下郷町立江川小学校　0.073　　　大川ふるさと公園　　0.064
南相馬市　　　新田川大原水辺公園　0.263　　　川房公会堂　　　　　0.249
いわき市　　　平第二幼稚園　　　　0.125　　　波立海岸遊歩道　　　0.148

https://radioactivity.nsr.go.jp/map/ja/area.html
　

モニタリングは重要です、安全圏に下がってきました。
♯ただ、お台場の大腸菌騒ぎを見ると、原発事故と共通の失態が起こり得ます。

福島と郡山市 空間線量、安全圏に　　:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO46126790U9A610C1L01000/

国は除染を実施する空間線量の基準を、国際組織の勧告を基に毎時0.23マイクロシーベルト以上に定めた。

福島第一原子力発電所事故の影響 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80%E4%BA%8B%E6%95%85%E3%81%AE%E5%BD%B1%E9%9F%BF#%E4%BD%8F%E6%B0%91%E3%81%AE%E9%81%BF%E9%9B%A3%E3%83%BB%E5%BD%B1%E9%9F%BF

2011年4月15日、ロシア連邦の放射線に関する政府機関・医学生物学庁のウラジーミル・ウイバ長官は、東京都内の大使館において、

同館敷地内で観測された放射線量が0.07 μSv - 0.10 μSvであり、これはモスクワの水準（0.17 μSv - 0.20 μSv）の約半分にとどまるとの調査結果を公表した[245]。

医学生物学庁から東京に派遣されたチームは大使館員や在日ロシア人の健康調査等を行った上で、「東京の放射線量は人体に悪影響はない」「現時点で放射能汚染はない」と述べ、これを受けてウイバ長官は「観光を目的とした渡航制限を解除」するようロシア外務省に勧告する意向を明らかにした[245]。