テレビジョン放送局も、アメリカ帝国主義勢力の宣伝機関と言うことがバレ、有害であることが証明されてしまった。それと並行するように、日本の電機メーカーのテレビジョン製造部門も衰退の一途をたどっている。 世界のテレビジョンメーカーの順位だが、世界最大なのは韓国のサムソンで、2位は同じく韓国のLGで、3位に中国のTCLとなっている。そのTCLが、日本にも進出した。 ©TCL JAPAN ELECTRONICS https://www.tcl-jp.co.jp/ 会社情報を一部、転載します。 https://www.tcl-jp.co.jp/company/ TCLは、中国発世界屈指の総合家電製品メーカーです。 TCLの社名は、「The Creative Life」の英語頭文字を組合せして作ったものであり、日々のイノベーションにより、お客様方の「クリエイティブライフ」を支える商品を提供し続けることに創業以来心がけております。 TCLグループは、世界で約75,000名の従業員と、23の研究機関および21の製造工場を擁し、年商を1兆8千億円(2017年)、160カ国と地域にビジネスを展開しているコンシューマエレクトロニクスグルーバル企業です。液晶テレビは年間2,300万台を生産し、世界各地へと販売しております。 ●遂にテレビジョンの黒船が日本にやってきた。日本でのラインナップを見ると、高価格帯の超大画面モデルだけですが、諸外国ではTCLが制圧したケースも多く、豪州でもPanasonicは、大型量販店での取り扱いを終了しております。このTCLに市場から駆逐されそうなのがPanasonicで、日本国内でもテレビジョン事業でかなりの赤字を出しているとされ、同社社長は「このままではPanasonicは、10年後存在していない。」と危機感をあらわにしています。 日本メーカーでテレビジョン部門が残るのは、ソニーくらいしかないだろう。Panasonicも、松下政経塾なるものをつくって政治に手を出してから会社がおかしくなった。松下興産の大赤字で、松下電器本体が存続の危機になったことを忘れていませんよ。 Panasonicも、松下幸之助氏を神格化して記念館やら次々建てるようでは、もう過去のメーカーに転落したと断言するしかない。過去の栄光にすがっているのだから。その松下幸之助氏が、戦前・戦中に大々的に軍需産業に進出し、戦後GHQに財閥解体の指定を受けそうになった時、親戚の井植敏男氏が一人で泥をかぶって松下電器を退社し、三洋電機を興したことを年配の関西の人なら知っていますよ。 その松下電器の軍需部門ですが、国鉄片町線の沿線にあり、引き込み線も出ていました。松下航空機は、確か大東市にあったはず。今でこそ「学園都市線」などと胡麻化していますが、あの一帯は軍需工場のメッカであった。京橋を東西に挟んで、大阪砲兵工廠と言う軍需工場が広がっていました。そこから軍用貨物列車が行き来していたのです。 ●テレビジョンのメーカーは、名門中の名門と言われたアメリカのRCAも消えたし、西ドイツのグルンディッヒもITTシャウブ・ローレンツも消えたし、もう中韓に集約されそうですね。ネトウヨが散々バカにしている国々に敗れたのですから、もうテレビジョンなんて見るのをやめたら買い替える必要もありませんね。
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