http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/277.html
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(Japan marks 73 years since Hiroshima atomic bomb: DW English)
https://www.dw.com/en/japan-marks-73-years-since-hiroshima-atomic-bomb/a-44962887
ニュース
日本は広島の原爆から73年目を迎える
日本は米国による広島の原子爆弾投下から73年目を迎えている。厳粛な式典では死者と負傷者が追悼されるとともに核兵器廃絶が呼びかけられた。
月曜日、米国が広島に原爆を投下してから73年目の追悼のために数万の人々が東京から約700キロ(420マイル)西に集まった。年次式典の演説は松井一實市長が「あなたや大切な人々がそこにい」るかのように聞くよう聴衆に求め、1945年8月6日の光景や犠牲者たちの激しい苦痛を描写することから始まった。
月曜日、松井氏は「一部の国々はあからさまに自己中心的な国家主義を宣言しながら核兵器の近代化を進め、冷戦終結とともに緩和した緊張を再燃させている」と、国を特定せずに述べた。
松井氏は核兵器抑止と核の傘について、競合する国々に恐怖を生むことのみにより国際秩序の維持を追求する「本質的に不安定で極めて危険な」アプローチだと述べた。彼は核兵器廃絶のために誠意を持って交渉するよう世界の指導者たちを促した。 「私たち市民社会は朝鮮半島の緊張緩和が平和な対話を通じて進むよう強く望む」と、彼は付け加えた。
米国の広島攻撃により14万を超える人々が最終的に死亡した。その3日後の長崎爆撃では更に7万人の命が奪われた。人間に対する初の核攻撃であるこの爆撃により第二次世界大戦が終結し、核の時代が開かれた。核軍縮政策を追求していたバラク・オバマ氏は2016年にこの場所を訪問した。
世界の指導者たちが軍事力を誇示する中、松井氏(右)は切々と平和を訴えた
『人類が忘れるならば』
月曜日の式典に参加した人々−生存者・安倍晋三首相・80カ国の代表−は午前8時15分に1分間の黙祷を捧げた。73年前のこの時刻、米国は疑うことを知らない人々にその爆発物を投下した。松井氏は指導者たちに原子力兵器のない世界の達成に向けた着実な取り組みを促すとともに、安倍氏に核兵器禁止条約の発効を助けるよう呼びかけた。米軍部隊を国土に受け入れ同国の核の傘の保護下にある日本は、この条約に署名していない。
「人類が歴史を忘れたり直視するのを止めたりしたならば、私たちは再び大変な誤ちを犯すかも知れない」と、松井氏は月曜日の式典で述べた。
6月、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)最高指導者とドナルド・トランプ米大統領のシンガポールでの会談を受け、同国の自発的な非核化を仄めかす声明が発表されてから、その可能性について楽観的な見方が広がる中で今回の記念日を迎えた。
安倍氏は、核保有国と核非保有国の間で差が広がったと述べつつもその溝を埋めるために更に努力すると約束した。
安倍氏は、世界の指導者たちは協力を得るために「核攻撃の悲劇の現実」を理解しなければならないと述べるとともに、平和主義と非核諸原則を維持するという日本の約束を繰り返し表明した。
mkg/jm (dpa, AP)
この話題についての音声・動画
生存者が広島の恐怖を語る
発表 2018年8月6日
関連テーマ 日本
−参考−
平和宣言【平成30年(2018年)】(広島市)
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(Suptnik日本)
https://jp.sputniknews.com/japan/201808065199684/
広島市長、核抑止は不安定で危険極まりないと主張、自国第一主義の台頭を懸念
© Fotolia / Photojapan
日本
2018年08月06日 21:25(アップデート 2018年08月06日 22:01)
6 日、広島は73回目の原爆の日を迎えた。広島市の松井一実市長は平和宣言の中で、「核抑止や核の傘という考え方は、核兵器の破壊力を誇示し、相手国に恐怖を与えることによって世界の秩序を維持しようとするものであり、極めて不安定で危険極まりないもの」だと訴え、核保有国や、米国の核の傘に頼る日本の姿勢を批判した。また、「世界では自国第一主義が台頭し、核兵器の近代化が進められるなど、各国間に東西冷戦期の緊張関係が再現しかねない」と懸念を示した。
スプートニク日本
広島の被爆者、山本定男さんは昨年7月、国連の核兵器禁止条約採択にあたり、スプートニクとのインタビューで「世界の核大国である米国もロシアも、米国の核の傘の下にある日本も、核兵器禁止条約に参加していません。私たち被爆者にとってこれは本当に悲しいことです。核保有国は率先して核兵器をなくしていこうと声を上げてほしい」と話していた。6日、平和記念式典を終えた安倍首相は記者会見で「アプローチが異なる」として、核兵器禁止条約に参加するつもりがないことを改めて強調した。中日新聞の報道によれば、安倍首相と面会した広島被爆者団体連絡会議の吉岡幸雄事務局長は「私たちの要望に聞く耳を持たず、腹立たしい」と不満を隠さなかったということだ。
© Sputnik / RIA Novosti
広島で被爆した山田玲子さんの体験「思い出すのは辛い、でも伝えたい」
今年2月、トランプ政権のもとで、米国防省は新しい核戦略の指針「核体制の見直し(NPR: Nuclear Posture Review)」を発表した。新核戦略の中では、威力を抑えた核兵器の開発や、通常兵器での攻撃に対しても核での報復を辞さないという方針が打ち出されている。日本政府はこれに対し、「米国と安全保障認識を共有し、NPRを高く評価する」と表明している。
これに対し中国・西南大学イラン研究センター長代理の陳俊華氏は「米国の小型核弾頭の開発は現実的な核使用の敷居を下げることになり、軍拡競争の可能性を高める。『中国の脅威』というフレーズを広めることで、自国の核技術発展を正当化している」と批判している。
関連ニュース
広島原爆の日:原爆を落とした国の「核の傘」で守ってもらう日本の姿勢を悲しむ被爆者[2017.8.6]
識者に聞く、アメリカ新核戦略の功罪:露中との溝、鮮明に[2018.2.6]
タグ 日本
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(Nagasaki remembers atomic bomb victims 73 years on: DW English)
https://www.dw.com/en/nagasaki-remembers-atomic-bomb-victims-73-years-on/a-45012680
アジア
ナガサキは73年前の原爆の犠牲者たちを追悼する
73年前の米国による長崎への核攻撃では、第2次大戦において核兵器が2度目に、そして、最後に使われた。記念式典では国連のアントニオ・グテーレス事務総長が核戦争への恐怖はいまなお存在すると警告した。
木曜日、73年目の記念式典では生存者と要人たちが長崎に落とされた原子爆弾の犠牲者74,000人を追悼した。 1945年に米国の爆撃機がこの日本の港湾都市に「ファットマン」核兵器を落とした正確な瞬間である現地時間11時02分、約5,800人が集まり1分の黙祷を捧げた。
この攻撃は、14万人が死亡した広島の核攻撃(投稿者による和訳)の3日後に行われた。長崎の原爆投下から一週間を経ずして日本は降伏を発表し、これにより第二次世界大戦は正式に終結した。
追悼式典ではアントニオ・グテーレス国連事務総長がスピーチを行い、長崎の爆撃から数十年が経ったが「核戦争の恐怖はいまなお私たちと共にある」と警告した。
「核保有国は兵器の近代化に膨大な額を費やしている」と彼は語った。「2017年には1兆7000億ドル(1兆5000億ユーロ)を上回る額が武器や軍隊に費やされた−これは冷戦終結以来最高の水準だった。」
長崎平和公園の参加者たちへの挨拶で、グテーレス氏は軍縮の努力が「減速しており止まりさえしている」とも述べた。多くの国々が「昨年に核兵器禁止条約を採択したことで苛立ちを行動で示した」と付け加えた。
「長崎を核の荒廃に苦しむ最後の場所となるよう全ての人が責務を果たそう」と彼は語った。
さらに読む:オバマ氏の広島訪問を日本国民はどのように見ているか
10m(33フィート)の平和の像が長崎平和公園の特徴だ
綱渡りの日本
日本は戦時中に核兵器が使われた唯一の国なのに同条約に署名していない。現代の日本は米国の核の傘に守られている。つまり、米国は日本への核攻撃に対応する義務がある。このため日本は核軍縮の問題について微妙な立場に置かれている。
田上富久・長崎市長は日本政府に対し、同条約に署名し「世界を非核化へと導く道義的義務を果たす」よう促した。
安倍晋三・日本首相もこの式典でスピーチを行い、日本政府は核のない世界を最終的に実現するために、核保有国と核非保有国の間の溝を埋めることを目指していると述べた。
さらに読む:オバマ氏の広島訪問に慎重な姿勢の米退役軍人たち
広島と長崎の爆撃により死亡したのは日本人だけでなく、強制的に徴用された少なくとも22,000人の韓国人労働者、捕らえられた米軍軍人12人、オランダ人捕虜7人が死亡した。
dj/rt (AP, dpa)
発表 2018年8月9日
関連テーマ 日本、アントニオ・グテーレス
−参考−
平成30年 長崎平和宣言(長崎原爆資料館)
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(Pars Today)
http://parstoday.com/ja/news/japan-i47050
長崎原爆の日の式典に国連事務総長が出席
長崎で演説するグテーレス事務総長
9日木曜、長崎原爆の日の式典が開催され、これに国連のグテーレス事務総長が出席し、世界各国の指導者に対して、核兵器の廃絶に向けて力強い措置を取るよう求めるスローガンが唱えられました。
AP通信によりますと、国連事務総長が長崎を訪問したのは、これが初めてのことだということです。
グテーレス事務総長は長崎市の平和公園で、出席者に対して、「原爆投下から73年がたった現在でも、核戦争の勃発に対する懸念が存在するが、このような虐殺はこれ以上起きるべきではない」と語りました。
また、核兵器廃絶の進展が遅いことについても懸念を示し、「核兵器保有国は、保有する核兵器を新型化している」としました。
長崎で演説するグテーレス事務総長
さらに、「核兵器廃絶の進展は遅く、しばしば停止もしている。私は長崎ですべての国に対して、核兵器廃絶に取り組み、緊急の問題として目に見える進歩を遂げるよう求める。長崎が核兵器で破壊された世界最後の場所となるよう、我々は約束しなければならない」と述べました。
被爆者により立ち上げられた核兵器廃絶運動は、世界中に広がり、昨年、核兵器禁止条約が成立しました。
日本は唯一の被爆国であるにもかかわらず、核兵器禁止条約を批准していません。これは日本がアメリカの核の傘の下に入っている、同盟国としての難しい立場によるものです。
長崎原爆の日の式典
長崎市の田上市長も、日本政府に対し、朝鮮半島の非核化が実現するよう、特に地域の非核化にむけてよりいっそうの努力を行うことを求めました。
また、「被爆者は北朝鮮の非核化の実現を望んでいる」と述べました。
さらに、日本政府が、北東アジアの非核化に向けたこの機会を実らせるよう、期待感を表明しました。
田上市長は、日本政府に対して、核兵器禁止条約を批准し、世界の非核化に向けた道義的な責任を果たすよう求めました。
また、300以上の地元団体は、日本の核兵器禁止条約の批准を求めているとしました。
長崎原爆の日の式典
2018年08月09日19時56分
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