http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/625.html
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「プラズマ電子温度6400万度を達成 核融合発電へ一歩」 (朝日新聞 2019/6/10)
https://www.asahi.com/articles/ASM6B5CXVM6BOHGB00C.html
核融合発電の実現に向けた研究をしている核融合科学研究所(岐阜県土岐市)は10日、重水素プラズマ実験でイオン温度1億2千万度を保った状態で、電子温度を6400万度まで上げることに成功したと発表した。
物質には、固体、液体、気体に次ぐ第4の状態として「プラズマ」がある。気体が超高温になり、イオンと電子がバラバラになった状態だ。
核融合発電は、海水からエネルギーが取り出せて、自国で燃料をまかなえる。二酸化炭素は排出せず、暴走や爆発をしないため、持続可能で環境負荷の少ないエネルギー源とされている。原子核同士を超高温で超高圧状態にして無理やりくっつけることで、別の原子核に変わる際に生まれる膨大なエネルギーを利用する。実現には、すでに1億2千万度を達成している「イオン温度」に加え、「電子温度」も同レベルに高めることが求められる。
同研究所の森崎友宏教授(プラズマ理工学)によると、実験ではプラズマにマイクロ波を入射して、電子を積極的に加熱。イオン温度1億2千万度を保ったまま、電子温度を従来の1・5倍にあたる6400万度まで上げることに成功したという。
これにより、重水素でプラズマを作ると、軽水素よりプラズマの性能が向上するという「同位体効果」が示され、今後のプラズマの高性能化につながるという。
森崎教授は「プラズマの温度領域を大幅に拡大できたのは大きな成果。今後はイオン温度と電子温度の両方で1億2千万度を達成したい」と話している。(山野拓郎)
------(引用ここまで)-----------------------------
蒸気を発生させ発電機をまわすのは、核融合炉も現行の原発(核分裂炉)と同じです。
たかが蒸気を発生させるために1億度以上に達する核融合を起こさせるのは
ナンセンスであり、極めて危険です。
しかも、やっかいなトリチウム(三重水素)や透過力の強い中性子線が発生します。
もし事故が起きたら、福島第一の事故程度ではすみません。
ノーベル物理学賞受賞者の小柴昌俊先生も核融合炉の危険性を指摘、強く反対されています。
再生可能エネルギーを普及させれば電力は十分まかなえるのですから、
こんな巨大で複雑な核融合炉を開発するのは何の意味もありません。
危険が増えるだけです。
すぐに開発は中止すべきでしょう。
土岐市周辺の住民のみなさんは、放射能汚染に十分気をつけてください。
(関連情報)
「核融合研、7日から新実験 根強い反対、15年以上遅れ (朝日新聞)」 (拙稿 2017/3/7)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/620.html
「【広瀬隆さんより】核融合炉 その危険性について (核融合炉とは何かが、一発でわかります)」
(ジンジャーエールのblog 2015/4/20)
http://blog.livedoor.jp/sunflower200905/archives/7907306.html
「『核融合炉の誘致は危険で無駄』 小柴昌俊氏(ノーベル物理学賞受賞)の朝日新聞への投稿 」
(れんげ通信ブログ版 2013/2/27)
http://rengetushin.at.webry.info/201302/article_15.html
「西尾正道氏講演会 染色体を破壊するトリチウムの排出基準はEUは100Bq/L 日本は6万Bq/L
科学的根拠なし」 (拙稿 2018/9/13)
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/312.html
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