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アメリカ中西部の大洪水で原子力発電所が危険に晒される 世界の裏側ニュース
大洪水でダムとネブラスカ原発が危険に晒される
Massive Floods Threaten Ericson Dam and Nuclear Plant in Nebraska
3月16日【Anonews】
中西部全体で起きた前代未聞なレベルの洪水により、カンザスでの被害がさらに拡大する可能性があり、現在においてはエリクソン・ダム(Ericson Dam)および周辺の原子力発電所が重大な危険に晒されている。
シーダー川(river Cedar)が溢れかえった状態が続いており、エリクソン・ダムは洪水で上昇した水位を食い止めることがほぼできなくなってきている。
当局はこのダムは「崩壊寸前」の危険に直面しているとし、影響を受けている住民は高台に移動するよう勧めている。
クーパー原子力発電所などのミズーリ川沿岸の他の原子力発電所は、同様の決壊を防止するために厳重な予防措置を講じている。
発電所の職員は、発電所の建物外周に土嚢(どのう)を配置した。
木曜日に、ニオブララ川のスペンサーダムが崩壊した際、巨大な流氷が発生し、これが建物の穴を押しつぶしたことによって同地域内の他の小型発電所が失われた。
ネブラスカ州公共電力地域の広報担当によると、川の水位が45.5フィート(約14m)の危険水位を超えることが予想されており、そうなった場合は問題の原子力発電所は停止させなければならなくなるという。そうなった場合、ネブラスカ州の35%以上の電力供給が失われる結果となる。
Water rising and falling rapidly along the Fond du Lac River, as they work to break up the ice jam. Progress leads to moving ice, until it stops, and immediately starts spilling over the banks again.
— Justin Steinbrinck (@JSteinbrinck) 2019年3月14日
Live updates on GDW! pic.twitter.com/zSIavXLZvI
ノックス(Knox)郡保安官オフィスは木曜日の朝、Facebookの投稿でダムが「損傷した(compromised)」と住民に警告を発している。
ネブラスカ州のパトロールは、ダムの南部に位置するハイウェイ281のニオブララ川上の橋が洗い流された画像をツイートしていた。
Spencer Dam breached! pic.twitter.com/G9GJCf3eNM
— Jeff Bulin (@EXTREMECHASER) 2019年3月14日
中西部ではこれまでのところ、19か所で洪水の史上最高記録を観測しているとweather.comは伝えている。洪水により、少なくとも1名の死亡が報告されているが、これはダムとも発電所とも関係がない。死者は地元の農家の男性で洪水から誰かを救助しようとして座礁し、最終的に命を落としたと複数の報道が伝えている。
避難勧告が出された地域では、住民に対して手遅れになる前に高台へ移動し、また水が流れている場所では絶対に車で乗りいれないように強く勧告している。ネブラスカ州ノーフォークの3分の一の住民に避難勧告が出されている。
冬季の雪や氷が洪水で流れ出し、これが避難しようとしている住民の移動を拒んでいる。また氷がコンクリートも突き破る自走ミサイルのような働きをしているため、洪水の破壊力をより一層増している。
巨大な氷の固まりがダムの石・コンクリート製の壁が崩壊するまで何度も叩きつけたことが、ダムの決壊の理由ではないかと専門家は推測している。
地元当局は現在、この地域が非常事態にあり、人命を助けることができないほどであることを認めている。
ノーフォークの公共安全課代表は、この洪水は同地域で過去数十年になかった脅威であり、群は救助に必要なリソースを備えていないという。
「非常事態に対応する当局の能力は限られています。これは深刻な脅威です。土手が決壊した場合、その水は街に閉じ込められて流れ出ることができず、1965年以来経験したことがなかった洪水となるでしょう」
この洪水は中西部全体を素早く通過し、アイオワやミズーリ、ミネソタ、ウィスコンシン、ネブラスカで史上最悪の洪水となっている。
木曜にはアイオワのホーニックでは洪水が決壊し、付近住民に対して即座の避難命令が出された。洪水によって道路が封鎖され、他の州でも複数の避難命令が出されている。
2011年3月11日、日本の福島に発生し、大災害が起き、現在も世界はその代償を支払い続けている。最悪の場合には、福島に似た状況となる可能性がある。地震により、日本の発電所で大規模なメルトダウンが引き起こされ、結果数十億ギャロンの有毒な放射線の汚染水が太平洋に流し出される結果となっている。
【参考】
https://www.anonews.co/massive-floods-threaten-ericson-dam-and-nuclear-plant-in-nebraska/
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【コメント】
今年の冬、アメリカを前例のないような大寒波が襲いました。その後の洪水で、例年以上の氷が存在していたために被害は予想以上で、対応策も取れないほどになったようです。
この洪水(水の災害)と原子力発電所の危険という点で福島の件を連想しましたが、本文を書いた方も同様のようです。
まだまだ寒い中での洪水、避難、原発の危険などかなりの大災害で、近郊の住民の方が心配です。
とはいえ・・・個人的な話ですが、「日本といえば福島!」となってしまっている一部のアメリカの愛国者系に散々なことを言われたこともあります。Facebookでシェアされていた福島と全く関係ないニュースで私が在日米軍基地を批判したところ、「福島から放射能を垂れ流しているくせに!」とまさかの小学生のような発言をされた時には、どこから突っ込んだらよいものか悩みました(結局はめんどくさいのでスルーしましたが)。
でも実際、日本政府がどれだけ平気な様子を装おうとしても、日本政府の影響外にある海外での認識は変わっていません。
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数か月前に見た英語の福島関連の動画では、その一部に東アジアからアメリカへ飛行した航空機内で放射線量を随時計測したものがあり興味深く見ました。
飛行機の中は、通常の環境よりも放射線が高くなるのが普通ですが、その範疇を遥かに超える結果となっていました。
太平洋を東に進むにつれ、放射線量は徐々に上がっていくのですが・・・
太平洋を横断し、アメリカ大陸を横断して東海岸に近いアトランタまで到着したのですが、なぜかそこで放射線量は最高値になっていました。
太平洋上空での放射線量の上昇は福島を理由としても理解ができるのですが、アメリカ大陸をかなりの距離に渡って横断しても放射線量が上がり続けた理由が福島だとは、素人の私にはとても思えません。
動画の撮影主は福島の影響だ!と言っていましたが、そもそもその動画を撮影していた人は放射線量の単位も間違っていたほどだったので、あまり詳しくはない人のようにも思えます。
今回の洪水も、このアトランタの北部あたりですね。
私が見た動画は1時間以上のものでしたが、ずいぶん前に見たため見つけることができませんでした。
この動画は別のもので、カリフォルニアからハワイに向かう便での機内の放射線測定の様子です。
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2014年7月
核施設周辺で出生異常が全国レベルの4倍に アメリカ・ハンフォート・サイト
上記の記事を翻訳した後も、しばらくこの発電所について調べていましたが、このサイトではかなりの事故が起きているようです。
その他のアメリカ国内での原発においても大小の事故がよく起きているようで、アメリカ国内での放射能汚染は本当にすべてが福島を起因としているのか、あるいは自国内の原発の事故を隠すために「福島」を誇張している部分も多少あるのではないかと疑わずにいられません。
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またこの記事を紹介していたFacebookのページが、(こんな大災害、さらにもっと大規模な大災害になりそうなのに)「ほとんど報道がないのはなぜだ」というコメントを添えていました。
原子力発電所が危険に晒される→国民の危険に対する意識が高まる→原発建設・維持が難しくなる、という流れを想定し、少しでも原発の危険性を意識させないことが目的なのではないかとさえ思えるほどです。
世界中で前例のない異常気象が連発している中、この洪水は氷の塊という想定外の要因が加わって、「人命を救助のしようのない」状況になっています。
こういった予想できない気象や災害などの要因も考慮に入れた上で、「原発は安全です」と言えるものでしょうか。
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