香港デモ、一部暴徒化を煽って扇動してる連中がいるのは事実。しかしそいつらがデモ全体を率いているかのように伝えている連中もまた情に棹さして流れるタイプで、指導者の資質として同様に危なっかしい。
香港デモ隊の中でも、雨傘革命で平和を訴えようとするデモ隊がいる。それを取り上げるならまだ良い。そこにフォーカスせず一様に「デモは作られたものだ」とする非難はあまりにも違和感が募る。つまり現在、相容れない二つの層が彼らの中に出来上がっているはずだろう。
すべてがすべて雇われた暴徒などでは無いだろう。もしそうだとするなら、香港など既に存在しないも同じではないのか？フランスのデモ隊の怒りは本気だった。彼らには淀みが無く、後が無く必死だというのが伝わって来た。デモ以外闘う方法も無いとして。それは米も英も、香港も、苦境に立つ人らはみな同じ心境だろう。 仏に先陣をきった黄ベ運動が半年以上も続いて「いま世界が覚醒した民衆の力を必要としている」という雰囲気が醸成された。そしてそれは各SNSメディアの共感を通じて一斉に拡散された。そこに誰あろう、今香港デモを非難してだけ居るお前らもまじっていたのではないのか？
それを忘れてないというなら、いますぐ世界中のデモは作られたもので、非人道的だと差別せよ。 中国共産党と日本政府の違いなどない。すでに、中国共産党はCIA戦争屋の手の中で動いて来た。だから金融相場の巨大市場が中国に"つくられた"。 人々の共感力と協力があってこの度の香港デモの機運が醸成されたのは間違いない。もちろんだからそれを利用されたという事もあるのだろう。だが香港デモは先例もある。いずれにしても、香港のデモの基礎は人民愛だ。そもそもはじめから平和を訴えるデモ=それが雨傘革命であったはずだ。 例えばこうした世論の高まりを支配者側が利用しない手は無い。
フランス革命もまさに連中の画策と囁かれているが、それは逆に言えば連中の売名活動行為だ。やつらは世界に暗躍している恐怖だけを拡散して来たのだから。 連中はがすることはひとつ。民衆の世論を二分し、分断化を進め、統率支配する事。
そのための陽動をいかに大きいものに広げるかだけを画策するだけだろう。
悪事を画策する側としては、何が民衆の分断に使えるのか、どう効果を上げるのかを巧みに研究する。バカなりに。やることはただ騒ぎを大きくするように仕向ければよいとだけ考えてるだろう。 ここに先立つ答えはひとつしか無い。
香港人はみずからその暴動を自分たちの意志と違うということを主張し、暴徒化した連中を仲間と認めないと宣言する事だ。またSNSで否定する側、拡散する側も、彼らの本質を雨傘革命だと支持し、そこに揺らがぬ事。それを香港の市民に伝える事。もし、彼らの中から応答が無ければそれはそこで壊滅的なものと認定すれば良い。すべてを有耶無耶に否定してしまう前にそれを提案するのが筋だろう。 英はすでに10月末で壊滅的な流れとなる。中国の支配権力とて同じ事。日本も同じ。すべて米を隠れ蓑にした戦争屋、金融ハイエナに絡めとられている。あくまでデモやストライキは、民衆のための政治的意思表明のひとつの方法であって、対支配勢力のためのものだと云う事を忘れるな。
それを阻止したくて、いま米英中ならびに日本の中の戦争屋がひとつに固まって情報操作している。 誰がどちら側の加担をしているのか？ つまり、逆に追いつめるチャンスでもある。
暴徒化を訴えるものなど正規の民衆デモの中に呼び込まぬ旨の声明をきちんと果たすべき。
命を懸けるべき本気の平和革命もあると私は信じて居る。 命惜しいと感じるものは彼らを批判する資格も、否定する資格も無い。 香港デモだけでなく、すべての対立分断を煽るデモはCIA絡みであるとするのも、それはそれで理解するが、だとしてそこで「民衆蜂起はすべて作られた大嘘」と判断してまえる筈は無い。もしそう呼んで差し支えない状況になったらどうなるだろう？デモなんか二度と起こらなくなる。なぜならその都度暴徒化を演出して潰せば良いだけとなるから。 作られたデモ=政府がまっとうに向き合う必要性が無いもの と鼻であしらわれるようになったら誰も何を言っても潰される。
暴徒であればすべて武力で鎮圧しても良いということにさえなってしまうかもしれない。 考え過ぎだとでもいうか？ では、今その世論の流れを作っているのは誰か。誰がそこに加担して居るのか。 すでに前例があるが、安倍政権は自分たちを取り囲む民衆は作られたものだと武圧で排除する。安倍打倒新宿デモの10万人もそのように一部の扇動者だけが居るのだと指摘して、デモは無効。要求などなんら受け容れられないと装って来ただろう？ そうして一度出来上がった世論や解釈を一体誰が利用しているのか。誰のために作られるのか？ いっとくがマスゴミワイドショーは早い段階で、「CIAと香港要人が繋がっている証拠写真」を「中国側が提供し指摘している」との情報を流していた。見て無いからと言って、それをSNSだけで流れている隠された情報などと偽るんじゃない。 イラクの広場でフセイン像が倒されたときも、年端も行かない子ども達を使って喜びを煽っていたのはイラク国民ではなく、CIAチャベスの顔が割れ傭兵要員だった。その様子を移した映像は世界中に流れたが、実はカメラの視界の裏側はネットで明らかになった。そこにイラク国民はうずくまって泣いている様子があった。いま香港を自分たちの手で変えようという若者がもし、自分たちの中に不義があると認めるなら、その心の発芽を待ちたいと思う。そして平和の活動とは何かを自分たちの考えで発言してほしい。 表沙汰となっている嘘の事象に興味は無い。ひとりひとりの想い、主張に目を向けるべきだ。
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