金正恩委員長「米を屈服させることに焦点」(2021年1月9日) •2021/01/09 テレ東NEWS https://www.youtube.com/watch?v=H_XWn-QF_w0http://www.kcna.kp/siteFiles/img/202101/MM00284315.jpg 朝鮮式社会主義建設を新たな勝利へ導く偉大な闘争綱領 朝鮮労働党第8回大会で行った金正恩党委員長の報告について 〖平壌1月9日発朝鮮中央通信〗わが党と革命の発展において重大な政治的出来事となる朝鮮労働党第8回大会では、チュチェ110(2021)年1月5日から7日まで、党中央委員会第7期活動の総括に対する報告があった。 朝鮮労働党委員長で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長、朝鮮民主主義人民共和国武力最高司令官であるわが党と国家、武力の最高指導者金正恩同志が、党中央委員会の活動報告を行った。 敬愛する金正恩同志は9時間にわたって行った報告で、第7期中央委員会の活動状況を全面的に深く分析、総括して社会主義建設の画期的前進のための新たな闘争路線と戦略・戦術的方針を打ち出し、祖国統一偉業と対外関係を進展させ、党活動を強化、発展させる上で提起される重要な課題を提起した。 党中央委員会の活動報告は、現在の対内外の形勢の下で、われわれの前進を妨げる主・客観的要因と深刻な欠陥を認め、党と国家活動の全般を革新し、社会主義偉業を勝利の次の段階へ移行させる上で提起される明確な闘争課題と方途を明らかにした偉大な実践綱領である。 現段階での朝鮮革命の進路を明示した党中央委員会第7期活動報告の真髄は、われわれ自らの力、主体的力量を全面的に強化して現存の脅威と挑戦を果敢に突破し、朝鮮式社会主義建設で新たな飛躍を起こし、確実な前進を遂げなければならないということである。 わが党の卓越した思想・理論が集大成されている活動報告は、わが国家の繁栄・発展と人民の幸福のための新しい段階の闘争行程でとらえていくべき戦闘的旗印であり、チュチェ偉業の歴史的根源と今日、未来をしっかりつないでくれる革命的文献となる。 自分の偉業の正当性と勝利を確信して厳しい闘争の各年代を屈することなく粘り強くつないでいく道程で、朝鮮式社会主義の全面的発展を成し遂げるための綱領的指針を受けたのは、わが党と人民のこの上ない光栄であり、大きな鼓舞となる。 朝鮮労働党中央委員会第7期活動報告は、次のような体系になっている。 1.総括期間に収められた成果 2.社会主義建設の画期的前進のために 3.祖国の自主的統一と対外関係発展のために 4.党活動の強化、発展のために 敬愛する金正恩同志は党中央委員会活動報告の序論で、朝鮮労働党第7回大会が付与した重くて栄誉ある使命を遂行するために党中央委員会が総括期間に行った指導活動について概括的に述べた。 党中央委員会は、党総会をはじめとする主要党会議を定期的に行って第7回党大会の決定を貫徹するための時宜にかなった対策と措置を取り、その実行へと全党、全国、全人民を積極的に呼び起こして大きな成果を収めた。 報告は、厳しい内外形勢の中で経済活動をはじめとする各分野の活動では、深刻な欠陥が現れたが、これは新しい発展段階、社会主義偉業の前進過程に現れた偏向であり、われわれの知恵と力でいくらでも正して解決することのできる問題であると指摘した。 1.総括期間に収められた成果 敬愛する金正恩同志は報告の第1の体系で、総括期間にわが党と人民が収めた誇らしい成果について誇り高く総括した。 第7回党大会以降の5年間、朝鮮労働党は際会する全ての障害を大きな勝利に転換させるための不屈の攻撃闘争を策定、展開したし、この過程に獲得した勝利は新しい発展の時代、わが国家第一主義時代を開いたと特徴づけられる。 報告で言及されたように、わが国家第一主義時代は朝鮮労働党が歴史のあらゆる挑戦に敢然と立ち向かって人民のために一意専心し、自らの力を頑強に増大させた結果によって、国家の尊厳と地位を高めるための決死の闘いの結果によって誕生した自存と繁栄の新時代である。 報告ではまず、総括期間に人民大衆第一主義政治を具現する過程に収められた成果について総括された。 第7回党大会の決定を貫徹するためのこれまでの5年間の闘争で収められた最も輝かしい成果は、朝鮮革命の第一の原動力である政治的・思想的力が非常に拡大、強化されたことである。 党中央委員会は総括期間、人民大衆第一主義政治を党の存亡と社会主義の成敗を左右する根本問題、基本政治方式として前面に押し立て、強力に一貫して実施することで、党と人民の一心団結をいっそう磐石のごとく打ち固める上で、社会主義偉業の主体を強化し、その役割を強める上ではっきりした成果を収めた。 「全てを人民のために、全てを人民大衆に依拠して!」、これは総括期間、党中央委員会が一寸の狂いも、いささかの譲歩もなく堅持した指導思想の中核であった。 党中央委員会は、人民大衆第一主義を党と国家活動に徹底的に一貫させるための活動を強く推し進める一方、その実現に障害となるあらゆる反人民的要素を除去するための闘争を中断することなく行った。 報告は、党中央委員会が人民大衆第一主義を国家の強固な政治風土、党風、国風として固着させるための用意周到な政治攻勢を展開したことについて分析した。 政治・思想陣地を強化するための党中央委員会の活動において特別な意義を持つのは、チュチェの革命偉業の継承期、発展期の要求に即して革命伝統教育をより度合い強く行ったことである。 白頭の革命伝統でしっかり武装し、その偉大な伝統に基づいた不屈の攻撃精神、パルチザン精神をもって難局を打開し、開拓路を切り開く全党的、全社会的な気風を確立したこと、このようにして朝鮮革命家の貴い闘争精神と気質が確固と継承されるようにしたことは総括期間に収めた重要な成果の一つとなる。 党中央委員会は情勢の要求と党の意図、革命課題を党員と人民に詳しく知らせ、力強い闘争へと決起させる政治活動を適時に、力動的に行った。 革命発展の原動力を人民大衆の心の中で探し、大衆の心に火を点じる人民大衆第一主義政治の威力はぶつかる難局と情勢の変化に対処して人民の精神力と創造力を最大に発揮させる上で集中的に表れた。 報告では、党と国家の全ての活動が人民に対する献身奉仕で徹底的に一貫したことについて指摘された。 党は路線と政策を樹立し、それを施行することにあたって人民の切実な生活上の要求と意思を尊重し、全ての生産と建設を人民の便宜を図ることを第一にし、人民の反映と評価を基準にして行うようにする原則を一貫して固守したし、全ての党組織と国家機関が人民のために献身する気風を強く発揮するようにすることに特別な力を傾けた。 党中央委員会が人民軍を軍事的脅威だけでなく、突発的な非軍事的脅威からも祖国と人民を鉄壁のように守る国家防衛の主体、真の人民の軍隊としての使命と本分を全うするようにしたのは人民大衆第一主義政治の重要な構成部分になった。 党中央委員会は、全党の党組織が生活上の曲折を経たり、困難な人々を真情をもって助け、真実に導くようにして、わが社会を一つの大家庭に団結させる上で貴重な成果を収めた。 信頼と献身、報いと信義で充満した朝鮮労働党の人民大衆第一主義政治によって朝鮮革命の政治・思想陣地が強固になり、いかなる障害と挑戦も切り抜けられる不可抗力的力が蓄積されたし、人民大衆中心の朝鮮式社会主義の優越性と生命力ははっきりと浮き彫りになった。 報告は、情勢がいくら厳しくて難関が折り重なっても、そして内在する欠点があるとしても人民大衆第一主義政治をしっかり具現すれば不利な全ての主・客観的要因を十分に克服し、社会主義建設において提起される膨大な課題を容易に解決することができるということが総括期間に再実証された貴重な哲理であると強調した。 敬愛する金正恩同志は報告で、わが党と人民が総括期間、自らの力を増大させるための闘争で収めた成果について総括した。 第7回党大会の決定を貫徹するためのわが党と人民の闘争は、自力更生を自存と自強の生命線、強力な発展の原動力としてとらえ、折り重なる難関を乗り越えて社会主義建設の新しい活路を切り開くための積極的な攻撃戦であった。 第7回党大会が強調した自力更生精神とその実現のための闘争方針は各党総会でより深く具体化され、実践に具現されたし、この過程にわが党の自力更生戦略は敵の卑劣な制裁策動を自強力増大、内的原動力強化の絶好のチャンスに反転させる攻撃的な戦略に、社会主義建設において恒久的に堅持すべき政治路線に深化、発展した。 自強力を増大させて社会主義建設を促すための全人民的な闘争の中で、自力更生はチュチェ朝鮮の国風、朝鮮革命の唯一無二の闘争精神としてより強固になった。 報告は、経済建設分野でたとえ予見した戦略目標に到達できなかったが、今後、自力で経済の発展を持続させていくことのできる大事な元手がもたらされ、ここで有意義な成果は朝鮮式社会主義の存立の物質的基礎であり、生命線である自立的民族経済、社会主義経済の枠組みを堅持し、その命脈を守り抜いたことであると指摘した。 党中央委員会は、経済活動に対する国家の統一的指導と戦略的管理を強化するための革命的措置を取り、経済分野で社会主義の原則をしっかり守るようにすることで、経済全般を再整備し、強固にして発展させていくことのできる新しい潜在力を蓄積した。 総括期間、党は建設事業を全般的国力を向上させ、人民を社会主義文明へ先導する重要な政治的活動として重視し、力強く推し進めて国の面貌(めんぼう)を一新させた。 農業部門では、持続した酷い干ばつと大水、全てが不足する中でも、科学農業、多収穫の熱風を強く巻き起こして穀物生産量を前例なく高める成果を収めた。 自立経済の二本の柱である金属工業と化学工業部門でチュチェ化、自立化の実現のための突破口が開かれ、電力、石炭、機械、鉄道運輸部門をもり立て、情報通信分野を発展させるための技術準備と土台の構築においても一連の成果が収められた。 軽工業部門で主要工場、企業を改修して一般消費財の質と生産量をはるかに高められる潜在力を確保したし、水産部門で生産を系統的に成長させることのできる土台を築いた。 国の山林資源を増やすための全国家的、大衆挙げての闘争の中で100余万ヘクタールの山林が新たに造成され、治山治水と国土環境保護、都市経営活動に必要な力量と手段がもたらされた。 科学技術分野で国家重点対象の課題を含む価値ある科学技術成果と発明が成し遂げられ、教育部門で教育の内容と方法を革新し、教育の条件と環境を改善するための活動が力強く推し進められた。 保健医療部門の物質的・技術的土台がいっそう強固になり、世界的な大流行伝染病を防ぐための先制的かつ強力な非常防疫活動を通じて衛生防疫部門に整然とした活動体系と土台が確立した。 スポーツを科学化し、スポーツ熱風を巻き起こすための積極的な活動が展開され、国家的な災害防止と危機管理システムを立てるための活動が進捗して自然災害をはじめとする各種の災難に機動的に対処できるようになった。 自力を絶え間なく増大させるためのこれまでの5年間の闘いで収めた成果は、長期間の極悪な制裁・封鎖とひどい災難の中で、自力で成し遂げたことによって平穏な時期の経済建設の数字に比べられない数十倍の強力な奮発力、発展力の結実であり、難関を乗り越えて蓄積した自強の強い力があるので社会主義強国を志向して進むわが党と人民の荘厳な進軍は、より膨大な幅と深度を持ってより勢い強く加速することになるであろう。 敬愛する金正恩同志は報告で、国家の核戦争抑止力と自衛的国防力の強化のための闘いで収めた成果に言及した。 わが党と人民にとって国家核戦力建設大業を完成するのは、われわれの理想である強力な社会主義国家建設の行程で必ず、優先的に占領すべき戦略的かつ支配的高地であった。 世界で最初の核使用国であり、戦争の首かいである米国によって国土と民族が分裂し、この侵略勢力と世紀をまたいで長期的に直接対峙している朝鮮革命の特殊性とわが国家の地政学的特性は、人民の安泰と革命の運命、国家の存立と自主的発展のためにすでに始めた核戦力の建設を中断することなく強行推進することを求めた。 敬愛する金正恩同志を首班とする党中央は、核戦力建設大業の完成のための強行突破戦を企画し、全党と全人民を並進路線の貫徹に奮い立たせるとともに、国防科学者と核科学者を真の革命家、愛国者、決死隊に準備させるための一大思想戦を手配し、展開した。 祖国と民族の運命をかけて党中央が行った精力的かつ卓越した指導活動は、朝鮮労働党式戦略兵器の誕生をもたらす奇跡の歴史を開いた。 報告では、核戦力の近代化目標の達成を志向した完全に新しい核能力を備えるための革命的な大転換を主導した歴史的過程について詳細に言及された。 党中央の直接的指導の下で「火星砲」系列の中距離、大陸間弾道ロケットと「北極星」系列の水中および地上発射弾道ロケットが特有な作戦的使命に即して朝鮮式に生まれたのは、核保有国としてのわが国家の地位に対するより明確なイメージを与えたし、完全無欠の核盾を構築し、いかなる脅威にも対応できる強力で頼もしい戦略的抑止力を打ち固められるようにした。 総括期間、すでに蓄積された核技術がより高度化されて核兵器を小型軽量化、規格化、戦術兵器化し、超大型水爆の開発が完成されたし、2017年11月29日、党中央委員会は大陸間弾道ロケット「火星砲15」型の試射の大成功によって、国家核戦力完成の歴史的大業、ロケット強国偉業の実現を全世界に誇り高く宣布した。 既存の常識では20年、30年がかかっても成し遂げられない国家核戦力建設大業の完成を経済建設と核戦力建設の並進路線が提示された時から4年目に、そして第7回党大会が行われた時から1年目に立派に実現したのは歴史にまたとない奇跡であり、第7期中央委員会が党と革命、祖国と人民に対して、次代に対して立てた最も意義ある民族史的功績となる。 党中央は、歴史的な2017年11月の大事変以降も、核戦力高度化のための闘いを中断することなく粘り強く導いて、大きくて新しい勝利を収めた。 報告は、党中央がより威力ある核弾頭と弾頭制御能力が向上した全地球圏打撃ロケットの開発を決心し、この歴史的課題を国防科学者の愛国忠誠心に依拠して立派に貫徹したことについて指摘し、朝鮮労働党創立75周年祝賀閲兵式場で11軸自走発射台車に装着されて公開された新型の巨大なロケットはわれわれの核戦力が到達した最高の近代性と打撃能力をあまねく誇示したと確言した。 国家核戦力建設大業の完成と続く発展は、敬愛する金正恩同志を首班とする党中央委員会の組織指導力の勝利であると同時に、不屈の自主的信念と剛勇な精神をもって不死身の闘争を展開してきた国防科学者と全ての朝鮮人民の偉大な勝利となる。 報告は、総括期間、敵のヒステリックな軍事力増強策動に対処して国防科学部門で新しい先端兵器システムを引き続き開発、完成するようにして、わが国家の軍事技術的強勢を不可逆的なものにし、戦争抑止力、戦争遂行能力を最上の域に引き上げたことについて総括した。 国防科学部門で世界兵器分野で概念さえなかった超強力多連発攻撃兵器である超大型ロケット砲を開発、完成し、常用弾頭の威力が世界を圧倒する新型戦術ロケットと中・長距離巡航ミサイルをはじめとする先端核戦術兵器も次々と開発することで、頼もしい軍事技術的強勢を堅持した。 国防科学者と軍需労働者階級は、世界的発展推移に追いつく朝鮮式の主力戦車の開発方向を正しく定めて生産工程を一新し、自己の新しい発展軌道に入り始めたし、対空ロケット総合体、自走平曲射砲、対装甲兵器も世界的水準で開発する成果を収めた。 報告では、総括期間、国防科学研究部門で多弾頭個別誘導技術をいっそう完成するための研究を最終段階で行っており、新型弾道ロケットに適用する極超音速滑空飛行戦闘部をはじめとする各種の戦闘的使命の弾頭開発研究を終え、試験製作に入るための準備を行っていることについて指摘された。 また、中型潜水艦武装近代化目標の基準を正確に設定し、模範改造して海軍の現存の水中作戦能力を著しく向上させうる確固たる展望を開き、新しい原子力潜水艦の設計、研究が終わって最終審査の段階におり、各種の電子兵器、無人打撃装備と偵察探知手段、軍事偵察衛星の設計を完成したことについてと、このほかにもわが軍隊を世界最強の軍事力を保有した強兵に跳躍させる上で大きな意味を持つ国防研究成果を収めたことについて誇り高く公開された。 報告は、国防科学部門、軍需工業部門で成し遂げられた大胆な跳躍は、われわれの国家防衛力を世界の前列に堂々と立たせたと同時に、全般的朝鮮革命を上昇させるための党中央の戦略的構想の実現において大きな意義を持つと評価した。 報告では、総括期間、人民軍を最精鋭化、強兵化するための活動で大きな進展が遂げられたことについて総括された。 党の指導の下で人民軍は、祖国防衛と社会主義建設の両戦線で偉勲を立て、奇跡を生み出し、自分の革命的本分を忠実に遂行したし、最も先鋭かつ峻厳であったこの5年間、鉄壁の警戒勤務と戦闘動員態勢で祖国の領土、領空、領海を頼もしく守り、敵の挑発・威嚇を断固と制圧し、社会主義建設の平和的環境を守った。 総括期間、党中央委員会は国家核戦力建設大業を立派に完成し、国家防衛力の強化において大きな転変をもたらすことでわが国を名実ともに世界的な核強国、軍事強国に浮上させたし、諸大国がわが国家と民族の利益をほしいままに駆け引きしようとしていた時代に永遠にけりをつけた。 わが人民と次代が尊厳ある強大な国で永遠に戦争の惨禍を知らずに繁栄と幸福を思う存分創造できるようにしたことこそ、敬愛する金正恩同志を首班とする第7期中央委員会が党大会の決定貫徹において収めた最も意義深くて誇るに足る大勝利である。 敬愛する金正恩同志は報告で、総括期間に共和国の対外的地位が飛躍的に上昇したことについて総括した。 党中央委員会は、並進路線の偉大な勝利を収めた以降、積極的な対外活動を展開してわが国家の尊厳と地位を高い域に押し上げた。 米国のあがきのような攻勢とそれに追随する勢力の必死の圧迫・封鎖策動によって、総括期間、わが共和国を巡る対外環境は建国以来、類がなく厳しかった。 最悪の形勢の中で、党中央委員会は自主的な筋金をより強く堅持しながら、国の最高の利益と尊厳に手出ししようとするいかなる企図も断固と排撃し、革命的原則をいささかも譲歩しなかったし、これは共和国の自主権をいかなる者も侵害することができず、自主権尊重を抜きにしたわれわれとの関係改善というものは絶対にあり得ないということを全世界に刻印させた。 党中央委員会は、大胆な路線転換と攻撃的な戦略で国際社会が共感する平和の気流を醸成して対話の雰囲気をもたらし、共和国の国際的地位を高めるための霊妙な対外活動を策定、指導した。 報告は、わが党が長い歴史的根源を持つ特殊な朝中関係の発展に優先的な力を入れることで中国との親善関係を新世紀の要求に即して発展させ、社会主義を核とする朝中親善関係の新たなページを開いたことについて強調した。 共同の偉業のための闘争で切り離しがたい一つの運命に結合した朝中両党、両国人民の兄弟の友情と団結を引き続きつないでいくべき時代の要求から党中央は、5回の朝中首脳会談を通じて戦略的意思疎通と互いの理解を深くし、両党の同志的信頼を厚くすることで朝中関係を新しく強固にし、発展させていくことのできる確固たる保証をもたらした。 また、伝統的な朝露関係の新しい発展を重視し、両国の友好・協力関係を発展させるための対外活動を行って、ロシアとの親善関係を拡大、発展させられる礎石をもたらした。 キューバとの平壌首脳の対面とベトナムとのハノイ首脳の対面を通じて、社会主義偉業の実現を目指す共同闘争で結ばれ、検証された双務関係を特殊な同志的関係、戦略的関係に昇華、発展させることで社会主義国との団結と連帯を非常に強化した。 党中央委員会が行った積極的な対外活動は、国際的範囲で社会主義偉業を強力に促進し、自主と正義、平和守護の新しい政治の流れを主導していくわが党と国家の地位と威信を大きく誇示した。 党中央委員会は総括期間、朝米の力学関係を劇的に変化させてわが国家の尊厳と地位を立派に誇示した。 敵対的な朝米関係史上、初めて開かれた両国最高首脳の直接会談で党中央は、強い自主的筋金を持って新しい朝米関係の樹立を確約する共同宣言を成立させた。 超大国を相手にして自己の自主的利益と平和と正義を守る共和国の戦略的地位を全世界に誇示した数回の朝米首脳会談は、世界政治史の特大出来事となった。 総括期間、党中央委員会はわが人民の屈することを知らない透徹した自主精神と共和国が備蓄した偉大な力に頼って、わが共和国の戦略的地位と威信を大きく押し上げたし、これは朝鮮労働党の尊厳と権威、偉大なわが人民の地位を象徴している。 報告は、領土や人口もそれほど大きくなく、帝国主義反動勢力の四面包囲の中に入っているわが共和国の対外的地位において飛躍的な上昇の変化が起きるようになったのは、わが党と人民が長期間の血みどろの闘争でもたらした貴い結実であり、ひたすら自分の党の路線と政策を絶対的な真理として信じて従い、困難で厳しいほど党の周りにより固く結集した人民の偉大な団結が生んだ大きな歴史的奇跡であると強調した。(続く) http://www.kcna.kp/kcna.user.special.getArticlePage.kcmsf http://www.kcna.kp/siteFiles/img/202101/MM00284314.jpg 朝鮮労働党第8回大会の第4日会議 〖平壌1月9日発朝鮮中央通信〗朝鮮労働党第8回大会の4日会議が、1月8日に行われた。 総括期間のわが党と国家の全般活動を厳正に総括したことに基づいて、社会主義建設の新たな前進方向をはっきりと明示した党中央委員会第7期活動報告に接した大会参加者の忠誠の熱意と革命的勢いが非常に高揚した中で、大会は自分の活動を続けた。 朝鮮労働党委員長で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長、朝鮮民主主義人民共和国武力最高司令官であるわが党と国家、武力の最高指導者金正恩同志が大会場に姿を現すと、全ての参加者は雷のような「万歳!」の歓呼の声を上げた。 会議では、第1の議案「朝鮮労働党中央委員会の活動総括」に対する討論が行われた。 李日煥、金徳訓、朴正天、李炳哲、李善権、趙甬元、文景徳、朴鉄民の各氏が討論した。 各討論者は、わが党と革命発展において重大な意義を持つ科学的な闘争路線と戦略戦術的問題を全面的に反映した敬愛する金正恩同志の歴史的な報告を全幅的に支持、賛同した。 そして、党中央委員会活動報告は新たな発展段階へ移行した朝鮮革命の成熟した要求に即して党の指導力と戦闘力を全面的に強化し、朝鮮式社会主義建設の新たな勝利を獲得するための進路を明確に示した綱領的指針として、全ての党員と人民、人民軍将兵を果敢な闘争へと力強く鼓舞、激励することになるであろうと強調した。 各討論者は、敬愛する金正恩同志が時代と革命発展の要求に即して進むべき前途を明示し、全党、全国、全人民を賢明に導いて歳月を早める奇跡の時代を開き、われわれの主体的力と戦略的地位を非常に拡大、強化したことについて激情にかられて述べた。 総括期間、歴史の困難を正面突破し、朝鮮式社会主義偉業を勝利の道へ確信に満ちて導く党中央の卓越した指導力があまねく誇示され、社会主義建設の各分野で人民大衆第一主義政治がしっかり具現されて党への人民の信頼の念が比べようもなく高まり、革命隊伍の一心団結がいっそう打ち固められたことについて指摘された。 各討論者は、第7回党大会の決定貫徹のための自分の部門、自分の単位の活動で収められた成果と経験に言及し、現れた欠陥と原因、教訓を深刻に分析、総括した。 討論では、党大会が提示した国家経済発展5カ年計画を達成できなかった問題、党活動において親現実的で親人民的な方法を積極的に具現できなかった問題をはじめ、自分の部門の欠陥が冷静に批判されたし、活動家が難関の前で敗北主義、ことなかれ主義に陥って責任をもって働かないなら、党の決定が正しく貫徹されず、発展と革新が成し遂げられないという教訓が深刻に分析された。 前進途上で際会する難関を克服し、難問を自前で解決するための対応策なしに活動ではっきりした進展を遂げられなかった欠陥を批判、総括する討論を聞きながら参加者は、大会の思想と精神に立脚して自分の部門、自分の単位の活動を教訓的かつ発展的な見地から振り返った。 参加者は、党と革命偉業に対する忠実性と革命家的姿勢がどんな高さに到達すべきかを実感させる各討論を通じて大きな衝動を受けたし、互いの経験と教訓を真摯(しんし)に交わしながら今後の革新と発展のための意見を十分に交換した。 各討論者は、新しい抱負と理想を実現するためにいつも苦心し、主導性、創意性と進取的な仕事ぶりで全ての活動を力強く推し進めるための実践的方途について述べ、党と革命、祖国と人民のために奮励努力するという固い決意を厳かに披歴した。 朝鮮労働党第8回大会の第4日会議は、働く大会、闘争する大会、前進する大会の性格に合わせて全ての参加者の革命的情熱を限りなく噴出させ、党中央委員会活動報告で提示された闘争綱領を実現するための行程で聖なる責務を果たすという揺るぎない信念と透徹した覚悟を百倍にした。 大会は、続く。−−− (2021.01.09) http://www.kcna.kp/kcna.user.special.getArticlePage.kcmsf
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