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「短距離ミサイルとみられる」韓国軍 北朝鮮の飛しょう体
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190725/k10012007681000.html
2019年7月25日 9時45分 NHK 韓国軍は、北朝鮮が25日朝早く、日本海に向けて発射した2発の飛しょう体について、短距離ミサイルとみられると明らかにしました。飛距離と高度がともに北朝鮮がことし5月に発射した短距離弾道ミサイルと似ていることから、韓国軍はさらに詳しい分析を進めています。 韓国軍合同参謀本部の発表によりますと、北朝鮮は25日午前5時34分ごろと午前5時57分ごろの2回、東部のウォンサン(元山)付近から日本海に向けて合わせて2発の飛しょう体を発射し、飛距離およそ430キロ、高度50キロ余りに達したということで、短距離ミサイルとみられるとしています。 韓国国防省の報道官は25日午前行われた定例の記者会見で、北朝鮮側に対し、「朝鮮半島の軍事的な緊張緩和の努力に助けとならない行為を中断するよう求める」と述べるとともに、監視態勢を強化する考えを示しました。 北朝鮮はことし5月4日にもウォンサン付近から日本海に向けて複数の短距離の飛しょう体を発射し、5月9日には、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の立ち会いのもと、北西部から日本海に向けて複数の短距離弾道ミサイルを発射しました。 この時も最大で420キロ飛行して高度50キロ余りに達し、今回の2発と航跡が似ていることから、韓国軍はアメリカ軍と協力して、さらに詳しい分析を進めています。 国連の制裁決議は北朝鮮に弾道ミサイル技術を使ったあらゆる発射を禁じており、今回発射したのが弾道ミサイルだとすれば制裁決議に違反する可能性があります。 北朝鮮をめぐっては、アメリカのトランプ大統領が先月、キム委員長と3回目の首脳会談を行い、非核化をめぐる実務協議の再開で一致しています。 一方で北朝鮮外務省は先週、アメリカと韓国が規模を縮小しながらも来月に合同軍事演習を予定していることについて「われわれに対する露骨な圧迫だ」として、米朝協議の取りやめも示唆しており、韓国では米朝協議の再開もにらんだ揺さぶりではないかという見方が出ています。 北朝鮮 最近のミサイル発射 北朝鮮によるミサイルの発射は、ことし5月上旬以来2か月半ぶりです。 北朝鮮は5月4日にウォンサン付近から日本海に向けて10発から20発余りの飛しょう体を発射し、最大で240キロ飛行しました。 翌日、北朝鮮の国営メディアは、キム委員長の立ち会いのもと、「大口径の長距離放射砲と戦術誘導兵器」の発射訓練が行われたと伝えました。 「長距離放射砲」は多連装型のロケット砲とみられていますが、「戦術誘導兵器」について詳しい説明はありませんでした。 「戦術誘導兵器」について韓国軍は、弾道ミサイルかどうかなど詳しく分析しているとしていましたが、核弾頭の搭載も可能な、ロシアの地対地短距離弾道ミサイル「イスカンデル」に形が酷似していると指摘されました。 また5日後の9日には、北西部ピョンアン(平安)北道から飛しょう体2発を発射し、最大で420キロ余り飛行しました。 翌日、北朝鮮の国営メディアは、キム委員長の立ち会いのもと火力打撃訓練が行われ、「さまざまな長距離の攻撃手段」が使われたと伝え、この時も、発射された飛しょう体について、ロシアの地対地短距離弾道ミサイル「イスカンデル」に形が似ていると指摘されました。 アメリカ国防総省は声明で、発射されたのは複数の弾道ミサイルだという分析結果を公表し、国連の制裁決議に違反した可能性がありました。 官房長官「情報の収集と分析に全力」 菅官房長官は25日午前の記者会見で、「わが国の領域やEEZ=排他的経済水域内への弾道ミサイルの飛来は確認されておらず、わが国の安全保障に直ちに影響を与えるような事態は確認されていない。また付近を航行する航空機や船舶の被害は確認されていない」と述べました。 そして、総理大臣官邸に設置されている北朝鮮情勢に関する対策室で関係省庁が情報収集を進め、山梨県で静養中の安倍総理大臣に逐次報告を行っているとし、「アメリカおよび韓国とも緊密に連携をとってきており、情報の収集と分析に全力を尽くしている」と述べました。 また、安倍総理大臣が前提条件を付けずにキム委員長との日朝首脳会談の実現を目指す考えを示していることについて「条件を付けずに向き合う立場に変わりはない」と述べました。
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