http://www.asyura2.com/18/senkyo255/msg/256.html
Tweet |
「明治維新以来、最低」と言われる国会審議の知的衰弱ぶり 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/244059
2018/12/20 日刊ゲンダイ
真面目な議論をバカにして、その場限りの言い逃れや先送り(C)日刊ゲンダイ
10日に閉幕した秋の臨時国会について、元自民党参院幹事長の脇雅史が「明治維新以来、最低の国会だ」と言っている、その言い方が面白い(サンデー毎日12月23日号)。「政治家が自分の言葉に責任を持たなくなり、言論の府が成り立っていない」というのがその理由。今年はくしくも明治維新から150年で、明治23年の第1回議会から数えても128年目に当たるが、ここに至って「明治維新以来、最低」と言われてしまうのは、「人間、100年も経てば少しは利口になるだろう」という素朴な進歩史観が打ち砕かれるような由々しき事態である。
佐伯啓思京大名誉教授の区分法によれば、明治150年は「73+4+73」だという。伊藤博文、山縣有朋、桂太郎ら長州出身者主導の藩閥政治がやがて国権主義、対外侵略主義へと暴走した揚げ句に、73年目にして太平洋戦争に転がり込んで4年間の地獄を見た。戦後、もう一度やり直しで走ってきて、73年目の今年、長州の不出来な末裔の安倍晋三を頂いたこの国が再び破滅に突き進もうとしていて、その象徴が先の国会審議の知的衰弱ぶりなのである。
各社の世論調査で、軒並み内閣支持率が下落しているのも、個々の案件それぞれへの賛否というよりも、そのどれにも共通する、真面目な議論をばかにして、その場限りの言い逃れや先送りばかりを繰り返す安倍政治のおぞましさに対する、何やら底深い不快感、違和感が広がっているからではないか。
例えば、共同通信の調査では、外国人労働者の受け入れそのものには56.6%が賛成なのに、先の国会での法案処理を評価しない人が65.8%もいる。改憲については、共同通信では安倍の言う「2020年施行」反対52.8%、賛成37.6%。毎日新聞では「急ぐな」61%、「急げ」22%。読売新聞でさえ「20年施行」に反対47%、賛成36%。バタバタしないでじっくり議論をしたらいいじゃないかというのが世論の大勢であることが分かる。
日経新聞が首相に期待する政策を複数回答させたところ、社会保障(46%)、景気回復(40%)、教育充実(30%)、財政再建(28%)、外交・安保(26%)、政治・行政改革(16%)に対し、最下位が憲法改正(10%)である。国民のほとんどが関心がない改憲を最優先テーマにしている安倍政治の矛盾が、来年爆発する。
高野孟
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。
73年目の今年、長州の不出来な末裔の安倍晋三を頂いたこの国が再び破滅に突き進もうとしていて、その象徴が先の国会審議の知的衰弱ぶりなのである。
— 波田 映 (@eihata) 2018年12月20日
「明治維新以来、最低」と言われる国会審議の知的衰弱ぶり https://t.co/RQs779B78o #日刊ゲンダイDIGITAL
「政治家が自分の言葉に責任を持たなくなり、言論の府が成り立っていない」。。。
— 平本オズワルド (@osvaldohiramoto) 2018年12月19日
「明治維新以来、最低」と言われる国会審議の知的衰弱ぶり https://t.co/VFgohTr2HP #日刊ゲンダイDIGITAL
「政治家が自分の言葉に責任を持たなくなり、言論の府が成り立っていない」 https://t.co/x6m5ybqjh4
— ひきだともひろ(疋田朋広) (@_hikida) 2018年12月20日
安倍政権周辺の連中は、国会を低レベルなモノにすることでわ故意に国会の権威を失墜させ、立法(国会)を行政(政府・政権)の下請けのようなものにしようと企んでいるように感じるけどね。 https://t.co/5zHQHE8fWT
— あき (@spiritcreekfish) 2018年12月20日
せごどんが終わったばかりで、この分析には、流石の一言ですね。
— Mktngn (@Mecngn) 2018年12月20日
「明治維新以来、最低」と言われる国会審議の知的衰弱ぶり https://t.co/Far4UJX5s4 #日刊ゲンダイDIGITAL
軒並み内閣支持率が下落しているのも、個々の案件それぞれへの賛否というよりも、そのどれにも共通する、真面目な議論を馬鹿にして、その場限りの言い逃れや先送りばかりを繰り返す安倍政治のおぞましさに対する、何やら底深い不快感、違和感が広がっているから。 https://t.co/qw8GI0qz7p
— VOTUNE【アンチ前原誠司】 (@Votune) 2018年12月20日
明治150年。それは73:4:73に分けられるという。初めの73年は長州出身者主導の藩閥政治から侵略主義に走り、次の4年で世界大戦。次の73年は戦後。長州出身のアベが同じ道を歩んで戦争前夜にある。違うのはアベが米にシッポを振っていることだけのこと。早く引きずり降ろそう。https://t.co/WGh2QKBLXb
— 木津 繁 (@KizuShigeru) 2018年12月20日
特に与党国会議員の劣化具合、ただのクソ人間である安倍に靡くことだけの現状。退化は甚だしい。https://t.co/1Qd0sAwWxJ
— aratatv (@aratatv) 2018年12月19日
来年の選挙が審判を下す時。「国民のほとんどが関心がない改憲を最優先テーマにしている安倍政治の矛盾が、来年爆発する。」“「明治維新以来、最低」と言われる国会審議の知的衰弱ぶり” https://t.co/wa1LsNBVC8 #日刊ゲンダイDIGITAL
— Fukui (@mediawatcher21) 2018年12月20日
戦後「73年目の今年、長州の不出来な末裔の安倍晋三を頂いたこの国が再び破滅に突き進もうとしていて、その象徴が先の国会審議の知的衰弱ぶりなのである。」と書く高野孟。その指摘は正しい。https://t.co/8NtEueXer3
— Holms (@Holms6) 2018年12月20日
「明治維新以来、最低」と言われる国会審議の知的衰弱
— KK (@Trapelus) 2018年12月19日
「政治家が自分の言葉に責任を持たなくなり、言論の府が成り立っていない」
国民のほとんどが関心がない改憲を最優先テーマにしている安倍政治の矛盾が、来年爆発する
永田町の裏を読む 高野孟(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/BESuFQlLjl
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK255掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK255掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。