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政治家の不誠実な答弁を放置する、日本の「ジャーナリズム」の病理
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2018.12.24 菅野完 ハーバー・ビジネス・オンライン
写真/時事通信社
記者の質問を無視するアホ。それを追及せぬアホ
我が家の子供は、いまごろになって、いろんな物陰から顔を出しては「ひょっこりはん!」と叫ぶ遊びに興じている。そのたびに、「それ、ちょっと古いから……」と指摘するのだが、意に介さない。
これは親である私のせいだ。
我が家では私が仕事のためにエアチェックする時以外、地上波テレビをほとんどつけない。その代わり、子供たちはCSの時代劇専門チャンネルを観たり、古い松竹新喜劇のDVDを私のDVDラックから取り出して観たりしている。彼らが「最近のお笑い」を仕入れるのは、私がたまに閲覧を許すYouTube。そのため彼らの「最新のお笑い」は常に世間から一歩遅れたものになってしまうのだ。これでは少し子供がかわいそうだと、私が原稿を書いていない時など、好きにテレビを観ていいと水を向けるのだが、それより時代劇や落語や新喜劇のほうが面白いらしく、たまに観るYouTubeで満足している。
その子供たちが久々に「最新のネタ」に飛びついた。ここ数日は、何を呼びかけても、どう喋りかけても「次の質問、どうぞ」を繰り返している。今夜何食べる?と聞いても「次の質問、どうぞ」。宿題終わったの? と聞いても「次の質問、どうぞ」だ。
河野太郎外務大臣が外務省の記者会見で、記者からの質問に、「次の質問、どうぞ」を繰り返し、回答を拒否したあのシーンを子供たちがネットのニュースで観たらしい。子供たちがネタとして受け止めるほど、河野大臣の「次の質問、どうぞ」は幼稚で滑稽なものなのだろう。
小賢しさを発揮すれば、河野大臣のあの発言を擁護することはいくらでも可能だ。
「外交交渉の最中にその交渉についての質問に答えられるはずがないではないか」「従前から北方領土問題については、日露間の機微に慮って回答を差し控えてきたのだから質問するほうが悪い」などなど、今思いつくだけでもいくらでもひねり出すことができる。
しかしである。「その質問は、外交上の機密に立ち入る必要があるため、回答は差し控えたい」など回答のしようはいくらでもある。にもかかわらず、外務省の省務の一環として開かれる定例記者会見で、記者の質問を「無視する」とは、原理原則からいえば「市民の知る権利」に対する重大な挑戦であり蹂躙であるそしりは免れない。
現場記者の不甲斐なさ
だが、何よりふがいないのは、その場で「ふざけるな!」と机を蹴り上げなかった現場の記者たちだ。記者として「知る権利」の代執行を行う立場にありながら、驕った大臣を叱ることさえできない。ペンを持つ資格などないとさえ言えるだろう。実に情けない。
この分では、記者のふがいない振る舞いが、小学生の子供たちに「お笑いのネタ」として消費される日も近いに違いない。
<取材・文/菅野完> すがのたもつ●本サイトの連載、「草の根保守の蠢動」をまとめた新書『日本会議の研究』(扶桑社新書)は第一回大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞読者賞に選ばれるなど世間を揺るがせた。現在、週刊SPA!にて巻頭コラム「なんでこんなにアホなのか?」好評連載中。また、メルマガ「菅野完リポート」や月刊誌「ゲゼルシャフト」(https://sugano.shop)も注目されている
【#河野外務大臣 記者会見】
— おとん (@sasuga_1019) 2018年12月11日
記者A「日露交渉について...」
⇨コップの水を飲む
河野大臣「次の質問をどうぞ」
⇨コップの水を飲む
記者B「日露交渉について...」
河野大臣「次の質問をどうぞ」
⇨コップの水を飲むww
記者C「何で次の質問をどうぞ...言うんですか」
河野大臣「次の質問をどうぞ」🤣www pic.twitter.com/6B8LEmv5Dg
#Nスタ
— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2018年12月12日
“「次の質問どうぞ」繰り返す”
ポスト安倍の一人とも目されている、河野外相。
自民党内からも…
『こんな受け答えで総理大臣になれるわけがない』
まぁ、いまの総理も大して違わないけどな😓
日韓電話会談についての会見から「日程の都合」と逃げたのも、首相のマネしてるんじゃ❓ pic.twitter.com/nQlYJLXQEd
記者の質問に「次の質問どうぞ」しか言わない河野太郎。国民なめてるこの男、いったいどこの国の外務大臣なんだ? pic.twitter.com/ULbLgTDM58
— PassyKis (@passykis) 2018年12月11日
河野外相の「次の質問どうぞ」4連発は、ごはん論法にも値しない。記者の後ろにいる国民を舐めきった傲慢な態度だ。「北方四島は日本固有の領土だ」と言わせようってんじゃない。日露交渉はどうなってるかが知りたいだけなんだ。何も喋らないのは、安倍さんが大きなポカでもやらかしたんじゃないのか?
— 立川談四楼 (@Dgoutokuji) 2018年12月12日
どうする? 安倍。河野。ロシア副首相が暴露してしまったぞ。首脳会談では一切領土問題は議論していないと。安倍はプーチンと23回も会って一体何を話していたんだ? ロシア外相は「ロシア領と認める事が議論の前提」と言っている。「次の質問どうぞ」ではもう済まないんだよ。 https://t.co/n6B2mUSlVP
— 佐藤 章 (@bSM2TC2coIKWrlM) 2018年12月12日
なるほど、河野ダダこね外相「次の質問どうぞ」には、こんな背景が😩
— 盛田隆二 (@product1954) 2018年12月13日
ロシア副首相、日ロ首脳会談「島の引き渡し一切議論してない」 https://t.co/8DqPRpbSvB
まあ、確かに私も記者クラブメディアは市民の声を代弁しているとは思っていませんよ。だって、河野外相の「次の質問どうぞ」に「きちんと答えろ」とも言わないし、また麻生副総理の暴言にも「公文書改竄の責任も取らないで、態度だけは一人前だな」とも言わず、そのまま受け流して終わりですから。
— 異邦人 (@Beriozka1917) 2018年12月13日
【謝罪】河野外相、「次の質問どうぞ」連発をブログで「反省」https://t.co/CiVHXYYxi7
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2018年12月15日
日ロ関係の質問を無視した記者会見の態度について「質問には答えられないという意味だった」「しっかりと改めます」と謝罪した。 pic.twitter.com/Q06ggkQ6lB
こんな言動って、あなたの人間性が現れていますよ? ⇒ 「その質問には答えられません」という意味で『次の質問をどうぞ』と言ったとのこと。
— 💯🎄天才夢来山@来夢ちゃん ⛄ (@mukuyamarai) 2018年12月15日
河野外相、「次の質問どうぞ」をお詫び 「せめていつものように『お答えは差し控えます』と答えるべきでした」https://t.co/UzLHtOuFuJ
河野外相の「次の質問どうぞ」の傲慢に各紙社説で批判集中。
— 志位和夫 (@shiikazuo) 2018年12月13日
「質問無視はひどすぎる」(朝日)
「『次の質問』という傲慢さ」(毎日)
「日本の立場を捨てたのか」(産経)
交渉内容の細部は語れないこともあろう。しかし、どういう立場で交渉に臨むのかを語れない理由はない。この態度は許されない。
いや、答えろよ。この程度の質問も答えられないのがおかしい。ロシアに一方的に仕掛けられているだけでは、交渉前に全部むしり取られるだけ。
— 中野晃一 Koichi Nakano (@knakano1970) 2018年12月15日
河野外相、「次の質問どうぞ」をお詫び 「せめていつものように『お答えは差し控えます』と答えるべきでした」(J-CASTニュース) https://t.co/qoU9FmHjOH
そういう問題ではない。
— 日本共産党 (@jcp_cc) 2018年12月15日
河野外相、「次の質問どうぞ」をお詫び 「せめていつものように『お答えは差し控えます』と答えるべきでした」(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース https://t.co/EZNumnB0CY @YahooNewsTopics
河野太郎「私と記者の皆さんの間には意思の疎通ができていたので、私が「次の方どうぞ」と言った意味も記者の皆さんは理解していた。しかし事情を知らない一般の人たちがユーチューブや動画などで会見の様子を見て、私が質問を無視していると思い込んだ」‥‥って、こいつ、これ本気で言ってんのか?
— きっこ (@kikko_no_blog) 2018年12月18日
政治家の不誠実な答弁を放置する、日本の「ジャーナリズム」の病理 https://t.co/5iHFrvq4KW 《何よりふがいないのは、その場で「ふざけるな!」と机を蹴り上げなかった現場の記者たちだ。記者として「知る権利」の代執行を行う立場にありながら、驕った大臣を叱ることさえできない》
— 紫苑(Mariko Sakurai) (@purple_aster) 2018年12月24日
”記者として「知る権利」の代執行を行う立場にありながら、驕った大臣を叱ることさえできない。ペンを持つ資格などないとさえ言えるだろう。実に情けない。”
— シン(・∀・)デレラ (@noche_y_calima) 2018年12月24日
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政治家の不誠実な答弁を放置する、日本の「ジャーナリズム」の病理 写真/時事通信社記者の質問を無視するアホ。それを追及せぬアホ
— MP@相互フォロー100% (@morepresss) 2018年12月24日
我が家の子供は、いまごろになって #芸能ニュース #相互フォロー https://t.co/5A7KQXVgwl
政治家の不誠実な答弁を放置する、日本の「ジャーナリズム」の病理
— 利根川一男 (@firsttonegawa) 2018年12月24日
まあ、政治家人材の不足は深刻でしょう?河野外務大臣って誰が見ても無能でしょう?
「記者として「知る権利」の代執行を行う立場にありながら、驕った大臣を叱ることさえできない」
— さけよさけ (@KOiGRgEFSY5NFcn) 2018年12月24日
叱られた事のない「優秀」な記者さんばかりになったのだろう。
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— ふぅ〜 (@hoho_desu) 2018年12月24日
「勝手な不誠実」で会見に関係ない質問繰り返した成果じゃん。
なにがけしからんだよ。ふざけんな。#マスゴミ
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— 田善信 (@takadayoshinobu) 2018年12月24日
外務大臣やマスコミがこれでは、チコちゃんだけでなく小学生にも馬鹿にされる!!!
マスコミがダメだと政治家も育たない。説明力のない政治家には退場してもらわないと。まともに議論できる政治家も埋もれたままになる。https://t.co/J9tNfjdOdN
— かれき (@i_saijuken) 2018年12月24日
愚かすぎる‼反論しない間抜け記者。おちょくられても、無言でも
— 創価せんべいまずそう (@2tsg9Os6FW3G138) 2018年12月24日
聞き返すのが仕事。💢を持てよ。https://t.co/juQE0aKE4y
河野太郎って反原発や色々自民党執行部に物申すって感じだったのに、権力側に入るといきなり権力の犬になっちゃうってホント興味深い。人間としては一番クズな部類やわ。
— takacello (@takacello) 2018年12月24日
マジ【国民の歯ぎしり】っすよ。
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今年作成動画を振り返る第8位!
— 尾張おっぺけぺー (@toubennbenn) 2018年12月20日
「河野太郎壊れる」
この頃は彼の「繰り返し再生モード」は隠れた機能といった感じでしたが、その後「次の質問どうぞ」4連発で広く知られる機能に。
ちなみに私はこの動画で河野さんにブロックされてしまいました。やることが小さいなー。pic.twitter.com/4ejbyFX8Lx
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