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現在起きている事は、ピラミッドの精度を上げようとしている連中と連中に引導を渡そうとする者との戦いで、どちらが勝つにせよ、国家の形は変わらざるを得ず、滅びゆくと感傷的に捉えるよりも、変化や混乱を楽しむ逞しさが必要で、勝敗の行方がどうあれ、我々は生きていかねばならないのである。
よく、収容所から奇跡的に生還した者に共通するのは、格好よく言えば希望を失わなかった、実態を言えば、なるようにしかならないと開き直って生きていたという事だと思うが、その生還者と同じように変化に合わせて自分が良かれと思った生き方をすればよく、投げもせず、白けもせず、空元気でもなく、何とかなるんじゃね位の気持ちで普通を続ける事で、それが人生である。
半世紀以上生きてくると妙な納得感があり、マヨネーズを最後まで使いきりたいが、半分は活用したから、残り半分を使っている最中に傷んでも、まあまあ元は取れたかなみたいな感じで、これから先はサバイバルゲームになるかも知れないし、共産が夢見るお花畑になるかも知れないが、どっちに転んでも充実感を感じられる者はいるし、最高に恵まれた環境に生まれてもニートになってエリートだった親父に殺されて臨終を迎える者もいる訳で、お金が幸不幸のかなりの部分を占める事は否定しないが、人生を楽しめるかどうかは実は気の持ちよう一つだけで、社会環境は最悪でないに越した子とはないが、まあまあであれば十分なのである。
だから、秋嶋やカレイドが太宰治みたいに世を嘆いて分析してくれるのは有り難いが、それを読んでおっちょこちょいに、もう駄目じゃんなどと思っては駄目で、連中の思い描く通りにもならないし、我々が望むようにもならない社会が出現し、失うものもあるが思いがけず得るものもあり、今まで不可能だったところにも風穴が空いて、調子が狂って困りものだが、今より面白い時代になるのは確かじゃね位に思っておけばよく、理想的に生きてきた積もりでもニートの息子に殴られ続けて、晩年は自分の子供を殺して刑務所で臨終を迎える者もいる訳で、上下左右を見て羨んだり優越感を感じたりしても仕方がなく、自分が納得する努力を続ければ、楽かどうかは分からないが楽しく生きられる筈である。
そういう目線で、先祖代々下らない計画の実現に向けて日夜悪巧みに邁進している連中は愚かの極みで、まあ餅つけと言いたくなるが、馬鹿げた計画であるが故に、半分も成功しないんじゃねという感じである。
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