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英語民間試験の活用が見送られたことが大きな話題となっていますが、この制度の問題点について 誤解がされているように思います。
まず4技能の評価をしようということがそもそもおかしいのです。
英語においては話す、書くの力がついていないという指摘がされています。 そして、そのために試験で話す書くの評価をしようとしているわけです。
しかしながら、母国語、つまり日本語で話す書くができなければ英語でそういったことができるはずがありません。 よりはっきり言えば、仮に英語で話す書くがある程度できても、それは単なる軽薄な技能であって、論理を用いて自分の意見を発表することには結びつきません。
話す、書く力について伸ばしたいと言うのであれば、まず日常生活の中でそういったことを使う場面を増やすことです。 例えば、買い物をするときに一定の質問をお店側の方でして、それに対してきちんと答えられたら一定のポイントを与えるというシステムを作っていけば、非常に簡単に話す書くの技能は伸びていくものと思われます。
日常生活の中で必要性のないものについて、試験を課すことで力をつけさせようという考え方そのものが大きな間違いであるのです。
そもそも、話す、書く力というものが論理的に言葉を使うという力に基づいています。
日本語でその力を養っていないのに、英語の力を養おうとすることそのものが大きな間違いです。
話す、書く力、発表する力を養おうとするのであれば、まず国語でそのことについてきちんと取り組むべきです。
試しに国語で、話す書くの試験をやってみたらどうでしょうか?
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