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「DETERMINATION OF THE INTERNAL EXPOSURE OF GREEK CITIZENS RETURNING FROM JAPAN IMMEDIATELY AFTER THE FUKUSHIMA ACCIDENT 」
https://academic.oup.com/rpd/article-abstract/170/1-4/416/2223889?redirectedFrom=fulltext
C. Potiriadis K. Kehagia M. Kolovou M. Nikolaki D. Xarchoulakos D. Mitrakos E. Ntalla
Radiation Protection Dosimetry, Volume 170, Issue 1-4, September 2016, Pages 416-419, https://doi.org/10.1093/rpd/ncv546
Published: 07 September 2016 Oxford University Press
Abstract
Following the nuclear accident at the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant on 11 March 2011, during the period 17 March to 25 October 2011, a total of 22 Greek citizens were measured after their return to Greece. Artificial radionuclides were detected in 5 of the 22 measured individuals by whole body counter measurements conducted 10 and 11 d after the commencement of the accident. Of the 5 contaminated individuals, 3 were adults and 2 children, aged 9 and 5 y, who stayed for a single day in Tokyo. Dose calculations were performed assuming that the sole exposure pathway was through inhalation that occurred on 14 March, according to the information provided by them, using the detected artificial radionuclides in the spectra (134Cs, 137Cs, 131I). The estimated total committed effective doses calculated were found to be in the range of 9-280 μSv.
-----(引用ここまで)--------------------------
福島事故直後に日本から帰国したギリシャ国民の内部被ばく量の測定 (2016/9/7)
要約
2011年3月11日の福島第一原発の原子力事故後、同年3月17日から25日にかけて
合計22人のギリシャ国民がギリシャ帰国後、測定の対象になった。
事故が始まってから10および11日後に行なわれたホールボディ・カウンターによる検査で、
人工放射性核種が22人中5人から検出された。
5人のうち3人は成人、2人は9歳と5歳の子どもであり、東京に1日滞在していた。
被験者からの情報を元に、曝露経路は3月14日の呼吸によるものだけと仮定し、
検出された放射性核種のスペクトル(セシウム134および137、ヨウ素131)を使って、
被ばく線量を計算した。有効な総被ばく線量は9-280uSvの範囲と推定された。
-----(翻訳ここまで)--------------------------
福島原発事故直後、東京に1日滞在しただけですぐに避難帰国した人でも
これだけの被ばくをしていることに驚きます。
福島第一原発の爆発後、首都圏に襲来した放射性雲による初期被ばくが
極めて大きかったことがわかります。
あの数日間、どこにいたか、どれだけ放射性物質を吸い込んだかが
大きく運命を左右することになるでしょう。
また、近々原発が大爆発を起こすでしょうが、初期被ばくを避けるためには
風下を避けて、汚染源からできるだけ速く、できるだけ遠くへ逃げることが
何よりも大切です。
それが不可能なら、外気に接しないよう気密性を上げた家の中にこもることです。
少なくとも1、2週間籠城できるよう、水や食糧を備蓄しておきましょう。
(関連情報)
「2011/3/15東大本郷にいた人のマスクのオートラジオグラフ画像がすごい」
(拙稿 2014/12/2)
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/362.html
「横浜で空が煙ったような現象、原因や成分は不明/神奈川」 (カナロコ 2011/3/16)
https://web.archive.org/web/20110321101042/http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1103160014
「横浜で放射性物質を肉眼で見れた日」 (ずくなしの冷や水 2018/12/5)
http://inventsolitude.sblo.jp/article/182682642.html
「アエラ『放射能がくる』(2011/3/28号)は正しかった 風評被害を招くと抗議した愚か者は
己の不明を反省、謝罪すべし」 (拙稿 2016/3/16)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/312.html
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