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7日、環球時報は中国の新たな国産空母をめぐって各国・地域のメディアが憶測をめぐらしていると伝えた。資料写真。
中国4隻目の空母は原子力か、米国のスーパー空母に匹敵し得る―米メディア
http://www.recordchina.co.jp/b598595-s0-c10.html
2018年5月9日(水) 23時20分
2018年5月7日、環球時報は中国の新たな国産空母をめぐって各国・地域のメディアが憶測をめぐらしていると伝えた。
中国のインターネット上で4月23日、大連に停泊していた国産空母を複数の小型船がえい航するものとみられる動画が掲載された。記事は「その後、国産空母は何か動きがあるたびに、各方面から熱視線を浴びている」とした。
ロシアの軍事専門家ヴァシーリー・カシン氏はロシアメディア・スプートニクに対して「中国の新型空母は『遼寧』と構造上かなり似ている。建造のうえで大きな技術的難題に直面することはなく、比較的短い時間で完成するだろう。中国の空母群はアジア太平洋地域のパワーバランスを大きく変えることになる。他国への攻撃ではなく、本国の周辺海域の防衛に用いられ、まずは原子力潜水艦がある場所の護衛をすることになるだろう」と語っている。
台湾紙・旺報は、すでに外部の武器、センサー、救命設備などの取り付けが完了したと伝えている。レーダーアンテナや艦対空ミサイル、対潜ロケット砲、近接防御火器システム、多連装ロケットランチャーなど、戦力面で「遼寧」より大きく高まっており、「真の意味で、完全なる戦闘力を持つ中国初の空母だ」と評した。
一方で、米誌ナショナル・インタレストは5日、「一部報道から見ると、中国は4つめの空母に原子力動力を採用するかもしれない。排水量は11万トンで、米国のスーパー空母に匹敵し得る。具体的なスペックは分かっていないが、航行時速30ノットで70機の艦載機を搭載可能、米国のニミッツ級やフォード級に似たスペックになるだろう。中国は間違いなく、より有効で、強い空母を建造することができるはずだ」と論じている。(翻訳・編集/川尻)
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