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何から、話せばいいのやら。
ただ、森永卓郎というと、弱者の味方という印象をもっている人が、多いのでは。
しかし、今の、森永卓郎は、どうだろう。
私が、最初に、強烈な異変を、感じたのは、
2017年の、総選挙のときだった。
民主党の代表だった、新代表の前原が、小池ブームに乗って、代表を小池百合子にバトンタッチして、小池がさらに新代表になった。
そして、みなさんもご存知のとおり、小池の「排除する」発言で、
民主党は、大敗してしまった。
しかも、大敗する前に、野党1党の民主党は、2つに分裂してしまった。
菅政権、野田政権が、消費税増税やTPP参加に、賛成したことによって、
良識的な有権者は、「ああ、けっきょく、民主党も、自民党と同じなのか。」
そうやって、民主党の支持率は、急落し、2012年の総選挙で、50議席ほどと、大敗してしまった。
では、話しを、2017年の総選挙に、戻しますが、
あのときの小池百合子は、間違いなく、どうしようもない女だった。
しかし、唯一、良いことをした。というより、政権公約に、唯一、良いことを書いた。
それは、「内部留保に、課税をする」ということだった。
そこで、選挙前の、TBSの夜の番組だと思ったが、
その、小池党の、「内部留保に、課税をする」について、
司会者が、森永にふったら、
森永卓郎が、「じゃあ、なんで法人税は○▼※■※※」。
というような、とにかく、内部留保に課税をすることに、反論の言葉を言ったのだ。
森永が、何を言いたかったか、よく分らないのだが、とにかく、明らかに、反論みたいなことを言っていた。
法人税のことを言いたかったにしろ、ここでは、あくまでも、「内部留保規制」についての話しだから、
今後、私の発言に対して、改めて、森永が、ごまかしの反論をしようとしても、
それは、反論にならないのだ。
現代の日本経済の、一番のガンは、間違いなく、その「内部留保だ」。
この、「経済2流国」にしたのは、「内部留保」なのだ。
じゃあ、良識的なエコノミストと称されていた、森永卓郎なら、
その、小池党の、「内部留保に、課税をする」に対しては、
積極的に、賛成しなければいけなかった。
それにも関わらず、森永は、それに対して、反論を唱えたのだ。
加えて、余談になるが、グーグルで、「内部留保」「課税」で、検索しても、
全部、「そんなのは駄目だ」みたいな記事が、ずらっと出てくる、異常さ。
そして、最近の森永の話しは、それだけじゃない。
最近の、森永卓郎は、明らかに、おかしい。
なにより、経済アナリストを自称しておきながら、
テレビに出ても、経済の話しなんか ほとんどしないのだ。
そして、つい最近の話しになるが、
アメリカと中国が、関税引き上げ合戦をするとか、しないとか
そういう、ニュースが流れましたよね。
そこで、森永は、こう言ったんです。
「仮に、不況になったとしても、それは、アベノミクスの失敗じゃなく、世界が不況になれば、日本も不況になる。」と。
それで、まず、その発言自体は、間違っていない。
第2次安倍政権辺りから、世界が好景気になり、アベノミクスのおかげじゃなく、
あくまでも、その世界の好景気が、GDPを増やし、株価も上がったのだ。
しかし、問題は、これからだ。
森永は、以前から、安倍の経済政策を、支持していた。
つまり、森永は、アベノミクスを評価していたのだ。
じゃあ、森永としては、アベノミクスが、日本のGDPや株価を上げたんだか、
世界の好景気が、日本のGDPや株価を上げたんだか、
どっちなんだ!! という話しになるのだ。
というより、森永の話しを聞いていると、
好景気になれば、アベノミクスのおかげ。
不況になれば、世界の不況のせい。
森永が、言いたいのは、こういうことなのだ。
前の記事でも書いたが、今の森永は、完全に、安倍シンパになってしまったのだ。
というより、完全に、体制の犬になってしまった。
そして、それだけじゃない。森永は、政治・経済だけじゃなく、人間的にも、姑息な面が付いたらしい。
以前に、こういうことも記事に書いていた。
「私はね、べつに安倍シンパになったわけじゃありません。安保法制や憲法改正にも反対ですから。」
という、逃げ道みたいなものも、しっかり用意するという、どうしようもない男になってしまったのだ。
まあ、最後になりますが、森永卓郎は、小泉時代、小泉・竹中の新自由主義に、
対峙していた男だった。
そして、その時代辺りだったと思うが、ブログだが、なんだかの記事で、こう言っていた。
石弘光という、政治的な学者がいたのだが、その石弘光は、小泉時代に、
竹中平蔵を、懸命に応援していた老害の学者だった。
そこで、森永は、このような記事を書いた。
「石弘光さんは、昔は、弱い者を助けるような学者さんだった。しかし、今では、変節し、体制のほうに行ってしまった。人間というのは情けないものですね。」
と。
だけどね、今、まさに、森永卓郎が、その石弘光になってしまったのだ。
自分で、言ってて、自分も、ミイラになって、どうすんだって話しでしょう。
まぁ・・・・・なんと申していいのやら。。
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