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2018年12月25日 「ジャーナリスト同盟」通信
<山陰の神社・出雲大社の隠された謎>
安倍・日本会議の自公内閣は、遂に空母「出雲」を誕生させる方針を閣議決定、大陸と半島に予想外の衝撃を与えている。歴史は繰り返すのだろうか。それにしても、何ゆえの「出雲」なのか。神話のような縁起をかついだ命名なのか。素人ながら、気になって仕方ない。東の靖国・関西の伊勢・山陰の出雲が、戦前の国家神道の柱だった。とりわけ、大陸と半島に接近する出雲大社の秘密、そこから命名した空母建造に、野蛮で野心的なものを感じる隣国の人々の恐怖を直感してしまう。
<縁結び=力づくだとレイプ・強姦・侵略の大罪>
縁あって出雲大社を数回見物したことがある。一度は地元の専門家の案内をうけて、意外な説明を受けた。そのことが、空母「出雲」の秘密に迫る理由である。
靖国神社は、中に入ったことがないが、鳥居の前を横切ったことがある。近くの料亭で、中曽根懇談も行われた。伊勢神宮も、中曽根首相参拝に同行したが、全く印象に残っていない。時事通信の内外情勢調査会の講師をしていた関係で、近くで講演会をした折、事務局員が案内してくれたが、特別の思い出も残っていない。
出雲大社は、少し違うのだ。「縁結び」を内外に売り込んで、旅行客を集めているのだが、参拝客が特別多いという感じはしなかった。「縁結び」を単純に理解していたのだが、戦前の戦艦「出雲」や戦後の今回の事態を掛け合わせてみると、意外な側面が見えて、かなり物騒である。
両性の合意が、結婚の条件であるが、世の中には強引な「縁結び」もある。別の言い方をすると、レイプ・強姦である。重大な犯罪だ。これを国同士に当てはめると、侵略に相当しよう。
神話の世界であればまだしも、これが軍国主義の下で作動すると、これは危険でこわい。靖国を国際社会は、戦争神社と呼んでいるが、出雲もまた戦争神社であろう。
それというのも、ある時、目の前の宮司に「戦争中の役割は」と問いかけると、即座に「戦意高揚に尽くした」と答えた。そこに反省の色はなかった。かなりの若者を戦場に送りだしたのだろう。
そこに、死者を葬る施設はなかった。冷たい宗教施設という感じを抱いたものである。もしも、そうだとすると、そうして犬死した無数の若者たちの怨霊が、出雲の上空を渦巻いていることになるのだろうか。
戦前の国家神道を象徴するかのように、周囲にはたくさんの神社が軒をそろえていた。その管理経費も大変だろうと考えこんだものである。
<半島・大陸を向く大鳥居に秘密>
専門家の説明に、その時は聞き流しただけであったが、今はそのワケがはっきりしてきた。大鳥居の方角のことである。「半島と大陸に向かっている」というのだ。
なぜか。そのことと、戦前の戦艦「出雲」とこれからの空母「出雲」を掛け合わせると、一つの回答を導き出すことが出来るだろう。小学生でも正解を回答できるのではないだろうか。
「半島と大陸に向いている出雲大社と戦艦と空母から、平和という回答は無理であろう。その反対である」ということが分かる。
出雲大社の縁結びは、個人だと強姦あり、国レベルだと、侵略ありということか。もしも、の見方を否定したいのでれば、戦艦や空母の名前ではなく、病院船や客船が正解であろう。
<大しめ縄飾りの秘密>
巨大なしめ縄も、気になった一つであるが、専門家の説明では、それは蛇の交尾のサマというのである。
島根県で出会った女性は、蛇の交尾を目撃したと語っていた。恐らく多くの人は想像さえできないだろうが、多分、しめ縄がそれを可能にしてくれる。
縁結び=大鳥居の方角=しめ縄=侵略・植民地支配へといざなうものか。立場を変えると、なんとも恐ろしいことである。朝鮮半島の歴史・文化・言語・宗教など、粉々にした植民地支配の過去を、くっきりと蘇らせてくれるだろう。
半島や大陸の研究者の感想を聞いてみたいものだ。「蛇(邪)の道はへび」というが、これは美しい日本とはいえない。
<上海事変で大活躍した戦艦「出雲」>
上海事変で大活躍した戦艦が「出雲」であることを、ネット資料で確認できた。そこでは不沈艦そのものだった。
もう10年前になるだろうか。上海の日本料理店「出雲」が閉店に追い込まれた。歴史を学んだ上海市民が怒り出したせいだろう。出店した島根県出雲市の料理店は、歴史を知らなかったらしい。上海では、出雲は禁句なのだ。
ともあれ明治の日本が、富国強兵の先陣を切ったのが、この「出雲」だった。日露戦争や第一次大戦でも活躍、沈没したのは敗戦直前だった。まさに出雲大社の命名に恥じない戦果だったのだろう。
大英帝国の造船所で建造された戦艦だった。戦艦「大和」は出撃した途端に撃沈の憂き目に遭遇していることを考え合わせた時に、「出雲」にはカミカゼが吹くと、今も存在するらしい「神の国」の軍人に信じられたようだ。
近代人にとって漫画そのものなのだが、存外、武器弾薬に拘泥する「神棚」に手を合わせる輩の本心かもしれない。
<狂気の不沈空母「出雲」誕生へ>
歴史の教訓を学んでいない輩は、安倍晋三ばかりではない。自民党や公明党の毒饅頭組ばかりではない。自衛隊の中にも潜んでいる。
そうして、難なく護衛艦「出雲」は、かねてより企んでいた攻撃空母への大変身をすると閣議決定したものだ。艦載機はヘリコプターから、最新鋭ステルス戦闘機F35Bである。F35Bの垂直離着陸が出来るように改修すれば、それですべて完了である。果たして不沈空母なのか?
第二次世界大戦当時は、多くの艦船は空爆で撃沈されたが、おそらく現在でも精度100%のミサイルの直撃に耐えることは出来ないだろう。それでも?武器弾薬財閥に血税という名の莫大な利益をもたらす、それで十分なのだ。
<国民生活が真っ先に沈没する日本へ>
かくして戦争神社の復活のお蔭で、国民生活は破たんさせられていく。
ハロルド・スヌー博士の予想通りに展開する日本だと、すなわち戦後の民主勢力が、戦前の国家主義勢力に、憲法が保障する民主主義が破壊される事態になると、
この国は危うい。今その岐路に立たされている。
財政が破たんしている現状での大軍拡によって、福祉制度が壊れていくと、国民生活はますます混迷・混乱をきたすことになる。日本沈没は言葉の世界に終わらない。
逆転の機会は、来年の参院選挙だが、野党間の不可解な駆け引きが、国民唯一の夢を打ち砕こうとしている。アジア諸国民と連携する護憲リベラルの大同団結が、とことん問われている。恥を知れ、である。
2018年12月25日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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