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2018年12月20日 「ジャーナリスト同盟」通信
<アジアに災害もたらす27兆円超軍拡の閣議決定>
「アジアに乱」「日本は自滅」の27兆円の超軍拡5年計画を、2018年12月18日に日本政府は、議論もなく閣議決定した。確実にアジアに波乱を巻き起こす元凶となる。断言したい。戦前、上海攻撃にも出動した、出雲大社を象徴するカミカゼ戦艦「出雲」の後継は、攻撃型空母「出雲」となって、中国軍と対峙するだろう。艦載機は、最新鋭のステルス戦闘機F35B、加えて地上型の攻撃ミサイル・イージスアショア導入も、である。これだけで10兆円規模だ。すぐさま北京政府は反発した。
<世界に約束した9条非戦を完全放棄した自民党と公明党>
世界に50兆円もの血税をばらまいいての中国敵視政策を、ここにきて軌道修正させた安倍・自公内閣の、心臓部に変化はない。中国を見くびるような日本の軍国主義は、既に完結している。
韓国系米人日本研究者のハロルド・スヌー博士は、中韓のいい加減すぎる日本研究をあざけるかのように、とうの昔に「日本軍国主義が復活した」と鋭い分析をしている。アジア侵略の核心は、財閥と天皇神格化の国家神道であるが、これらが戦後30年後に復活したと、詳細な分析をしている。
靖国を軸とする国家神道と財閥が、日本軍国主義の両輪なのだ。この真実に蓋をかけてきた日本と隣国の研究者は、もはや覚醒するしかない。その象徴が、今の日本会議と創価学会が擁立した安倍・自公の改憲内閣なのだ。既に、衣の下の鎧を公然と見せつけている。盲目でない限り、誰でも確認できるだろう。
これに抵抗しているのが天皇家というのも、歴史の皮肉なのか。肝心の新聞もテレビも抵抗力を喪失してしまっている。特に朝日新聞の凋落が著しい。野党の姿が見えない理由でもあろう。
隣国も経済・金に集中して、要の重要さを忘却してしまっている。
<泉下で泣いている平和軍縮派の巨頭・宇都宮徳馬>
恩師・宇都宮徳馬が泣いている。平和軍縮派の巨頭が泉下で泣いている。
沖縄の今の様子は、攻撃不沈空母「出雲」そのものであろう。沖縄を巨大な空母にするワシントンと東京の野望に、アジア諸国や日本国民はしっかりと認識、そこから平和軍縮の国民運動を起こす現在でなければ、歴史の教訓w学んでいるとは言い難い。
「昭和の妖怪」と「平成の妖怪」に屈していいのか。主権者は真剣・深刻に考えなければなるまい。これは日本国憲法の要請なのだ。
<公明党大罪!3分の2議席で強行、極右日本会議はウハウハ>
一部の国民は、東芝・三菱・日立の原発御三家の野望が敗北したことに安堵しているが、ならば27兆円の攻撃型空母「出雲」と艦載機F35B、そしてイージス・アショア導入をなんと捉えるのか。
財閥と国家神道の連合体・日本会議はウハウハであろう。
公明党創価学会の国民的裏切りによる3分の2議席が、軍国主義を完結させている現実に盲目でいいのか。池田大作を亡きものにした太田ショウコウ・山口那津男らの大罪を、断じて容認してはならない。
インターネット掲示板には、興味深い情報も少なくないが、枝葉末節・本末転倒の類が多い。第一、堂々と名乗りを上げての情報提供が、きわめて少ない。ためにするものばかりだ。これでは世論を動かすことは出来ない。
<北京は改革開放40周年記念大会>
12・18の北京はどうだったか。12月19日に未明から夜の7時まで義母の介護に汗を流した、そのおかげで、北京に来てまだ見ていないテレビ、特にCCTVの国際ニュースを久しぶりに拝見、繰り返して報道される12・18改革開放40周年の記念大会の報道に少しばかり興奮してしまった。
中国の改革開放政策は78年からである。福田赳夫内閣が日中平和友好条約を締結、当時、実権を握ったケ小平のもとで、改革開放政策が浮上した。これに波長を合わせた大平外交が、見事に点火して、これが現実に大きく開花したものである。
筆者が北京の第一歩を踏んだのは、79年12月の大平訪中に特派員として同行するという幸運に恵まれたことによる。このとき、大平内閣が中国へのODA支援を約束した。ODAは80年から始動、10年後の90年代から、中国経済が爆発することになる。
逆に日本は、90年に中曽根バブルが崩壊、経済大国の地位を滑り落ちたが、ODAは継続して、中国の改革開放政策の起爆剤の役割を見事に果たした。日本唯一の中国への貢献で、このことは日本人の誇りとしていい。
筆者の外交学院の教え子の中には、日本のODAに感動して日本語を選択した、と答えた優秀な人物がいる。彼女は、安倍・自公の敵視政策にもかかわらず、日本への熱い思いに変化はなかった。
<中国支援第一人者の大平後継者がいない、さびしい宏池会>
翻って、政界に目を転じると、大平後継者がいない。秘蔵っ子の加藤紘一は、無念にも青嵐会の森喜朗や中曽根康弘、野中広務、小泉純一郎ら国家主義・靖国派に敗北してしまった。
大平・宏池会は、現在も宏池会として名前は存続しているが、大平・鈴木善幸・宮澤喜一の宏池会は消滅して存在し名存実亡の宏池会である。
さみしい思いをしたのは、数千人の大会参加者の中に、日本人の姿がなかった。今の日本政府は、反中内閣だから当然でもあったが。一人和服姿の夫人を見つけたが、無論、大平夫人は亡くなっていない。
日中友好に尽くした人物は、宇都宮などたくさんいたが、安倍・日本会議の実績によって、すべて消されてしまった。空母「出雲」が今の日中関係を象徴している。
2018年12月20日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
追記
北京入りして20日ほどたったが、最初の一週間は小さな部屋の埃との格闘だった。同時に、義母の介護と親類筋の病気見舞いなどで、バタバタしながら過ごして、東京からの友人メールにも目を向ける余裕がなかった。うれしかったのは、戦場の性暴力によるノーベル平和賞受賞者の発言から、最も悲惨な日本やくざによる性暴力の存在に気付いたことだった。「木更津レイプ殺人事件」がその典型だ。戦後70年、やくざによる性奴隷の悲惨さを、見て見ぬふりをする日本の三権と言論界に、改めて怒りと深刻な懸念を抱いてしまった。
やくざを撲滅、女性の人権を確立する日本にしなければ、日本の政治の近代化ははるか彼方である。この重大事に、未だ誰も気づかない日本民族に無念の思いでもある。強姦魔はTBS山口強姦魔に限らない。やくざ強姦魔を真似する文化人・言論人ばかりの日本なのだ。
昨日は、まだ夜の明けていない真っ暗闇の6時前に出かけて、中距離バスに乗ったのだが、利用者で車内ははち切れそうに膨らんでいた。しかも、この時間帯に都心に向かう道路は、車で渋滞気味。都心近くの十字路では大渋滞。この国のエネルギーに圧倒されてしまった。
夜7時台の道路も大渋滞だ。幸い座席に座ることが出来たが、狭い部屋の便所に飛び込むと、黄色の小便だ。過労気味は今朝も続いている。今日から少し余裕が出てくるかもしれない。
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