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シリアで敗北しつつある米国はイラクにいるイスラエルの傀儡と接触
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201901120000/
2019.01.12 櫻井ジャーナル
アメリカのマイク・ポンペオ国務長官は1月9日に突如イラクを訪問し、クルド人自治区のアルビールでマスード・バルザニと会った。アルビールとバグダッドの中間に位置し、重要な油田があるキルクークの近くには相当数のアメリカ軍が展開しているという。そうしたアメリカ軍のパトロール部隊にイスラエルの情報部隊が紛れ込んでいるとも言われている。 マスード・バルザニと父のムラー・ムスタファ・バルザニはイラクにおけるクルドの指導者だが、1960年代からイスラエルの傀儡で、ふたりともモサドのエージェントだと言われている。バルザニ親子はイスラエルの手先としてイラクを不安定化させる役割を果たしてきたのだ。 2015年9月30日にシリア政府の要請でロシア軍がシリアでの戦闘に介入、アメリカ主導軍とは違って本当にダーイッシュ(IS、ISIS、ISIL、イスラム国とも表記)やアル・カイダ系諸グループを攻撃、その支配地域を急速に縮小させた。 そこでバルザニの一派はクルドの支配する「満州国」を建国しようと目論む。2017年9月にはこの勢力はクルドの独立を問う住民投票を実施、90パーセント以上の住民が賛成したとされたものの、キルクークが反マスード派クルドとイラク軍によって制圧されてしまい、破綻した。この時点でバルザニ派はクルドをコントロールする力を失っていたわけだ。 アメリカのドナルド・トランプ大統領はシリアから2000名のアメリカ軍地上部隊を撤退させる意向を示し、その意向に従ってジェームズ・マティス国防長官は撤退の命令書に署名したのだが、ネオコンや有力メディア、あるいはリベラルを自称する人々などは撤退に反対している。 トランプ政権内でも反発は強く、マティスは辞任を表明、ポンペオ国務長官、ジョン・ボルトン国家安全保障補佐官、そしてシリア特使のジェームズ・ジェフリーも大統領と対立し、図らずもアメリカの権力構造を露呈させることになった。 現在、アメリカ軍はイラクにおける戦力を増強していると言われている。そうした中、ポンペオはイスラエルの指揮下にあるクルドの指導者に会ったわけだが、この指導者、マスード・バルザニのクルド内での影響力はかつてほど大きくない。 |
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