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黒海でNATOが軍事演習、それに合わせてロシアも演習を実施
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2019.04.14 櫻井ジャーナル
NATOの軍事演習「海の盾2019」が4月5日から12日にかけて黒海で行われた。ルーマニアをはじめとするNATO加盟国の20隻以上の艦船が参加、NATOに加盟していないウクライナやジョージアも演習に加わったという。それに対抗してロシア軍の黒海艦隊も演習を実施したようだ。 ロシアに対するNATO/アメリカの挑発、あるいは恫喝だと見る人もいるが、4月21日に予定されているウクライナ大統領選挙の決選投票を意識し、軍事的な緊張を高めるための演習だと推測する人もいる。NATOの演習が黒海周辺を不安定化させる要因になることは確かだ。 ウクライナの決選投票に残ったのは現職のペトロ・ポロシェンコとコメディアンのボロディミル・ゼレンスキー。このコメディアンの番組を放送しているテレビ局のオーナーがイゴール・コロモイスキーだということから、ポロシェンコはゼレンスキーをコロモイスキーの操り人形だと批判してきた。 コロモイスキーは3カ国、つまりウクライナ、イスラエル、キプロスの国籍を持つ富豪で、ビジネスの拠点はスイス。2014年5月2日、キエフのクーデター政権はネオ・ナチのグループを使い、黒海に面した港湾都市のオデッサで住民を虐殺したが、この虐殺にコロモイスキーは関与したと言われている。 この虐殺は4月12日にジョン・ブレナンCIA長官がキエフを極秘訪問したところから始まると考えられている。その2日後にクーデター政権の大統領代行がウクライナ全域の制圧作戦を承認、4月22日にはジョー・バイデン米副大統領がキエフを訪問する。 それにタイミングを合わせるようにしてオデッサに対する工作が話し合われているのだが、この会議には大統領代行のほか内相代行、SBU(治安機関)長官代行、ネオ・ナチの指導者であるアンドレイ・パルビー、そしてオブザーバーとしてコロモイスキーも参加していた。当時、コロモイスキーはドニエプロペトロフスクの知事に就任している。 決選投票で勝つ可能性が高いゼレンスキーにはこうした背景のあるのだが、どのような考え方の持ち主で、どのような政策を実行するかは不透明だが、現在のウクライナ情勢を考えると平和とは逆の方向へ向かいそうだ。 |
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