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毎日新聞社が行った「平成に起きた出来事で特に印象に残ったもの」の上位10位の内、自然災害が3つ(東日本大震災、阪神大震災、御嶽山噴火)、テロなどが2つ(米国同時多発テロ、地下鉄サリン事件)、連続殺人事件が3つと、まさに平成は「災」の時代であった。
希望がかすかに持てたのが2度の政権交代だったが、どれも短命政権に終わり、その後の政局を混乱させてしまった。
現在、野党が弱いために安倍政権は、移民法(入管難民法改正)や水道民営化法(改正水道法)を強行に通した。ブラック企業にとっての搾取すべき労働者不足を「人手不足」という名でもって平然と嘘をつく。こういった国民を欺き、国民生活を貧困にしてきたのが、平成時代の政治の特徴だ。外国人労働者は、かつての豊かな国・日本に対して幻想を抱いてはいない。日本が貧しい国であることを見抜いているのは皮肉だ。
そもそも、安倍政権がこれだけ国民をなめているのは、2017年の衆議院選挙で、普通に野党共闘をすれば勝てたものを、希望の党というまやかしに引っかかり、野党が大敗したことに起因する。今野党は分裂しており、来年の参議院選挙では、比例票が分裂するのは明らかである。
袂を分かった立憲民主党と国民民主党が合同することは難しい。しかし、国民民主党が小沢一郎率いる自由党に合流し、社民党が立憲民主党と合併するなど、再編できるところは再編すべきである。来年の参議院選挙までは時間がない。大ベテランで政権交代の実績のある政局を知り尽くした小沢一郎議員の知恵をかりて、自民党を敗北させ、政権交代の道を作るべきだ。
来年は改元される。新しい年号の発表を新天皇の即位時と主張しているのは自民党の保守派である。現在の憲法は、国民主権であり、戦前とは違う。国民の平和の上に天皇が成り立っているのであり、このことは皇族自身が最も理解されている。それが平成天皇の自らの発意による退位であり、秋篠宮殿下の大嘗祭の巨額の費用の公費負担批判である。国民の生活が安寧であってこそ、天皇は尊敬される。権威主義は戦前の反省から最早通用しない。国民の生活を第一に考えるのなら、新しい年号の発表は早ければ早いほど良いに決まっている。何のために平成天皇が退位を予め発表したのかを自民党保守派は分かっていない。自民党の保守派の思考は日本を滅ぼした戦前における大日本帝国の軍人たちと同じである。保守派と主張しながら最も天皇の意に反した連中である。
来年の新時代は、やはり我々民衆の力によって築かれなければならない。変化を嫌う日本人の悪い習性も、改元と共に考えを改めて、新しい政治に向けて行動を起こして欲しい。
来年が良い年になることを願っている。
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