http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/230.html
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「福島第一の汚染水、近づく限界 海洋放出には強い抵抗感」 (朝日新聞 2019/3/19)
https://www.asahi.com/articles/ASM2M01KFM2LULBJ01S.html
東京電力福島第一原発の汚染水対策が暗礁に乗り上げている。タンクで処分を待つ水は100万トンに達し、敷地内の保管容量は2年以内に東電が計画する上限に達する。時間切れが迫る中、処分法をめぐる政府や東電の議論は迷走し、なし崩しで海への排水が始まりかねないと地元は警戒を強めている。
保管100万トン超える
「すぐにタンクがいっぱいになることはないが、余裕があるわけではない」。東京電力は18日、福島第一原発で保管する処理済みの汚染水が100万トンを超えたと発表した。事故から8年がたった今も汚染水は増え続けている。
メルトダウンを起こした1〜3号機の原子炉では、溶け落ちた核燃料(デブリ)を冷やすために注水が続く。この水は循環させて再利用しているが、建屋には地下水が1日に100トン前後も新たに流れ込む。
汚染水対策は、試行錯誤を繰り返してきた。大半の放射性物質は装置で取り除けるが、トリチウムは残ってしまうため、ため続けている。全国のほかの原発などから出るトリチウムを含む水は、通常は、濃度が基準値以下であることを確かめた上で海に流している。
福島第一の構内には、汚染水を…
------(引用ここまで)--------------------------------------------------
強い抵抗感ではなく、地元を含め国民全体が猛烈に反対しています。
大半の放射性物質は装置で取り除ける、というのも誤りで、浄化後も基準の2万倍もの
放射性物質が残っています。
トリチウム水ではなく汚染水のままです。
石油備蓄などに使われる大型タンクに入れれば100年は保管できるという指摘もあります。
要するに東電は、お金を使いたくない、目の前から消えればそれでよい、
としか考えていないのです。
100万トンを超える汚染水を垂れ流しにしたら、太平洋は完全に終わります。
太平洋沿岸諸国からは猛烈な批判を受け、莫大な補償金を要求されるでしょう。
そもそも1日400トンも地下水が湧き出す軟弱な土地に原発を建設したのが大まちがいでした。
ろくに地質調査もせず、政治・経済最優先で原発推進を進めてきたからこうなったのです。
事故の後始末に、原発で得た利益の何十倍、何百倍ものお金がかかる。
実に愚かなことです。
(関連情報)
「経産省が放出をもくろむ福島原発トリチウム水の危険性 (女性自身)」
(拙稿 2018/10/2)
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/376.html
「汚染水、浄化後も基準2万倍の放射性物質 福島第一原発」
(阿修羅・赤かぶ 2018/9/28)
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/362.html
「西尾正道氏講演会 染色体を破壊するトリチウムの排出基準はEUは100Bq/L
日本は6万Bq/L 科学的根拠なし」 (拙稿 2018/9/13)
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/312.html
「『トリチウムは極めて危険 官僚はウソをつくな!』 多核種除去設備等処理水の
公聴会で西尾正道先生が怒りの発言」 (拙稿 2018/9/3)
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/278.html
「地質調査は全くせず、政治家の"ご都合"で原発建設地が決まる大地震国ニッポン」
(拙稿 2014/9/8)
http://www.asyura2.com/14/genpatu40/msg/246.html
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